オーストラリアで正看護師になるまで、あと数歩!

お名前藤岡 良子 さん
留学期間2014年〜滞在都市シドニー/オーストラリア

シドニーに移住して1年半が経ち、ようやく正看護師の資格取得に向けての最初の一歩を踏み出すことができました!

ということで、正直、自分のことを話すのはあまり得意ではないけど、申請のための書類回収等で苦労をしたので、これから外国で資格取得を目指す皆様のお役に立てればと思い、始めることにしました。

また今度、OETやIELTS, AHPRAへの申請のことなど、ここまでの道のりについてお話ししますが、とりあえずは現状についての報告から行わせていただきます!

1 看護師免許の書類審査通過!

AHPRA(オーストラリア医療従事者認定団体)の最初の審査で、海外(オーストラリア以外)で臨床経験のある看護師がオーストラリアの決まりやシステムに適応するためのBridging Course (Initial Registration for Overseas Nurses)を受講していいよっていう許可を頂きました!

それだけ?という感じですが、ここまで来るのに申請から9ヶ月もかかったので、それだけでもこの「オーストラリア看護資格取得」のプロセスの中ではとても大きな一歩なのです。

2 噂とは違った!待ち時間なしでコース受講!

許可をもらってから、すぐにワールドアベニューに連絡をして、コースが受講できる学校への申請や書類などを直接、学校の担当者の方にメールしてもらい、たった2日で入学許可がおりたので、コース開始までの流れはとてもスムーズでした。
※コース入学まで半年~1年待ち、と言う噂も出回っていて、「え!ビザ間に合わないじゃん!」と不安な時期もありましたが、実際に全くそんなこともなかったです(笑)。

3 コース開始後のまさかの悩み。インターナショナルな英語。


いざコースが始まって、一番の衝撃は「とにかくみんなの英語が聞き取れない!」クラスメートは18名、うちネパール人8名、フィリピン人7名、イラン人1名、スペイン人1名、そして私が日本人1名といった具合です。国際看護師のコースなので多国籍なのは覚悟していたのですが、それにしてもやはりネパール人の英語は慣れていないから難しいですね。ほぼ全員がアシスタントナースとしての現地勤務経験があり、英語もペラペラなのですが、むしろだからこそ早口で話すので、余計言葉の境目が分からず、聞き取りが大変です。先生も、フィリピン人とインド人とジンバブエ人なので、それぞれの英語に独特な訛りがあって…私は、医療英語がまだ苦手で、授業中も知らない言葉でディスカッションがどんどん進んでいくのですが、すでに混乱しているのに、少し分かりそうなことでも思っているのとは違うイントネーションで言われると理解できずに、一人ぽかんとしてしまっています。半分諦めた状態で授業中座っているのですが、シドニーは本当に多文化、多国籍な街なので、今後出会う患者さんももちろん英語が得意な人ばかりではないし、一緒に働くスタッフも様々な国の人がいるから、ここできちんと鍛えないと、と今奮闘しているところです。

4 気になるコース構成

このコースは、コース4週間、実習4−8週間の構成になっているのですが、ただいまコース3週目を終えても、実習先が決まっておりません…どういった基準で決められていくのか分からないのですが、コースが始まってからメルボルン本校により決定されるようで、2週間後からの予定は未定です。

講義の内容やテストなどについては、ラスト1週間を終えてから、振り返りの意味も込めて、共有したいと思ってので、次回の掲載をお待ちください!