看護留学 FAQ
ワーキングホリデーなら
日本の看護師は海外でも看護師として働ける?

看護師としてのキャリアやライフスタイルに悩む中、ワーキングホリデーを選択肢のひとつとして考える方は少なくありません。「ワーキングホリデー中に看護師として働いてみたい」「日本での資格や経験を活かしたい」と希望される方も多いでしょう。
ワーキングホリデーは、日本と協定を結んでいる国との間で実施される制度で、若者の国際交流や相互理解の促進を目的としています。制度上、就学・就労・滞在が比較的自由に行える点が特徴ですが、「看護師」という専門職での就労には、高いハードルがあるのが現実です。
本記事では、日本人に人気のワーキングホリデー協定国において、日本の看護師がその国で看護師として働けるのかについて詳しく解説します。必要な条件や手続き、そしてより現実的なアプローチもご紹介します。

ワーキングホリデー制度とは?

ワーキングホリデーは、日本と協定を結ぶ国との間で18歳から30歳を対象に実施される制度です。観光や文化交流を目的とし、原則1年間(国によっては最大3年間)の滞在が可能です。滞在中には一定の条件下で就労や就学も認められています。

日本と協定を結ぶ国は30カ国以上あり、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イギリス、ドイツ、フランスなどが含まれます。海外での生活を体験しながら収入も得られる制度として、多くの若者に支持されています。

ただし、医療や看護といった「国家資格を要する専門職」については、ワーキングホリデーのビザだけで従事するのはかなり困難です。
ワーキングホリデー制度について、より詳しい情報は、ワールドアベニューの総合留学サイトをご参照ください。

海外で日本人が看護師になるための条件

日本の看護師免許は、日本国内でのみ通用する国家資格です。そのため、海外でそのまま看護師として働くことはできません。各国で看護師として働くためには、以下のような条件を満たす必要があります:

・語学力(英語・仏語など)の証明
・学歴・職歴の証明と審査
・知識面の審査(看護師試験の合格)
・技能面の審査
・該当国(または州)の看護協会などによる資格審査 など

これらの要件は国によって異なり、取得までのプロセスや期間も、皆さんの語学力や学歴によって大きく変わります。通常、資格取得までに要する時間は最低でも1年以上、長ければ4年、5年とかかること珍しくなく、相応の費用も必要となります。
これらの諸条件を満たすための就学や審査に伴う滞在期間の全てをワーキングホリデービザのみで対応することは非常に困難なのです。
オーストリアやカナダ、ニュージーランドやイギリスなど、ワーキングホリデーでも人気の渡航国において、看護師資格を取得する方法は、国別正看護師資格制度をご覧ください。

2回目(3回目)のワーキングホリデー制度のある国なら可能性はゼロじゃない?!


ワーキングホリデーの滞在期間は原則1年ですが、オーストラリアやカナダ、イギリスでは例外的に長期滞在が可能です。

オーストラリア カナダ ニュージーランド イギリス
年齢制限 18歳〜30歳 18歳〜30歳 18歳〜30歳 18歳〜30歳
定員(年間) 制限無 6,500(抽選) 無制限 6,000(先着)
申請可能な回数 3回 2回 1回 1回
最長滞在可能期間 3年間 2年間 1年3ヶ月間 2年間
就学制限(年間) 4ヶ月間 6ヶ月間 6ヶ月間
就労制限(年間) 一雇用主のもとで最長6ヶ月間

なお、オーストラリアとカナダは1回目と2回目以降、それぞれのワーキングホリデーの間を開けることができます。例えば、21歳で1回目のビザを使い、25歳で2回目のビザを使う、ということができるのです。カナダのワーキングホリデービザは抽選式のため、取得可否に不確定要素が強いですが、オーストラリアの場合は、2回目のビザ申請に伴う条件を、1年目のワーホリ滞在中に満たしてさえいれば、原則取得することができます(ビザ取得に伴う審査や判断は、あくまで移民局が行います)。
このような国々では、段階的に資格取得や就職活動を行い、最終的に看護師として働ける可能性が見えてきます。以下、具体的な2パターンをご紹介します。

パターン1:ワーキングホリデー期間中に資格取得し看護師として働く

対象国:オーストラリア、イギリス、カナダ
条件:看護学部卒、英語力IELTS6.0以上、日本での臨床経験1年以上

以下はオーストラリアのワーキングホリデー制度を利用した場合の流れです。

各国、看護師資格取得までの流れや条件は若干異なりますが、いずれの国も学士(看護学)をお持ちであれば、海外で改めて学士を取得し直すことは必須ではありません。先のオーストラリアの例のように、ワーキングホリデー1年目で語学や知識の審査をクリアし、2年目で看護協会への登録・就職を目指すことができます。
1年目のワーキングホリデー期間中に、スムーズに看護師資格取得手続きを進められるよう、英語力や必要書類など、どこまで日本で準備しておけるかによって実現の可能性が変わってきます。また、看護協会の審査や登録手続きに要する時間は個々人によって異なるため、「運」の要素も重要です。最後に、各国のワーキングホリデービザの申請要件を満たすことも忘れないようにしましょう。

関連リンク:
オーストラリアの看護師資格取得の流れ
カナダの看護師資格取得の流れ
イギリスの看護師資格取得の流れ
オーストラリア ワーキングホリデー情報
カナダ ワーキングホリデー情報
イギリス ワーキングホリデー(YMS)情報

パターン2:1回目のワーホリ後、別ビザで資格取得→2回目のワーホリで看護師として就労

対象国:オーストラリア、カナダ
条件:学歴・英語力不問、20代前半

以下はオーストラリアのワーキングホリデー制度を利用した場合の流れです。

まず1回目のワーホリで海外生活を体験、その後、学生ビザ等で看護学位を取得し、再度ワーキングホリデーで看護師として働く流れです。
ただし、学位取得後は「卒業ビザ」や「就労ビザ」など別ビザで働く方が現実的な場合もあります。あえて、ワーキングホリデービザを利用する必要があるかどうかは疑問の残るところかもしれません。あえて、ワーキングホリデービザを利用する必要があるかどうかは疑問の残るところかもしれません。「看護師資格取得→ワーキングホリデーで働く」という流れも同様の疑問が浮かぶでしょう。
関連リンク:
オーストラリアの永住ビザ申請に関する基本知識

事例紹介:オーストラリアでワーホリ制度を利用して看護師に!

ワールドアベニューのお客様の中には、実際にワーキングホリデービザを活用し、オーストラリアで看護師になられた方もいらっしゃいます。
体験談をインタビューさせていただいたタイミングでは、知識面のアセスメントであるNCLEX-RNに合格され、実技アセスメントであるOSCEの受験を待っていらっしゃいました。が、その後、無事OSCEも終えられ、看護師資格を取得、2年目のワーキングホリデービザにて、正看護師として働き出されました。コロナ禍での渡航だったこともあり、パンデミックビザと呼ばれる特殊なビザを一時的に利用されていますが、ワーキングホリデービザを活用して資格取得、看護師として就労された珍しい事例です。
※パンデミックビザ(Subclass 408)は、コロナ禍限定の一時的なビザで、2023年10月時点で申請は終了しています。

この方の体験談は、以下よりご覧いたます。

より現実的な留学プランとは?


ワーキングホリデービザのみで正看護師として就労するのは、簡単ではありません。そんな中、より現実的なアプローチとしておすすめなのが、ワールドアベニューの「有給海外看護インターンシップ」プログラムです。このプログラムでは、ワーホリビザを利用してオーストラリアでアシスタントナース(看護助手)として有給で働くことができます。

対象者:日本で正看護師資格・臨床経験1年以上、30歳以下(31歳渡航可)
英語力・学歴:不問

看護インターンシップの流れはこちら
※オンライン英語研修終了後から渡航までは時間があく可能性があります。

事例でご紹介したお客様も、この看護インターンシップ・プログラムにご参加されており、正看護師資格取得に伴う各アセスメントや手続きは、アシスタントナースとして働きながら、行われました。
オーストラリアは時給の高い国として世界的に有名です。そのため、看護助手といえど、平均月収は30〜40万円と高く、過去の参加者のなかには月80万円以上稼いだ!という方もいらっしゃったほどです。

プログラムには、語学研修に加え、オーストラリアでアシスタントナースとして働くために必要な資格取得のコースが組み込まれており、オーストラリアの看護(知識・技術ともに)を英語で学ぶことができます。また、職場は、ナーシングホームやグループホーム、障害者施設やその他介護施設、病院、訪問介護などさまざまで、海外の看護を目の当たりにできる点も非常に魅力です。世界中の人々が集うオーストラリアという国での看護は、患者や利用者、同僚、上司との関係性も日本とは異なり、今ままでの看護観に変化をもたらしてくれるかもしれません。

海外で正看護師として働くことに興味があるのであれば、看護インターンシップをステップ1とし、段階的に必要条件を満たしながら、正看護師を目指してみるのはいかがでしょうか。

まとめ

ワーキングホリデーを利用して海外で看護師として働くことは、「すぐには難しい」ですが、「不可能ではない」というのが現実です。
語学力、資格審査、制度の違いなど、高いハードルがある一方で、オーストラリアやカナダのように複数年の滞在が可能な国では、段階を踏めば看護師としての道が開けます。
「海外でキャリアを広げたい」「語学を活かして看護師として成長したい」という方は、まずはワーキングホリデーや有給海外看護インターンシップから第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
有給海外看護インターンシップ・プログラムについて詳しくは定期開催しているオンライン説明会にてご確認いただけます。正看護師資格も見据えて、より詳しい話を聞きたい!という方は個別の留学カウンセリングをご利用ください。皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしています。

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