【アシスタントナース有給インターンシップ】帰国後の進路


留学するうえで、不安になるのが帰国後の再就職を含む「進路」ではないでしょうか。
仕事を辞め、今まで築き上げてきた職場での人間関係などをいったんリセットするとなると、見えない未来が不安になるのは当然のことです。

専門職で人手の足りない看護師と言えど、長期で留学した場合にできるブランク(離職期間)は、就労意欲や能力などに対して採用担当に懸念を抱かせます。しかし、看護助手とはいうものの海外の医療や看護の現場で働くことのできるアシスタントナース有給インターンシップの場合、留学での経験が帰国後の進路・キャリアに活きることが多々あります。今回はアシスタントナース有給インターンシップに参加後、さまざまな分野で活躍する人々の姿をご紹介しましょう。

1.国際支援活動の場で活躍!


アシスタントナース有給インターンシップでは、看護助手としてオーストラリアの医療や看護の現場で働くことができます。140ヵ国以上の人々が共存すると言われるオーストラリアのシドニーで働くことで、「異文化の中で働く」ことを体験することができます。

近年、日本にも多くの外国人の労働者を見かけるようになりました。外国人患者を目にすることも増えたと感じている方も多いでしょう。また慢性的な看護師の人で不足を解消するために、国が外国人ナースの採用を積極的に考えるなど、医療や看護の現場にもグローバル化の波を感じざるを得ない状況にあると思います。
しかし、日本はまだまだ「多文化多国籍な国」というにはほど遠い状況です。日本で生活している以上、日本人である私たちが、マイノリティになることはまずあり得ないでしょう。
このようにマジョリティであることに疑問を抱く機会もなく生きてきた私たち日本人にとって、「異文化」のなかで働き、さまざまな文化や習慣、価値観などとぶつかり合い、得た経験は非常に貴重な経験です。

アシスタントナース有給インターンシップでの経験から得た看護の現場での「異文化理解能力」や、英語力などを活かして、国際協力活動、国際支援にチャレンジされる方は多くいらっしゃいます。

事例1:国際協力活動のパシフィックパートナーシップにてフィリピンでの医療支援活動へ参加|反保太一さん


2012年夏、反保さんは、国際協力活動のパシフィックパートナーシップ(パシフィックパートナーシップとは、環太平洋地域の発展途上国、また医療支援が十分に行きとどかない地域を中心に、米軍や日本の自衛隊が主
体となり、医療支援を行う活動)にて、フィリピンでの医療支援活動に参加されました。
パシフィックパートナーシップでは、自衛隊や米軍の自衛官はもちろんのこと、NGOメンバーにおいても、国際支援や国際協力活動面において、経験のある方が多く、アメリカ・イギリス・オーストラリア・オランダなどの世界中の人々が参加、年代層も20代から60代と幅広く、共に業務に取り組む中で、非常に刺激をうけられたそうです。

「帰国してから一年、久しぶりの英語のみの環境に、最初数日は緊張し、言葉も思ったように出てきませんでした。しかし、2~3日経つと徐々に勘も戻り、業務の中での英語での会話も自然とこなせるようになりました。オーストラリアの英語はなまっている…などという方もいますが、僕は、オーストラリアで学んだ英語、出会った様々な人々のおかげで、アメリカやイギリスなど、どんな国人の英語も特に抵抗なく聞き取ることが
でき、非常に助かりました。また、オーストラリアでアシスタントナースとして働いていた時に使用していた体温計と同じものを使用していたため、使用方法がスムーズにわかり、小さなことですが、一つ一つの経験が、今に繋がっている、という感動を覚えました。」

事例2:オーストラリアでの経験を経てケニアでの医療支援活動|山田翔太さん


アフリカでのボランティア支援を行うNGO団体を通じてケニアのボランティア団体とコンタクトを取り支援が必要な病院へ向かいました。ただ、向かった先の病院で医師と看護師がストライキを起こしており、結果働けず…。ケニアのボランティア団体のサポーターを名乗る16歳の少年に協力してもらい、再度医療支援のニーズがある病院を探しました。
マラリアに感染した患者を診る科を中心に、いくつかの科で(産科など)ではたらきました。
マラリア感染患者を診たことはありませんでしたが、検査技師の方に検査の方法を教えてもらったり、治療の方法を聞いたりし、看護にあたりました。産科での経験もありませんでしたし、助産師の資格は持っていませんでしたが、看護師としてできることを事前に勉強し全力で支援にあたりました。災害支援や国際協力活動などでは、「自分は〇〇が専門だから…」なんてことは言っていられないんだろうな…ということを実感した瞬間でした。
イライラしたこともありました。
ケニアの看護師の方々は、日本人の感覚からすると、もう本当にいい加減で…(苦笑)
例えば…マラリア感染患者の治療を行う際に、4回点滴を行います。4時間で500mlの点滴を落とし、4時間置いてさらに500mlの点滴を落とし……というのを繰り返します。結果1日半で退院できます。
しかしケニアでは、なぜか、この500mlの点滴を落とすのに8時間かけます。そしてさらに待ち時間に8時間…。残念ながら血中の菌は死滅していないので、4回分の点滴が終わっていない患者さんの血を吸った蚊が誰かを刺せば、刺された人はまたマラリアに罹ります。
イライラしている私をみて、ケニアの人々は笑います。
「翔太はなんでそんなにイライラしているの?ポレポレ―(スワヒリ語で大丈夫という意味)」と(笑)。
ポレポレじゃない!と思うも、もはや通じません(笑)。国際協力活動に参加するとなればいろんな意味で忍耐力が必要だな…と感じました。

その他にも、JICAや国境なき医師団の活動に参加されている方も多くいらっしゃいます。

2.多彩な職場で活躍!


海外に出ると視野が広がる!という言葉を耳にしたことがあるかと思います。
普通のワーキングホリデーで渡航し、日本食レストランの日本人ばかりの環境でアルバイト生活しつつ1年が終わった…という方の場合、「視野を広げる」というのはなかなか難しいかもしれませんが、アシスタントナース有給インターンシップであれば、ネイティブ環境で働き、海外の就労に対する価値観に触れ、看護師としての働き方にも、広がりを持てる方が多いようです。

アシスタントナース有給インターンシップ・プログラムを通じて医療や看護の現場でも使える英語力を身に付けることができることはもちろん、看護助手なのにも関わらず、日本の正看護師並み(もしくはそれ以上)のお給料をもらいながら、派遣で比較的自由に生活することでるのも、それまでの人生観や働くことに対する価値観を変える大きな理由のようです。

例えば、
・空港内クリニックの看護師や検疫官
・外資系医療コンサルでアナリスト/コンサルタント
・外資系企業で産業看護師
・インターナショナルスクールでの養護教諭
・大学スタッフ(日本赤十字看護大学など国際支援や協力に積極的な大学での留学生支援)
・製薬会社から委託される外部機関(CRO=Contract Research Organization)での臨床開発モニター
・船内看護師(シップナース)
など、ご帰国後、病棟勤務以外の職場で活躍されている方はたくさんいらっしゃいます。

3.オーストラリアでの正看護師資格取得!


オーストラリアで正看護師資格を取得するためには、英語力と学位(看護)が必要です。
アシスタントナース有給インターンシップに参加し、英語力を伸ばし、オーストラリアの看護の現場を体験し、且つ、海外で働くことに対して自信をつけることで、正看護師資格取得に挑戦する方もいらっしゃいます。

事例1:やるからには目標がほしい!と正看護師資格取得にチャレンジ!|濱中 麻理さん


一年で帰国するつもりが…
もともとは一年間で帰国するつもりでした(笑)。ただ、有給看護インターンシップを終えたとき英語力も看護の経験ももっともっと積んでみたいと思ってしまいました。そこで、ビザを切り替え、もう少し英語の勉強をすることにしました。留学を延長する!と決断したとき、せっかく延長するなら「明確な目標」がほしいと考えました。それが、看護師資格取得です。

看護師資格取得
オーストラリアで看護師資格を取得するためには、看護学部の学位と英語力の証明が必要です。すでに学位は
日本で取得していたので、英語の試験対策に注力しました。試験対策を行うため専門的な学校に通い、受験を繰り返すこと三回目、ようやく目標の英語スコアを取得しました。
看護協会への申請には日本で取得した学位や臨床経験などの証明が必要です。看護留学のエキスパートであるワールドアベニューのスタッフさんにもいろいろと手伝っていただきながら、なんとか看護協会へ申請する書類
を作り提出、交渉を重ね、ブリッジプログラムの権利を取得。約3ヵ月ブリッジプログラムと最終看護協会への手続きを経て正式にオーストラリアで正看護師として認められました。

事例2:アシスタントナース有給インターンシップ経由大学編入で看護師資格取得!|繁 嘉代子さん


「一度きりの人生。チャレンジして頑張っていれば結果はついてくる」
嘉代子さんは、セカンドワーキングホリデー制度を利用しての2年間の有給看護インターンシップ中に大学編入用の学費数百万円を貯め、大学へ編入、オーストラリアでの正看護師資格取得を成し遂げました。

「頑張ればできるかも」
頑張ればできるかも」と感じさせてくれたのは、ある英語力レベルチェックテストでした。有給看護インターンシップに参加し看護助手として働き始めたとき、「オーストラリアでの正看護師資格取得に挑戦したい」と考えるようになりました。ただ、高校生時代センター試験で400人中398番目という奇跡的な英語レベルだった私は、英語力への不安がありました。そんなとき、「進学準備コースのレベルチェックテストを受けてみては?」とワールドアベニューのスタッフからアドバイスを受けました。テストの結果、大学進学は意外とすぐそこにあることを知り、思い切って挑戦することに決めました。

4.国際結婚もゾクゾク!


帰国後の進路は、仕事のことだけじゃない!!(笑)
20代後半で留学すると、婚期を逃すのでは??なんて考えている方もいらっしゃるようですが、そんなネガティブな考えこそ、まさに婚期を逃す大きな原因なのかも!?と思わせるほど、多い国際結婚。
旦那様はフランス人や韓国人、イタリア人やドイツ人。留学を通じて人との出会いが広がり、気が付けば家族になっていた…なんてことがかなりの頻度で実現しています。
愛は国境を超える。言葉は世界を狭くする。本当ですね!

5.さいごに。

さて、残念ながら運命の相手には出会えなかった筆者ですが、何を隠そう、私も留学を通じて大きくキャリアチェンジしたうちの一人です。留学したのは大学を卒業してすぐのこと。内定も新卒も蹴っての留学でした。もともと社会福祉関係の勉強をしていた私は、アシスタントナース有給インターンシップほど、稼ぎのある留学ではなかったものの、福祉関係のインターンで留学しました。(残念ながら今はなき留学制度です)

語学学校では一番下のクラスに入り、This is a penから英語の勉強をスタートした私でしたが、帰国後は、ご覧のように留学会社で働いています。海外の大学や高校の情報を英語のまま調べたり、海外出張に行ったり、留学前には考えられない働き方です。

留学という一歩は、あなたの未来を広げてくれます。日本での看護師としてのキャリア×留学で、人生をより豊かにしてみませんか?

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