オーストラリア正看護師資格取得留学
【2026年最新】
4年制大学卒業からオーストラリアの正看護師になる方法!
OBAルート・費用・永住権を徹底解説

多忙を極める日々の業務や不規則な体制の中で、「看護師の仕事は好きだけど、もっと自分の人生も大切にできる環境で働きたい」と考えたことはありませんか?

平均年収900万円以上を狙える高い給与水準に加え、定時退勤を基本とする勤務体制や、手厚い有給休暇制度など、看護師が尊厳を持って長く働ける環境が整っているオーストラリア。海外で働くことを目指す日本の看護師にとって、魅力的な選択肢の一つです。

一方で、オーストラリアでの正看護師資格取得方法を調べていると、「数百万円の学費をかけて、もう一度オーストラリアの大学に通わなければならないのか..」と思ってしまう方も少なくありません。
「そこまでの費用や時間をかけるのは難しい……」と、海外で看護師として働くことを諦めてしまう前に、知っておきたい選択肢があります。

【結論】4年制大卒で看護学士を取得していれば、現地の大学に通い直さずとも、OBA(試験ルート)で資格取得を目指せる可能性があります

もし日本の4年制大学で「看護学士」を取得しているのであれば、高額な学費を払ってオーストラリアの大学に入り、看護学を学び直すことだけが選択肢ではありません。

オーストラリアで正看護師として登録するには、まずAhpra・NMBAによる海外資格の審査を受ける必要があります。現在の制度では、海外で看護師資格を取得した方は「Self-check」を行い、自身の学歴・資格などに応じて、必要な審査・登録ルートが案内されます。

そのうえで、一定の要件を満たす方は、「OBA(Outcomes-Based Assessment:アウトカムズ・ベースド・アセスメント)」と呼ばれる試験ルートを通じて、オーストラリアの看護師登録を目指すことができます。OBAを活用することで、大学進学・編入ルートと比較して費用・期間ともに大幅な節約が可能です。

つまり、
「オーストラリアの大学に数年間通い直さなければ、オーストラリアの正看護師にはなれない」
というわけではありません。

ただし、4年制大学卒=必ずOBAルートで登録できる、という単純な仕組みではありません。 学歴だけでなく、海外で取得した看護資格や実務経験、英語力など、NMBAの登録要件を満たす必要があります。

また、2025年4月には、一定の比較可能な海外管轄区域で登録・就業経験がある海外正看護師を対象とした新しい一般登録基準も導入されており、海外看護師の登録ルートは以前より多様化しています。

OBAルートなら、どのくらいの期間・費用がかかる?

期間の目安:約1年〜1.5年(英語力や試験合格までに要する期間によって異なる)
費用の目安:約100万〜200万円(英語学習費用、NCLEX受験費用、OSCE受験費用など)
難易度:非常に高い

ただし、期間や費用は、現在の英語力、必要な英語試験の取得状況、各種審査・申請にかかる期間、NCLEX-RNやOSCEの受験回数などによって大きく変わります。
また、2026年4月23日から英語力の登録基準に関する変更も適用されているため、古い情報だけを頼りに計画を立てるのは注意 が必要です。

本記事では、2026年8月現在のオーストラリア看護師登録制度を踏まえ、4年制大学卒の日本人看護師が、OBAルートを活用して最短でオーストラリアの正看護師資格登録を目指す方法を詳しく解説します。

具体的には、OBAルートの全体像から、NCLEX-RN・OSCEの試験内容や対策、英語力をどのように伸ばすのか、さらに、当社のオリジナルプログラム、ワーキングホリデーを活用した「有給海外看護インターンシップ(アシスタントナース有給インターンシップ)」をどのように組み合わせられるのかまで順をおってご紹介します。

「オーストラリアで看護師として働きたいけれど、大学に入り直すのは現実的ではない」

という方も、まずはOBAを含めた自分に合ったルートを確認してみましょう。

【参考元・公的機関】
Nursing and Midwifery Board of Australia – Before you apply
Registered nurse MCQ examination candidate handbook
Qualification and registration requirements
General registration for IQRN
Accepted English language tests

この記事の監修者・提供元情報

留学コンサルタント 染野

業界歴15年・累計3,000名以上の看護留学を支援してきた専門コンサルタントが、最新の制度と実績に基づき本記事を執筆・監修しています。

保有資格:
・豪政府公認留学カウンセラーPIER認定カウンセラー(J369)
・小学校英語指導者資格(J-SHINE)

留学コンサルタントの染野ってどんな人? →

1. なぜ4年制大学卒は「大学に通い直さず」オーストラリア正看護師になれるのか?

オーストラリアで正看護師(Registered Nurse:RN)として働くためには、看護教育を修了していることに加え、所定の英語力を証明し、現地の医療従事者を管轄する「Ahpra(オーストラリア保健従事者規制機関)」を通じて「NMBA(オーストラリア看護・助産審議会)」への資格登録を行う必要があります。

では、なぜ日本の4年制大学を卒業し「看護学士」を取得している方は、オーストラリアの大学に入り直すことなく、OBAを含む海外看護師向けの登録プロセスを目指せるのでしょうか。
そのポイントは、日本で受けた看護教育が、オーストラリアの正看護師登録に求められる教育水準と比較・審査される仕組みにあります。

オーストラリア正看護師(RN)の登録基準とAQF(学歴枠組み)

オーストラリアの教育資格は、「AQF(Australian Qualifications Framework:オーストラリア資格枠組み)」という国家的な資格・10段階に分けられた教育レベルの枠組みに基づいて厳格に整理・管理されています。
オーストラリアで正看護師(Registered Nurse)として登録を目指す場合、このAQFLevel 7(学士号 / Bachelor’s Degree)と同等の看護教育を修了していることが必須要件として挙げられます。
日本の4年制大学で看護学士を取得している方の場合は、一般的にAQF Level 7と同等レベルの教育を受けているとされるため、「学士号を取得するために、もう一度オーストラリアの大学で数年間学び直す」というルートを必ずしも選択する必要はありません。
参照:AQFとは?資格の種類からオーストラリアの留学先を選ぶ

専門卒・短大卒との違いは?「学士号」が大きなポイントになる理由

日本で看護師資格を取得するルートは、4年制大学だけではありません。3年制の看護専門学校や看護短期大学など、さまざまな教育課程があります。
一般的に日本の専門卒・短大卒はオーストラリアのAQFに照らし合わせるとLevel 5〜6相当とみなされます。
そのため、専門卒・短大卒の方がオーストラリアで正看護師を目指す場合は、現地大学の看護学部に通い直し、学士号(AQF Level 7)を取得するルートが最も一般的な選択肢となります。
つまり、日本で4年制大学を卒業し、看護学士を取得しているということは、すなわち、2年間の通学期間と学費を節約できる大きなアドバンテージを持っているということです。

審査制度「OBA(Outcomes-Based Assessment)」とは?

OBAとは、海外で看護教育を受けた看護師が、オーストラリアの正看護師として求められる知識・実技・能力を満たしているかどうかを、オーストラリアの基準に照らし合わせて評価する制度です。
海外で取得した看護資格をそのままオーストラリアのRN登録に置き換えるのではなく、オーストラリアのRNとして必要とされる水準に達しているかを、客観的な評価によって確認することがOBAの大きな特徴です。

OBAでは、主に以下の2つの試験が重要になります。

NCLEX-RN:看護師として必要な知識・臨床判断能力などを確認するコンピューター形式の試験
OSCE(Objective Structured Clinical Examination):臨床場面を想定し、実践的な知識・技能・コミュニケーション能力などを評価する実技試験

つまり、OBAルートでは、海外の大学に数年間通って学士号を取り直す代わりに、オーストラリアの正看護師として必要な能力を試験によって証明するという考え方になります。

参照: Fact sheet: Transition to a new assessment model for internationally qualified nurses and midwives

OBA導入の背景

OBAが導入された背景には、外国人看護師の増加に伴い、海外で教育を受けた看護師の登録審査を、より一貫性のある客観的な方法で行う必要性がありました。
海外にはさまざまな看護教育制度があり、国によってカリキュラムや臨床実習、資格制度などが異なります。

そのため、書類だけで教育内容の違いを判断するのではなく、オーストラリアのRN登録に必要な知識・技能を、一定の基準に沿って評価する仕組みとしてOBAが導入されています。

旧制度(ブリッジングコース / IRONコース)からの変更点

OBAが導入される2020年以前は、海外で教育を受けた看護師がオーストラリアのRN登録を目指す際、「IRON(Initial Registration for Overseas Nurses)コース」と呼ばれる約10〜12週間の通学型ブリッジングコースを受講するルートが広く知られていました。

しかし、海外看護師の増加に伴い、コースの受講枠や待機期間、費用などが大きな負担となるケースもありました。
OBAへの移行後は、従来のブリッジングコースを受講するのではなく、海外看護師として必要な審査・試験を通じて、オーストラリアのRN登録基準を満たしていることを証明するという仕組みになっています。
そのため、現在オーストラリアの正看護師登録を目指す場合は、古い「IRONコース」を前提に情報収集するのではなく、現在のNMBA/Ahpraの最新ルールを確認することが重要です。

オリエンテーションプログラム(Orientation Part 1 & Part 2)

OBAのプロセスには、試験だけでなく、オーストラリアで医療従事者として働くうえで必要となる基本的な知識を学ぶOrientation Programも重要なステップです。
このプログラムでは、オーストラリアの医療制度や看護師登録に関するルールだけでなく、患者の権利、文化的安全(Cultural Safety)、倫理など、オーストラリアの医療現場で働くうえで理解しておくべき内容を学びます。

海外で看護師として働く場合、日本の医療現場で当たり前とされてきた考え方が、そのまま通用するとは限りません。

そのため、単に「看護の知識や技術がある」だけではなく、オーストラリアの医療制度や文化、患者との関わり方を理解していることも重要になります。

OBAルートでは、こうした知識・技能・価値観を含めて、オーストラリアの正看護師として必要な基準を満たしているかどうかが確認されていきます。

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2. 4年制大卒向け:OBAルートで正看護師になる最短ステップと流れ

ここからは、日本の4年制大学で看護学士を取得した方が、OBAルートを利用してオーストラリアの正看護師(RN)登録を目指す流れを、6つのステップに分けて解説します。
大まかな流れは次のとおりです。
【STEP 1】 Ahpraセルフチェック&書類審査(Stream B判定)+ Orientation Part 1
【STEP 2】 英語力の準備(OET / IELTS要件と実績に基づく対策法)
【STEP 3】 1次試験:NCLEX-RN(学科試験・日本受検可能)
【STEP 4】 2次試験:OSCE(対面実技試験・オーストラリア現地受験)
【STEP 5】 英語スコア提出・Orientation Part 2 + Ahpra本登録完了
【STEP 6】 ビザ手配・現地就職

OBAルートでは、英語力の準備と試験対策を並行して進めながら、必要な書類を揃えていくことがポイントです。

【STEP 1】Ahpraセルフチェック・書類申請(Stream B判定)と Orientation Part 1

最初のステップは、Ahpraのポータルサイト上での「Self-check(自己診断)」です。 学歴や日本の看護師免許などの情報を入力すると、OBAの対象となるかどうかが自動的に判定されます。
日本の4年制大学で看護学士を取得している場合、「Stream B(OBA対象者)」、つまりOBAルートの対象となるケースがあります。

判定後は、ポータル上で必要な申請料を支払い、以下のような書類を提出します。
・学歴に関する証明書(Proof of Qualification)
・身分証明書(Proof of Identity: POI)
・臨床経験・職歴に関する証明書(Practice Evidence)
・英文資格証明書(Verification of Registration)

また、オーストラリアの医療制度や倫理、文化的安全(Cultural Safety)などについて学ぶオンライン講習「Orientation Part 1」も、この段階で受講・修了させます。

💡ポイント:提出書類は早めに準備しよう

特に注意したいのが、「厚生労働省発行の英文資格証明書(Verification of Registration)」です。日本の看護師免許に関する英文証明書は、申請から発行までに時間がかかる場合があります。OBAへの挑戦を決めたら、必要書類を確認し、早めに準備を始めておくと安心です。

【STEP 2】英語力の準備(OET / IELTS要件と実績に基づく対策法)

オーストラリアで正看護師として本登録する際には、規定の英語力を証明する必要があります。代表的な英語試験には以下があります。

OET(Occupational English Test): リスニング・ライティング350以上, リーディング・スピーキング360以上
IELTS(Academic): Over All 7.0以上(ライティングのみ6.5以上)
PTE Academic: Over All 63点以上(リーディング59以上、リスニング58以上、ライティング60以上、スピーキング76以上)

必要なスコアや認められる受験方法には細かな条件があるため、最新の基準を必ず確認しましょう。

⚠️ スコア提出タイミングの重要注意点

英語スコアの正式な提出は最終的なAhpra本登録の段階(STEP 5)です。そのため、書類申請やNCLEX-RNの受験時点で、必ずしも英語スコアが取得済みである必要はありません。

ただし、1次試験(NCLEX-RN)も2次試験(OSCE)もすべて高度な医療英語で行われるため、実際には早い段階から英語力を高めておくことが重要です。
特にOSCEでは、看護知識だけでなく、患者さんへの説明やコミュニケーション、アセスメントなどを英語で行う必要があります。「英語スコアを取るための英語」だけでなく、看護現場で使える英語力を意識して準備することが、試験対策にもつながります。

💡ポイント:英語スコアの合算特例ルール

Ahpraの英語要件には、一定の条件を満たした場合に、2回の試験結果を組み合わせて基準を満たせるルールがあります。1回の試験ですべての基準をクリアできなくても、2回目でカバーできる可能性があるため、粘り強く挑戦することが重要です。

【実績最多】看護インターン(アシスタントナース)から正看護師資格取得へ

ワールドアベニューで多くの実績があるのが、看護インターンシップ(アシスタントナース:AIN)を経験してから、正看護師資格取得を目指すルートです。
看護インターンシップは、ワーキングホリデービザを使用して、オーストラリアの高齢者施設(Aged Care)などでアシスタントナースとして働くことのできる当社オリジナルのプログラムです。

働きながら
・英語スコアの取得
・NCLEX-RN対策
・OSCE対策
を進めることができます。

さらに、実際の看護・介護現場で患者さんや利用者さん、同僚と英語でコミュニケーションをとるため、OSCEに必要な実践的な英語力を身につけやすい 点が大きなメリットです。
また、現地で働くことで、医療・介護現場の文化や看護の考え方を知ることができ、加えて、将来的な就職先とのコネクションを作れる可能性 もあります。

「日本で働きながら試験勉強を続ける」のではなく、現地で働きながら、英語・看護経験・海外生活経験をまとめて積み上げるという魅力的な選択肢 です。

その他の英語学習方法

もちろん、ご自身の優先順位や現在の英語力に合わせて看護インターン以外の方法で英語力を高めることも可能です。

日本で働きながら学習するルート

現在の仕事を続けながら、英語学習アプリやオンライン英会話、OET・IELTS対策講座などを活用して独学で英語学習を進める方法です。
収入や日本での臨床経験を維持しながら準備できる点がメリットです。

フィリピンを経由する「2カ国留学」ルート

短期間で集中的に英語力を伸ばしたい場合は、フィリピンの語学学校を活用する方法もあります。
マンツーマンレッスンなどを活用し、基礎英語力を集中的に伸ばしてから、OETやIELTSのスコア取得、NCLEX-RN・OSCE対策へ進む方法です。
▶️ フィリピン留学情報はこちらから→

このように、現在の英語力や予算、仕事を続けるかどうかなどによって、適した準備方法は異なります。ご自身にあった英語力の伸ばし方について、より詳しいご相談・ご質問は「無料留学カウンセリング」をご利用ください。

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【STEP 3】1次試験:NCLEX-RN(学科試験)の受験

Ahpraでの書類審査が完了すると、AhpraおよびPearson VUE(試験配信会社)から「ATT(Authorization to Test: 受検許可証)」が発行されます。
ATTが届いたら、「NCLEX-RN」を予約・受検します。
NCLEX-RN(National Council Licensure Examination for Registered Nurses)は、コンピューターを使って行う看護師向けの知識試験です。

試験形式: CAT(Computerized Adaptive Testing)方式による多肢選択式・代替形式問題。受験者の解答状況に応じて難易度や問題数が自動変化(80〜150問程度)。
受験場所: 日本国内(東京・大阪のピアソンVUEテストセンター)およびオーストラリア現地の各主要都市(シドニー、メルボルン、ブリスベン等)で受検可能。

特徴: 疾患の知識だけでなく、
・優先順位の判断(Prioritisation)
・患者さんの安全管理
・精神看護
・母子看護
・臨床判断
など、実際の看護現場を想定した判断力も問われます。

そのため、単に日本の看護師国家試験の知識を英語に置き換えるだけではなく、英語で臨床判断を行えるよう過去問演習アプリ(UWorldArcherなど)を中心に徹底対策うことが重要です。

【STEP 4】2次試験:OSCE(対面実技試験・オーストラリア現地受験)の突破

NCLEX-RNに合格したら、次は、「OSCE(Objective Structured Clinical Examination)」に挑みます。OSCEは、オーストラリア現地の指定会場で行われる実技試験です。

試験場所: オーストラリア現地(南オーストラリア州アデレードのAdelaide Health Simulation、またはビクトリア州メルボルンのRANZCOG ALEC等の指定施設)。
試験形式: 10個のステーション(模擬病室ブース)を順番に回り、各ステーションで用意されたシナリオ(患者へのバイタルサイン測定、問診、投薬、感染管理、急変対応、退院指導など)を限られた時間(各約8〜10分)で実践します。
評価ポイント: 単に正しい看護手技ができるかだけでなく、身体機能や理解力、視覚・聴覚の障害など患者の個別性や状況に配慮した包括的なケア(Holistic Care)ができるかが問われます。また、「患者の安全確保」が最優先されるため、口頭での説明にとどまらず、適切なコミュニケーションを取りながら実際に手技を正しく実演・アセスメントできるかが厳しく審査されます。

そのため、OSCE対策では、知識を覚えるだけでなく、実際に声に出して練習することが重要です。
現地のOSCE対策コース(3日〜2週間)の受講は必須ではありません。ただし、実際にOBAで正看護師資格を取得された当社のお客様からは「受けてよかった」という声をいただいています。

実際にOSCE対策コースを受けたMasayoさんからのコメント

実際にOBAを経て正看護師資格を取得されたMasayoさんからは、OSCE対策コースについて次のような声をいただきました。

「試験の合格には、試験で何が見られているのかやオーストラリアの看護ケアのマニュアルを知ること、また正しい知識を持って練習をする必要があるので、受けてよかった。OSCEの試験料は$4,000と高額で、対策コースは$2,750だったので、落ちてもう1回$4,000を支払うよりコース費用を払った方が、お金も時間も節約できると思った。」

OSCEは受験費用も高額になるため、一度で合格できるよう、事前に十分な対策を行うことが重要です。

【STEP 5】英語スコア提出・Orientation Part 2 & Ahpra本登録

NCLEX-RNおよびOSCEの両方に合格したら、Ahpraへ正看護師(Registered Nurse)としての本登録申請に進みます。

ここで
・規定の英語スコア(PTE63 / IELTS 7.0等)の公式証明書
・オンライン講習「Orientation Part 2」の修了
・犯罪歴証明書(Police Check)などの必要書類
を提出・確認してもらいます。

すべての要件を満たすと、Ahpraの公開名簿にRegistered Nurseとして登録され、オーストラリアで正看護師として働く法的な権利を獲得できます。

【STEP 6】ビザ手配と現地就職

正看護師登録が完了したら、いよいよ看護師として働くためのビザと就職先を検討します。
ここで重要なのが、それまでにどのような職場経験を積んできたかです。

例えば、看護インターンに参加し、アシスタントナースとして働きながら現地の病院や施設との繋がりを作っておけば、正看護師登録後の就職活動にも活かせる可能性があります。
ただし、ビザの種類やスポンサーの可否、永住権へのつながり方は、個人の条件やその時点の制度によって異なります。

「資格を取ったら、そのまま永住できる」という単純な仕組みではないため、資格取得と並行して、ビザ・就職の戦略も考えておくことが大切です。

⚠️【注意】看護師としての実務経験を長期間開けない(Recency of Practice)

OBAの準備期間が長くなる場合に注意したいのが、Recency of Practice(直近の実務経験:過去5年以内に正看護師として450時間以上の実務経験)です。
試験対策や渡航準備に専念しすぎるあまり看護師の仕事を長期間離れてしまうと、Ahpraの登録要件を満たせなくなる可能性があります。

そのため、「英語学習 → NCLEX-RN → OSCE → Ahpra本登録」だけを見るのではなく、「日本での臨床経験をどのように維持するか」まで含めて、取得までのスケジュールを設計することが重要です。

ここで押さえておきたいポイント

4年制大学で看護学士を取得している方の場合、「オーストラリアの大学にもう一度通う」以外にも、OBAを利用して正看護師登録を目指すルートがあります。

ただし、OBAは決して簡単な試験ルートではありません。英語力、NCLEX-RN、OSCE、書類審査、実務経験、さらに資格取得後のビザ・就職まで、複数の要素を並行して考える必要があります。
だからこそ、「どのルートで、いつ、何を準備するのか」を最初に整理しておくことが、遠回りを防ぐポイントです。

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3. 知っておくべきOBAルートのデメリットと3つの注意点

OBAルートは、オーストラリアの大学に通い直すルートと比べて、時間や学費を抑えながら正看護師登録を目指せることが大きなメリットです。
一方で、大学進学ルートにはないデメリットや注意点もあります。

特に、
・卒業生ビザ(Subclass 485)の対象にならない
・OSCEの受験費用が高額
・大学の実習や就職サポートがない
といった点は、OBAを検討する前に知っておきたいポイントです。

ここでは、それぞれの注意点と具体的な対策について解説します。

注意点 1:卒業生ビザ(485)を利用できない

なぜ?|OBAではオーストラリアの大学を卒業しないため

オーストラリアの大学(高等教育機関)に2年以上通い卒業するなど、一定の条件を満たすことで、卒業後に一定期間、現地で就労できる「卒業生ビザ」の対象となる可能性があります。しかし、OBAルートでは、オーストラリアの大学で学位を取得するわけではありません。そのため、OBAで正看護師登録を目指すこと自体を理由に、卒業生ビザ(Subclass 485)を取得することはできません。 これは、OBAルートを選択するうえで非常に重要なポイントです。

どうする?|資格取得までの滞在方法をあらかじめ設計する

OBAルートでは、資格取得までの期間をどのビザで過ごすのかを、早い段階から考えておく必要があります。

例えば
・ワーキングホリデービザ
・学生ビザ
・正看護師登録後の就労ビザ
など、自分の年齢や英語学習、就労状況、将来的なキャリアプランに合わせて滞在方法を検討します。

特に、「OBAに合格すること」と「オーストラリアに長く滞在して働くこと」は別々に考える必要があります。将来的にオーストラリアでの就職や永住を目指すのであれば、資格取得後のビザまで含めて、早めに計画を立てておきましょう。

注意点 2:OSCEは受験費用・渡航費ともに負担が大きい

なぜ?|OSCEは高額な実技試験だから

OBAの最終関門となるOSCEは、1回の受験料だけで4,000豪ドル(約48万円)と非常に高額です。さらに、試験会場がオーストラリア国内の2拠点(アデレードまたはメルボルン)に限られているため、日本またはオーストラリア国内の他都市からの渡航費や滞在費、現地交通費などが必要となります。もし不合格になって再受験することになれば、これらの費用が再び発生します。

そのため、OSCEは「とりあえず受けてみる」という考え方ではなく、できるだけ一度で合格できるよう準備することが重要です。

どうする?|実技を想定した対策を早めに始める

一発合格を勝ち取るために、独学だけに頼らず、現地のシミュレーションラボを利用した「OSCE対策コース(Prep Course)」を活用する方法もあります。受講費用はかかりますが、再受験になればさらに大きな費用と時間が必要になります。「対策にお金をかけることが、結果的に再受験を防ぐための節約になる」という視点も持っておきましょう。

注意点 3:大学進学ルートのような「実習→就職」の流れがない

なぜ?|OBAでは大学の臨地実習を経験しないため

オーストラリアの大学で看護を学ぶ場合、在学中に提携病院での実習を経験します。実習を通じて、オーストラリアの看護現場を知ることができ、実習先や大学を通じて、現地関係者との繋がりができるケースもあります。
一方、OBAルートでは、大学に通わないため、大学が用意する臨地実習や、大学からの就職サポートを利用することはできません。そのため、正看護師登録後に現地で就職する場合は、自分自身で就職活動を進める必要があります。

どうする?|OBA受験前から「現地経験」を作っておく

そこで有効なのが、正看護師登録前にアシスタントナースとして現地で働くことです。

例えば、当社の看護インターンシップに参加して、オーストラリアの医療・介護現場で働いておけば、

・オーストラリアの職場文化を知る
・現地の看護・介護スタッフと関係を築く
・英語でのコミュニケーションに慣れる
・オーストラリアの医療現場での就労経験を作る
・正看護師登録後の就職先を考える材料を得る

といった経験を積むことができます。

もちろん、アシスタントナースとして働いたからといって、正看護師としての就職が保証されるわけではありません。
しかし、「資格取得後に初めて現地の医療現場に入る」のではなく、資格取得前から現地で経験と人脈を築いておくことは、OBAルートで就職を目指すうえで有力な選択肢の一つです。

OBAルートは「安く・早い」だけで選ばないことが大切

OBAルートは、大学に通い直す必要がないため、時間や費用を抑えられる可能性があります。
一方で、ビザ・OSCE・就職という3つの課題を自分で計画的に乗り越えていく必要があります。

そのため、OBAルートを選ぶ際は、

「資格試験に合格できるか」だけでなく、
「資格取得までどう滞在するか」
「現地でどのように経験を積むか」
「資格取得後、どのように就職・ビザにつなげるか」
まで含めて考えることが重要です。

特に、「OBA受験 → 正看護師登録 → 就職」と考えるのではなく、「英語学習 → 現地経験 → OBA → 正看護師登録 → 就職・ビザ」までを一つのキャリアプランとして設計すると、より現実的な準備がしやすくなります。

より具体的なスケジュールについて、「じっくり相談したい」という方は無料留学カウンセリングをご利用ください。

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4. OBAルート vs 大学進学ルート|どちらを選ぶべき?

ここまで、4年制大学で看護学士を取得している方が、OBAルートを利用してオーストラリアの正看護師を目指す方法について解説してきました。
では、OBAルートとオーストラリアの大学に進学するルートとでは、具体的に何が違うのでしょうか?
どちらにもメリット・デメリットがあるため、「費用」「期間」「学び方」「卒業後のビザ」「就職のしやすさ」などを比較し、ご自身の状況にあったルートを選ぶことが大切です。

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比較項目 OBAルート 大学進学ルート(Graduate Entry/Master)
費用総額 約100万〜200万円 約700万〜1,000万円
所要期間 約1〜1.5年 約2〜3年間
学習・試験内容 NCLEX+OSCE 大学での講義・課題・単位取得+臨床実習
卒業生ビザ 原則なし 条件を満たせば申請可能
就職への繋がり 看護インターン(アシスタントナース)での現地就労を通じて自ら開拓 大学の実習枠・提携病院などのネットワークを活用しやすい
初期費用の負担 比較的小さい 大きい
向いている人 最短・低コストで資格取得を目指したい人 時間と費用をかけても体系的に学び、より確実に現地就職を目指したい人

費用・期間・ビザの条件は、学校・コース・為替レート、個々人の状況などによって異なります。大きく言えば、「できるだけ費用と時間を抑えて資格取得を目指すならOBAルート」、「時間とお金がかかったとしても、より確率高く資格取得、そしてその後の就職・永住を目指すなら大学進学ルート」という違いがあります。

ただし、どちらも「正解」というわけではありません。

ここからは、それぞれの費用や特徴を詳しく見ていきましょう。

OBAルートでかかる費用の内訳

「OBAルートなら100万〜200万円程度」と聞いても、実際にどこタイミングで、何にお金がかかるのか気になりますよね?

OBAルートでは大きく分けて、
・Ahpraへの申請・審査費用
・書類の準備費用
・NCLEX-RNの受験費用
・英語試験の受験費用
・OSCEの受験費用
・OSCE対策などの学習費用
・最終的な登録費用
などが発生します。

主な費用と支払いのタイミングをまとめると次のようになります。

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タイミング 費用項目 目安金額 支払い先・用途
初期申請 Ahpraアセスメント料&Orientation Part 1
※セルフチェック(事前判定)は無料
AUD640 (約7.6万円)前後 Ahpra
書類準備 証明書発行・公証・翻訳など 1万〜3万円 大学・厚生労働省・公証役場など
1次試験 NCLEX-RN 受験料 USD350前後 (約5.7万円) Pearson VUE(試験配信会社)
英語要件 PTE / IELTSなど 約4〜5万円前後/ 回
※試験によって異なる
各試験運営機関
2次試験 OSCE 受験料 AUD4,000前後 (約48万円) Ahpra
2次対策 OSCE対策コース(任意) AUD2,750前後 (約33万円)
※学校によって異なる
現地対策スクールなど
最終手続き 国際犯罪歴チェック(Fit2101)など AUD160前後 (約1.9万円) Ahpra指定機関など
本登録 Ahpra 最終本登録料 AUD175〜300前後 (約2.1〜3.6万円) Ahpra

※上記の金額は2026年8月時点の公式規定および実勢価格に基づいた目安です。為替レートの変動や、関係機関(Ahpra / Pearson VUE / 各テスト運営団体)による規定・料金改定により金額が変更となる場合があります。

【留意点:上記以外にかかる可能性のある費用】
・各種証明書の取得・翻訳・公証費用:
日本国内で発行する大学の卒業・成績証明書、厚生労働省の英文証明書等の発行手数料、および身分証明書等の原本対照済写し(Certified Copy)作成にかかる公証・認証手続き費用が別途発生します。
・英語試験の再受検費用:
英語要件(PTE / IELTS等)を一発でクリアできなかった場合、スコア達成までの受検回数に応じた受験料(1回あたり約AUD445)が加算されます。
OSCE受検に伴う渡航・滞在費:
実技試験(OSCE)はオーストラリア現地(アデレード等)で実施されるため、会場までの航空券代、現地でのホテル宿泊費・移動費などの渡航滞在実費が別途必要となります。
・渡航前後の準備・生活費用:
日本での渡航前英語学習費やオーストラリアでの語学研修費用、看護インターンシップ参加費用、現地での渡航直後の初期滞在費(家賃・生活費)などは上記に含まれておりません。

💡特に注意したいのが「OSCE」の費用

OBAルートでは、NCLEX-RNに加えて、OSCEにも合格する必要があります。
なかでもOSCEは受験料が高額で、さらにオーストラリア国内での受験となるため、受験料だけでなく、航空券・宿泊費・現地交通費なども考えておく必要があります。

また、不合格となった場合には再受験の費用がかかります。

そのため、単純に「OBAなら大学より安い」と考えるのではなく、一度で合格するための試験対策費用や渡航・滞在費まで含めて資金計画を立てることが重要です。

一方で、ワーキングホリデービザを利用できる年齢であれば、先にもご紹介した「看護インターンシップ」を活用して、現地でアシスタントナースとして働きながら資格取得を目指す方法もあります。

世界的にも給与水準の高いオーストラリアでは、アシスタントナースといえど、時給35〜45豪ドル以上の高水準な給与を得ることができます。現地で収入を得ながら、英語力や臨床コミュニケーション力を高め、OSCE対策や受験費用に充てることができるため、「資格取得に必要な費用をどう準備するか」という点でも、看護インターンは一つの選択肢になります。

あなたに合うのはどちら?診断チャートを利用して選んでみよう

ここまで読んで、

「結局、自分はOBAと大学進学のどちらを選べばいいの?」

と思われた方もいるかもしれません。

そこで、代表的な判断ポイントを【診断チャート】で整理してみましょう。

【診断チャート】

Q1. 予算はいくら用意できる?

100万〜200万円程度に抑えたい ➔ OBAルートを検討
700万〜1,000万円程度の資金を用意できる ➔ 次のQ2「年齢・ビザ」へ

Q2. 渡航時の年齢は?

30歳以下(ワーホリビザが使える) ➔ 次のQ3「現地での働き方」へ
31歳以上(ワーホリビザが使えない) ➔ 大学進学ルートが有力な選択肢

Q3. 現地で自ら行動して就職先を開拓できる?

はい(現地でアシスタントナースとして働きながら、人脈を作り、積極的に就職活動したい) ➔ OBAルートと相性が良い!
いいえ(大学の実習を通じて、着実に就職したい) ➔ 大学進学ルートを検討
もちろん、実際には年齢や予算だけでなく、現在の英語力、看護師としての経験、将来的に目指したいキャリア、ビザの希望などによって最適なルートは変わります。

「OBAルート」が向いている人

・できるだけ費用と期間を抑えてオーストラリアの正看護師資格取得を目指したい
・日本の4年制大学で看護学士を取得している
・ワーキングホリデービザを利用できる年齢(ビザ申請時に30歳以下)である
・アシスタントナースとして働きながら、英語力や現地経験を積みたい
・自ら積極的に就職活動をしたり、人脈を作ったりすることが苦にならない
・「日本の看護師経験+海外就労経験+英語力」をキャリアに繋げたい

「大学進学ルート」が向いている人

・十分な資金を用意できる
・オーストラリアの看護教育を体系的に学びたい
・大学で得られる実習先やネットワークを就職に繋げたい
・卒業生ビザなど、大学進学によって得られる選択肢を含めて滞在計画を考えたい
ワーキングホリデービザを利用できない年齢で、学生ビザを軸に資格取得を目指したい

迷ったら「資格取得」だけでなく、その後まで考える

OBAルートと大学進学ルートを比較すると、どうしても「どちらが安いか」「どちらが早いか」に目が向きがちです。
しかし、本当に大切なのは、正看護師資格を取得した後に、オーストラリアでどのように働き、どのようなキャリアを築きたいのか?まで含めて考えることです。

例えば、
「まずは費用を抑えてOBAで資格取得を目指し、アシスタントナースとして現地経験を積みながら就職先を開拓する」
という方法もあれば、
「大学で現地の看護教育を受け、実習や大学のネットワークを活用して、就職に繋げる」
という方法もあります。

どちらが自分にあっているかわからない場合は、看護留学のプロに相談しながら、現在の年齢、学歴、看護師経験、英語力、予算など状況を踏まえた上で、将来のビザ、キャリアの希望を整理しつつ、あなたにマッチする方法を見つけましょう。

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5. OBA挑戦者のための最適な「ビザ戦略」ロードマップ

OBAルートでオーストラリアの正看護師を目指す場合、資格取得そのものだけでなく、「資格取得まで、どのビザでオーストラリアに滞在するのか」まで考えておく必要があります。
特にOBAルートでは、オーストラリアの大学を卒業するわけではないため、大学進学ルートのように卒業生ビザを前提とした滞在計画を立てることができません。

そのため、ビザ戦略は大きく2段階に分けて考えます。
① 資格取得までにどのビザで滞在するか
② 資格取得後にどのビザで就職・永住を目指すか

さらに、30歳以下でワーキングホリデービザを利用できる方の場合は、「看護インターン(アシスタントナース就労)× OBA」というルートも有力な選択肢になります。
ここでは、それぞれの選択肢を順番に見ていきましょう。

① 資格取得まで|OBA準備に使えるビザの選択肢

OBAの準備期間中にオーストラリアへ滞在する場合、代表的な選択肢は「ワーキングホリデービザ」「観光ビザ」「学生ビザ」です。

ただし、年齢、現在の英語力、日本での就労状況、現地で働きたいかどうかによって、適したビザは異なります。

■ ワーキングホリデービザ(Subclass 417)

おすすめ度:★★★★★
対象:30歳以下
30歳以下で利用条件を満たす方なら、OBAとの相性が良い選択肢です。
ワーキングホリデービザでは就労が認められているため、ワールドアベニューの看護インターンシップ・プログラムに参加してアシスタントナースとして働きながら、OBAの準備を進めるという方法があります。

現地で収入を得ながら、
・英語力を高める
・オーストラリアの医療・介護現場を経験する
・NCLEX-RN・OSCEの準備をする
・現地の医療関係者との人脈を作る
といった活動を並行して進められる点が大きなメリットです。

特に、「資格取得のために海外へ行く」だけでなく、「働きながら資格取得を目指したい」という方には検討しやすいルートです。

⚠️ ワーキングホリデーならではのルール・条件
ワーホリには雇用主ごとの就労期間など、守るべき条件があります。
また、ワーキングホリデーの有効期間には限りがあるため、「いつまでに英語スコアを取得するか」「NCLEX-RNをいつ受験するか」「OSCEのためにいつ渡航するか」などを事前に逆算しておくことが重要です。

■ 観光ビザ(ETAS / Subclass 601)

おすすめ度:★★★★☆
対象:全年齢・日本で現職を続けたい方
「日本で働きながらOBAの準備を進め、必要なときだけオーストラリアへ渡航したい」という方が検討できる選択肢です。

例えば、
1. 日本で看護師として働きながら英語学習
2. 日本からNCLEX-RNを受験
3. OSCE対策やOSCE受験のタイミングでオーストラリアへ渡航
4. 試験終了後、日本へ帰国
という流れで、必要な期間だけオーストラリアに滞在する方法があります。

この方法のメリットは、日本での収入や臨床経験を維持しながら、海外滞在期間を必要最小限に抑えられることです。
特に、看護師としての「Recency of Practice」を維持したい方にとっては、検討する価値があります。

⚠️ 観光ビザでは就労は不可
そのため、現地でアシスタントナースとして働きながらOBAを目指したい方には適していません。

■ 学生ビザ(Subclass 500)

おすすめ度:★★★☆☆
対象:全年齢・英語学習や試験対策に専念したい方
31歳以上など、ワーキングホリデービザを利用できない方が、現地で英語学習やOBA準備を進める場合に検討できる選択肢です。

例えば、IELTSやPTEなどの英語試験対策コースに通いながら、OBAに必要な英語力を高める方法があります。
学生ビザでは一定の就労が認められていますが、就労時間には制限があります。
また、学生ビザは「とりあえずオーストラリアに長く滞在するため」に取得するものではありません。

⚠️ 学生ビザの審査の厳格化
近年の学生ビザ審査の厳格化に伴い、「なぜそのコースを学ぶ必要があるのか」「その学習が将来のキャリアとどうつながるのか」など、明確な留学目的と計画性が重要になります。

② 資格取得後|正看護師として働き、長期滞在・永住権を目指すビザの選択肢

OBAをクリアしてAhpraへの正看護師登録が完了すると、次は「正看護師としてどのように働き、どのビザにつなげるか」を考える段階です。
代表的な選択肢として、雇用主指名系ビザやポイント制の技術移民があります。

雇用主のスポンサーを受けて働く|Subclass 482・186・494

OBAでオーストラリアで正看護師(RN)として登録された後の代表的な選択肢の一つが、勤務先となる医療機関などからスポンサーを受けるルートです。

看護師は内務省のSkilled Occupation List上で、Skills in Demand visa(Subclass 482)やEmployer Nomination Scheme visa(Subclass 186)をはじめ、複数の技能系ビザの対象となっています。

Subclass 482 → 186|勤務先のスポンサーを受けて働き、永住権を目指す

482は、オーストラリアの雇用主から「この人に働いてほしい」というスポンサーを受けて、オーストラリアで働くための一時的な就労ビザです。

以前は「TSS(Temporary Skill Shortage)ビザ」と呼ばれていましたが、2024年12月から「Skills in Demand(SID)ビザ」に変更されています。現在の482には、複数のストリームがありますが、看護師の場合は、職種や給与などの条件を満たした上で、雇用主からスポンサーを受けることが基本となります。Core Skills streamでは、対象職種が、「Core Skills Occupation List」に掲載されていることなどが要件となります。

滞在期間は条件により最長4年間です。

そして、ここが大切なポイントです。

482は「永住権」ではありません。
ただし、まず482でスポンサー企業のもとで働き、その後、一定条件を満たすことで、Employer Nomination Scheme(Subclass 186)という永住ビザを目指せる可能性があります。
186のTemporary Residence Transition(TRT)streamでは、現在、482などの対象となる一時就労ビザを保有し、原則としてスポンサー雇用主のもとで2年以上、的確な仕事をしていることなどを要件の一つとしています。
参照: Employer Nomination Scheme (subclass 186)|Temporary Residence Transition stream

イメージとしては、次のような流れになります。

オーストラリアの看護師として登録

医療機関などに就職

勤務先から482のスポンサーを受ける

条件を満たしながら一定期間働く

186を通じて永住ビザを目指す

繰り返しになりますが、注意すべき点は、「482を取れば自動的に永住ビザが取れるわけではない」ということです。186申請時点で、本人・雇用主・職種・就労期間などの要件を満たす必要があるということは覚えておきましょう。

Subclass 494 → 191|地方の医療機関で働きながら永住権を目指す

オーストラリアの地方エリア(Regional Australia)の医療機関などで働く場合は、Subclass 494(Skilled Employer Sponsored Regional visa)も選択肢の一つです。
ここでいう「Regional」とは、必ずしも「ものすごく田舎」というわけではありません。対象となる地域はオーストラリア政府によって定められており、シドニーやメルボルンなど大都市の郊外などにも一部、対象となる地域があります。

そして、494も482と同様に、永住権そのものではありません。

494で地方エリアに住み、働きながら一定条件を満たすことで、将来的にSubclass 191(Permanent Residence (Skilled Regional) visa)という永住ビザを目指せるルートがあります。

イメージとしては、次のような流れです。

オーストラリアの看護師として登録

Regional Australiaにある医療機関などに就職

勤務先から494のスポンサーを受ける

Regional Australiaで一定期間、条件を満たしながら生活・就労

191を通じて永住ビザを目指す

186と同様に、「494を取得すれば、必ず191を取得できる」というわけではありません。年齢、収入、居住・就労実績など、申請時点で制度上の条件を満たす必要があります。これらの条件は予告なく変更となる可能性があるため、常に最新情報をオーストラリア内務省の公式サイトから入手することを怠らないようにしましょう。

また、必要に応じて専門家の助言を受けることも重要です。オーストラリアには、移民法によりビザ申請に関するアドバイスは、移民弁護士またはオーストラリア政府が認定する移民エージェント(Registered Migration Agent (RMA))に限られています。

雇用主に依存せず永住権を目指す|189・190・491

もう一つの大きな選択肢が、スキルセレクト(SkillSelect)を利用したポイント制の技能移民です。

代表的な選択肢は次のとおりです。

・Subclass 189:Skilled Independent visa
・Subclass 190:Skilled Nominated visa
・Subclass 491:Skilled Work Regional (Provisional) visa

これらは先に紹介した雇用主からスポンサーを受ける482や494とは仕組みが異なります。

Subclass 189|自分の条件で永住権を目指す

Subclass 189は、オーストラリアの雇用主や州政府からの指名を受けなくても、永住を目指せるビザです。
年齢や英語力、学歴、職歴などをもとにポイントを計算し、まずはオーストラリア政府のSkillSelectにEOI(Expression of Interest)という「永住権を申請したい」という意思表示を登録します。

その後、ポイントや職種などをもとに他の申請希望者と比較され、オーストラリア政府から「あなたは申請してもいいよ」というInvitation(招待)を受けると、正式にビザを申請できます。

ポイントの最低ラインは65ポイントです。ただし、「65ポイントあれば、必ず189を取得できる」というわけではありません。65ポイントというのはあくまで、最低ラインであって、実際に招待されるかどうかは、時期や募集枠、職種や他の申請希望者のポイントなどによって変わります。

つまり、65ポイントある場合でも、必ず招待されるとは限らないということです。
ポイントテストの詳細についてはこちらからもご確認いただけます。実際に年齢や英語力などにおけるポイントを計算できるシステムを提供していますので、ぜひご活用くださいね。

Subclass 190|州政府から「来てほしい」と指名してもらう永住ルート

Subclass 190も、189同様、ポイント制で永住を目指すビザです。
189との大きな違いは、オーストラリアの州・準州政府からの「指名(nomination)」が必要な点です。

まず、SkillSelectにEOIを登録し、その情報を見た州・準州政府が「この人には来てもらいたい」と判断して指名します。州・準州から指名されると、ビザ申請へのInvitation(招待)に繋がります。
参照: Skilled Nominated visa

ただし、どの州でも同じ条件というわけではありません。

州・準州ごとに
・どの職種を優先するか
・どのくらいポイントが必要か
・どのような経験や資格を求めるか
・州内での居住や就労にどのような条件を設けるか
などの基準が異なります。
参照: SkillSelect invitation rounds

したがって、「看護師なら190を確実に取得できる」という単純なものではありません。
看護師としての資格や職歴、英語力などに加えて、その時点で自分が希望する州の条件にマッチするかを確認しながら目指す必要があります。

Subclass 491 → 191など|地方で働きながら永住を目指す

Subclass 491は、オーストラリアの地方(regional area)で暮らし、働くことを前提とした一時的な技能ビザです。
Subclass 491の際にも記載しましたが、「地方(regional)」といっても、必ずしも「ものすごく田舎」というわけではなく、一定の主要都市や地域も含まれます。対象となる地域はオーストラリア政府によって定められています。

491を申請するには基本的に、次のような条件があります。

・州・準州政府からの指名を受ける
・または、条件を満たすオーストラリア在住の家族からスポンサーを受ける
・対象となる職種や資格要件を満たす
・必要なポイントを満たす
・政府からのInvitationを受ける
参照: Subclass 491|Skilled Work Regional (Provisional) visa

491は永住ビザではありません。
5年間、オーストラリアに滞在し、指定されたエリアで生活・就労することができます。そして、一定条件を満たすことで、永住ビザであるSubclass 191を目指すことができます。

イメージとしては次のような流れです。

オーストラリアの看護師として登録

491を申請・取得する

Regional Australiaで暮らす・働く

Regional Australiaで一定期間、条件を満たす

191を通じて永住ビザを目指す

なお、491も「申請すれば必ず取得できる」というものではなく、ポイントや職種、州・準州の指名条件などを満たす必要があります。

OBA取得後のビザは「最初から一つに決める」のではなく、条件・状況に応じて選択する

OBAで正看護師登録を目指す場合、「資格を取ったら189」「就職したら482」というように、最初から一つのビザだけに絞る必要はありません。

むしろ、
・年齢
・正看護師としての職歴
・現在のビザ
・就職先
・居住地
・州 / 準州の指名条件
・SkillSelectの招待状況
などを見ながら、複数の選択肢を比較することが重要です。

「ビザのことって複雑でよくわからない..」「結局、OBAルートってちゃんと就職まで辿り着くの??」と疑問や不安を感じる方は、看護留学のプロに一度相談してみましょう。

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③ワールドアベニューのサポート実績で多いOBA成功ロードマップ「看護インターン × OBA」ルート

ここまでビザの選択肢を紹介しましたが、
「結局、30歳以下の看護師なら、どのルートが現実的なの?」
という方も多いでしょう。

ワールドアベニューのサポート実績では、看護インターンシップでアシスタントナースとして働きながらOBAに挑戦するルートが、正看護師登録を目指す方法の一つとして多く選ばれています。

なぜ「看護インターン(ワーホリでのAIN就労)× OBA」が最強の組み合わせなのか?

この方法が選ばれる理由は、OBA挑戦者が抱えやすい
「お金」
「英語」
「現地での就職」
という3つの課題に同時にアプローチできるからです。

「看護インターン× OBA」の3つのメリット

1. 現地で働きながら資格取得を目指せる

アシスタントナースとして働くことで、現地で収入を得ながらOBAの準備を進められます。
生活費だけでなく、英語試験やNCLEX-RN、OSCEなど、資格取得に必要な費用の一部を現地収入から捻出するという考え方もできます。
「貯金を切り崩し続けながら資格取得を目指す」のではなく、「働きながら次のキャリアに投資する」という考え方ができる点は大きなメリットです。

2. OSCEで必須!実際の医療・看護現場で使える英語を身につけられる

OSCEでは、看護知識や手技だけでなく、患者さんへの説明やアセスメントなど、英語でのコミュニケーション力も求められます。

アシスタントナースとしてオーストラリアで働けば、
「体調はいかがですか?」
「痛みはありませんか?」
「お手伝いしましょうか?」
といった、教科書だけでは身につきにくい現場の英語に日常的に触れることができます。英語を「勉強するもの」から「仕事をするために実際に使うもの」へと変えられることが、OSCEへの、ひいてはOBAへの対策に大きな意味を持ちます。

3. 現地の就職につながる人脈(コネクション)を作りやすい

OBAルートでは、大学進学ルートのような「大学の実習先から就職に繋がる」という仕組みがありません。そのため、正看護師登録後の就職先を自分で開拓する必要があります。
そこで、事前にアシスタントナースとして現地の医療・介護現場で働いておけば、職場での信頼関係や現地の仕事への理解を少しずつ構築することができます。
もちろん、アシスタントナースとして働いたからといって正看護師としての採用やビザスポンサーが保証されるわけではありません。しかし、現地での就労経験や人脈があることは、正看護師登録後の就職活動において一つの強みになります。

「看護インターン×OBA」で正看護師を目指すロードマップ

実際の流れをイメージすると以下のようになります。

【STEP 1】ワーホリで渡航&アシスタントナース(AIN)として働く

ワーキングホリデービザを利用してオーストラリアへ渡航。
語学研修や資格取得コースを経て、アシスタントナースとして高齢者施設などで就労をスタートします。

ここでは、
「働いて収入を得る」
「英語力を高める」
「オーストラリアの医療現場を知る」
という3つを同時に進めていきます。

【STEP 2】働きながらOBAに挑戦

アシスタントナースとして働きながら、
・英語スコア(PTE63 / IELTS 7.0等)の取得
・Ahpraへの申請
・NCLEX-RNの受験
・OSCE対策
・OSCE受験
を進めます。

すべてを一度に進めるのではなく、ワーキングホリデーの滞在期間から逆算して、試験や申請のタイミングを決めておくことが重要です。

【STEP 3】正看護師登録後、就職・ビザへと繋げる

NCLEX-RNとOSCEに合格し、Ahpraへの正看護師登録が完了したら、いよいよ正看護師としての就職を目指します。
アシスタントナースとして働いていた職場で正看護師として採用される可能性を探るほか、これまでに築いた現地ネットワークを活用して新たな就職先を開拓することもできます。

その後は、本人の条件や勤務先に応じて、雇用主指名系ビザや技術移民など、次の滞在・永住ルートを検討します。

【重要:2026年最新】OBA挑戦者が注意したいビザ審査の厳格化

最後に、OBAルートを考えるうえで忘れてはいけないのが、オーストラリアのビザ制度そのものが近年大きく変化していることです。

特に学生ビザについては、Genuine Student(GS)*要件など、「なぜオーストラリアでこのコースを学ぶ必要があるのか」「その留学が将来のキャリアにどうつながるのか」という点がより重視されています。
*GSとは、オーストラリアの学生ビザ申請者が、単なる就労や長期滞在目的ではなく「真正な学生(純粋に学ぶ意思を持つ者)」として入国・滞在するかどうかを審査するために導入された基準です。

そのため、
「ワーホリが終わるから、とりあえず学生ビザに切り替える」
「もう少しオーストラリアにいたいから学校に申し込む」
といった場当たり的なビザ計画は避けたほうがよい
でしょう。

また、ビザの申請可否や国内申請の条件などは、申請時点の最新制度と個人の状況によって変わります。
だからこそ、OBAに挑戦する場合は、

ワーホリで渡航

アシスタントナースとして就労

英語力・資金・現地経験を蓄積

NCLEX-RN受験

OSCE対策・受験

Ahpraへの正看護師登録

正看護師として就職

スポンサー/技術移民などを検討

というように、最初から「正看護師登録後」まで見据えて逆算することが重要です。
OBAは「試験に合格すれば終わり」ではありません。

資格取得までの滞在方法と、資格取得後の就職・ビザまでを一つのロードマップとして設計すること。

これが、オーストラリアで正看護師として働くことを目指すうえで、非常に重要なポイントです。

6. 【体験談】4年制大学卒からOBAルートでオーストラリアの正看護師になったMasayoさん

2018年5月にオーストラリアへ渡航し、アシスタントナースとして働く「有給海外看護インターンシップ」に参加したMasayoさん。渡航から3年目を迎えた頃、「このままオーストラリアで長く暮らすなら正看護師として働きたい」と考えるようになり、オーストラリアでの正看護師資格取得を目指すことを決意しました。

Masayoさんは、日本の4年制大学で看護学士を取得していたため、現地の大学に通い直すのではなく、OBAルートで資格取得を目指しました。
その後、英語要件のクリア、NCLEX-RN、OSCEという難関を一つずつ突破。資格取得を決意してから約3年をかけて、必要な条件を満たし、渡航から5年後、晴れてオーストラリアの正看護師として登録されました。

現在は、オーストラリアの私立病院で正看護師として勤務しています。

ここでは、Masayoさんが

・なぜオーストラリアで正看護師を目指したのか
・どのように英語力を身につけたのか
・NCLEX-RN・OSCEをどう攻略したのか
・アシスタントナースの経験を就職にどうつなげたのか

について、実際の体験談をご紹介します。

体験者紹介

項目 詳細
お名前 Masayoさん
学歴 日本の4年制大学(看護学士)卒業
日本での経験 正看護師として勤務
渡航期間 2018年5月 〜 現在
プログラム 有給海外看護有給インターンシップ→ OBAルートでの正看護師資格取得
現在に至るまでのルート 有給看護インターンシップ(ワーホリ) → 学生ビザで英語学習(アシスタントナースとしてアルバイトしつつOBAのための資金を準備) → OBA(NCLEX-RN・OSCE)に挑戦 → オーストラリア正看護師登録 → 現地私立病院に正看護師として就職

「英語力を伸ばしたい」という強い衝動で決意した海外渡航

看護師3年目の頃、英語しか通じない患者さんのケアを担当することになりました。その際、言葉の壁があり、自分が思うような看護を提供できない悔しさを味わいました。この出来事をきっかけに英語を本格的に学びたいという思いが強くなっていきました。
そして、「日本で現状維持を続けるより、海外に出て英語を身につけ、自分の可能性を広げたい」と考え、退職しオーストラリアに渡航することを決めました。

資格や経験を活かし、安心して働ける環境を選んだ

渡航先での働き方を考える中で、Masayoさんが重視したのが、「せっかく海外に行くなら、日本で身につけた看護師としての経験を活かして働きたい」ということでした。

一般的なワーキングホリデーでは、飲食店や小売店、ホテルなどでアルバイトをする人も多くいます。一方で、海外で働くことに慣れていない状態で仕事を探すことになるため、給与や雇用条件について不安を感じることもあります。
Masayoさん自身も、ワーキングホリデーについて調べる中で、最低賃金を下回るような条件で働かされるケースがあるという話を聞き、「せっかく海外で働くなら、適切な待遇のもとで働きたい」と考えました。
そこで選んだのが、アシスタントナースとして働きながら英語を学べるワールドアベニューの有給海外看護インターンシップでした。

日本で取得した看護師資格や臨床経験を活かせるだけでなく、一定のルールに基づいた雇用環境の中で、適切な待遇や賃金を得ながら働ける点も、プログラムを選ぶ大きな決め手になったそうです。

「ただ海外でアルバイトをする」のではなく、「看護師としての経験を活かしながら、英語を使って働く」。

この環境なら、海外生活と英語学習だけでなく、その先の看護師としてのキャリアにもつなげられる。

そう考え、アシスタントナースとしての海外就労に挑戦することを決めました。

渡航後に「オーストラリアで正看護師になりたい」と思うように

渡航1年目は、ワーキングホリデービザを利用してアシスタントナースとして勤務。実際にオーストラリアの医療・介護現場で働く中で、英語を使って仕事をする経験を積みました。

そして現地での生活を続けるうちに、
「せっかくオーストラリアに来たのだから、この経験をもっと先につなげたい」
という気持ちが強くなっていきます。

渡航から3年目、「このままオーストラリアで長く暮らすなら、正看護師として働きたい」と考え、正看護師資格の取得を目指すことを決めました。日本の4年制大学で看護学位を取得していたため、現地大学に通い直すのではなく、OBAルートに挑戦しました。

最大の壁は「英語力」――IELTSからPTEへ切り替えて挑戦

OBAに挑戦するうえで、Masayoさんが特に苦労したのが英語力でした。2年目からは学生ビザに切り替え、語学学校で英語を学習。ケンブリッジ英検やIELTS対策などに取り組みましたが、なかなか目標スコアに届きませんでした。そこで途中から、PTEにも挑戦。特にスピーキングには苦戦しましたが、「ここで諦めたくない」という思いから学習を継続しました。

半年間、集中的に勉強した結果、複数回の試験結果を組み合わせることで、必要な英語要件をクリア。英語スコア取得までに時間はかかりましたが、試験方法を変えながら、自分に合った方法を探して達成することができました。

NCLEX-RNは「期限を決めて」徹底的に勉強

英語要件をクリアした後は、OBAの試験対策へ。まず挑戦したのが、知識を問うNCLEX-RNです。

Masayoさんは、「6ヶ月後の試験で絶対に合格する」と期限を決めて勉強をスタートしました。使用したのは、UWorldやSaunders、YouTubeの解説動画など。

フルタイムで仕事をしながら、
平日:毎日2~5時間
休日:まとまった時間を確保
という形で、計画的に学習を続けました。

そして、NCLEX-RNは1回目の受験で合格!「いつか受ける」ではなく、試験日を先に決め、そこから逆算して勉強したことが合格につながりました。

OSCEは「オーストラリアの看護基準を知ること」がカギ

NCLEX-RN合格後、次に待っていたのが実技試験のOSCEです。OSCEでは、実際の臨床場面を想定したシナリオに対して、限られた時間の中で適切な判断・コミュニケーション・看護技術を行う必要があります。
Masayoさんが特に意識したのは、「日本で身につけた看護」と「オーストラリアで求められる看護」の違いを理解することでした。

そこで、現地のOSCE対策コースを受講。オーストラリアの看護基準や試験で評価されるポイントを学び、実際のシナリオを想定した練習を繰り返しました。その結果、OSCEも1回目で合格。

Masayoさん自身も、対策コースについて、
「試験で何が見られているのか、オーストラリアの看護ケアの基準を知ったうえで練習できたので、受けてよかった」

と振り返っています。

OSCEは受験料だけでも大きな費用がかかるため、「一発合格するための準備」に投資することも、結果的には時間と費用を抑えることにつながります。

正看護師登録後は、現地のネットワークを活かして私立病院の外科病棟へ入職

NCLEX-RNとOSCEに合格し、必要な手続きを終えた後、ついにオーストラリアの正看護師として登録。次に目指したのが、現地での正看護師としての就職です。Masayoさんは、それまでに築いてきた現地の人脈を活かし、私立病院の外科病棟へ直接アプローチ

そして、正看護師として採用されました。
「正看護師登録完了後は、知人から紹介してもらい、私立病院の外科病棟へ直接アプローチして採用通知を獲得しました。選考に時間がかかる公立病院よりも、まずは私立病院を目指すこと、そしてアシスタントナース時代に信頼関係を作っておくことがスムーズな就職の鍵となりました。」

オーストラリアの正看護師になって感じた「働き方」の違い

現在、Masayoさんはオーストラリアの私立病院で正看護師として勤務しています。

日本での臨床経験も評価され、給与面でも経験に応じた待遇を受けていると言います。
「日本での3年間の臨床経験が正当に評価され、初年度から『臨床4〜5年目の給与基準』」が適用されました。残業はほぼ発生せず、2週間(週40時間勤務)で手取り約AUD3,000〜3,500 (月給換算で約65-77万円)を得ています。さらに、24週間の育児休業手当など、福利厚生も非常に充実しています。」

また、実際に働いてみて、特に大きな違いを感じたのが、徹底された業務の効率化とワークライフバランスの良さだったそうです。
「日本では毎シフト膨大な看護記録や薬剤の二重チェックに追われていました。しかしオーストラリアでは、サマリー記録のみで点滴もポンプ管理が徹底されており、無駄な作業が最小限に抑えられています。また、始業前の前残業による情報収集はなく、勤務時間内にベッドサイドで申し送りを行います。

年功序列や過度な上下関係がなく、チーム全体で助け合う風土があるため、定時で帰宅してプライベートを存分に楽しみながら、心にゆとりを持って患者さんと向き合えています。」

Masayoさんから、これからOBAに挑戦する方へのメッセージ

オーストラリアの正看護師登録(OBA)は決して簡単な道ではありません。日本の看護師国家試験をもう一度受けるくらいの覚悟と勉強量が必要だと思います。しかし、正しい方法で努力を積み重ねれば、必ず突破できます。大変なこともありますが、その先には、日本と違う環境で看護師として働くことや、自分らしい生活を実現できる可能性があります。

「海外で看護師として働いてみたい」という気持ちがあるなら、ぜひ諦めずに、強い気持ちを持って、夢に向かってチャレンジしてください!

担当留学コンサルタントからの補足

Masayoさんの体験談は、Masayoさんが実際に留学・資格取得に挑戦した当時の制度や条件に基づくものです。
近年、オーストラリアでは、OBAの審査・試験制度や英語要件、ビザ制度などが頻繁に見直されており、Masayoさんと同じルートを現在そのまま再現できるとは限りません。

特に、次の項目は、実際に挑戦する時点の最新情報を確認することが重要です。
・OBA(NCLEX-RN / OSCE)の受験条件・費用
・英語要件(PTE / IELTS / OET等のスコア基準および有効期限)
・各種ビザ(ワーキングホリデー・学生・就労・永住ビザ)の申請要件および申請費用

また、OBAは「4年制大学を卒業していれば必ず簡単に取得できる」というものではありません。

看護学位、英語力、試験、登録、ビザ、就職――それぞれに準備が必要です。

だからこそ、「自分の場合、どのルートなら現実的に正看護師登録までたどり着けるのか」を、渡航前から考えておくことが大切です。

ワールドアベニューでは、これまでの看護留学サポート経験をもとに、現在の英語力や看護師経験、年齢、将来の希望などを伺いながら、「まずアシスタントナースとして働くのか」「日本で英語力を高めてから挑戦するのか」「OBAをどのタイミングで進めるのか」など、具体的なロードマップを一緒に整理しています。

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7. 資格取得後の就職方法と給料事情

正看護師としての登録が完了したら、いよいよオーストラリアで看護師として働き始めます。
とはいえ、
「資格を取ったら、すぐに病院で働けるの?」
「どこで働き、どれくらい稼げるの?」
など、気になることも多いのではないでしょうか。
ここでは、OBAルートで正看護師登録をした後の現実的な就職先の選び方、仕事の探し方、給料の仕組みについて解説します。

1. 正看護師登録後、どこで働く?就職先の選び方

オーストラリアで正看護師として働く場合、選択肢は一つではありません。

代表的な就職先には、
・公立病院
・私立病院
・Aged Care(高齢者介護施設)
・クリニック
・地方エリアの医療機関

などがあります。

ただし、海外で看護師資格を取得したばかりの方が、最初から希望する病院・診療科に就職できるとは限りません。
特に公立病院の新卒採用枠(Graduate Program)は、対象者や応募条件が設定されているため、海外で資格を取得した看護師にとっては応募しにくい場合があります。

そのため、最初から「大きな公立病院だけ」に絞るのではなく、私立病院や高齢者介護施設、地方エリアの医療機関なども含めて幅広く求人を探すことが、就職の可能性を広げるポイントです。特に、地方エリアでは看護師不足を背景に、海外出身の看護師を採用している医療機関もあります。

「どこで働くか」だけでなく、将来的にどのビザを目指すのか、どの地域で働くと選択肢が広がるのかまで考えて就職先を選ぶことが大切です。

主な就職方法は3つ

正看護師登録が完了したら、主に次のような方法で仕事を探します。

① アシスタントナースとして働いていた職場からの採用(実績最多)

看護インターンシップでAged Careなどの施設でアシスタントナースとして働き、職場で信頼関係を築く、OBAで正看護師登録後、同じ職場や系列施設でRNとして採用、という流れを目指せる場合があります。

もちろん、正看護師登録後に必ず同じ職場で採用されるわけではありません。
しかし、すでに職場の環境やスタッフを知っており、自分の働き方や人柄も理解してもらっていることは、就職活動において大きなアドバンテージになります。

② 医療・介護分野の人材派遣・紹介会社の利用する

「Healthcare Australia」「Nursewest」などの医療・介護分野を専門とする人材紹介会社や派遣会社を利用する方法です。オーストラリアには、看護師や介護職などの医療・ヘルスケア人材を扱う会社があります。

自分で一つずつ求人を探すだけでなく、
・自分の資格や経験に合う求人
・勤務地
・給与・勤務条件
・ビザサポートの可能性
などを確認しながら求人を探せるのがメリットです。

特に、地方エリアを含めて就職先を探す場合には、こうした人材紹介会社を活用する方法は有益です。

③ 求人サイトや病院・施設へ直接応募する

自分で求人を探して、直接応募することもできます。代表的な求人サイトには、SEEKやIndeedなどがあります。
また、気になる病院やAged Care施設があれば、公式サイトの採用ページから直接応募することも可能です。

英文履歴書(Resume)やカバーレターを準備し、求人の応募条件を確認したうえで応募します。海外での就職活動では、「日本で看護師として働いていた」という経験を、オーストラリアの採用担当者にどう伝えるかが重要になります。

2. オーストラリアの看護師はどのくらい稼げる?給料事情と日本の経験を活かした「賃金レート」の交渉術

オーストラリアの看護師の給料は、日本とは仕組みが少し異なります。
給与水準は、州・雇用先・経験年数・勤務時間・雇用条件などによって変動します。特に、公立病院では、州ごとの労働協約(EBA)などによって、看護師の経験年数や職位に応じた給与体系が細かく定められています。
そのため。「オーストラリアの正看護師は全員、平均⚪︎⚪︎万円」と一律に考えるのではなく、「基本給+経験年数に応じた給与+夜勤・週末・祝日などの手当」で考えるとわかりやすいでしょう。

【賃金レートの交渉術】日本での看護師経験が給料に反映されることも

オーストラリアで正看護師登録をしたからといって、必ずしも「新卒看護師」と同じ給与からスタートするとは限りません。勤務先の給与制度によっては、日本での看護師経験が考慮され、給与レベルを決める際に反映される場合があります。
結果として基本給だけで年間100万円以上もの差が生じることもあるため、ここは非常に重要なポイントです。

そのため、日本での勤務経験を証明できる英文の職務証明書(Statement of Service)などを準備しておくことが重要です。
例えば、日本での3年間の勤務経験を英文書類で証明したとします。オーストラリアの勤務先でその経験が評価された場合、経験に応じた給与レベルからスタートできる可能性がある、というわけです。

ただし、日本での経験が何年分、どのように給与へ反映されるかは、勤務先や給与体系によって異なります。

夜勤・土日・祝日の勤務では「割増賃金」がつく

オーストラリアの看護師の給与を考えるうえで、もう一つ知っておきたいのが、Penalty Ratesと呼ばれる割増賃金です。勤務先の給与規定などによって異なりますが、夜間や土曜日・日曜日・祝日に勤務すると、通常の基本給に加えて、割増賃金が手厚く支給されます。

夕方・夜勤手当: 基本給 + 12.5%〜25%(時間帯により変動)
土曜日手当: 基本給 + 50%(1.5倍)
日曜日手当: 基本給 + 75%(1.75倍)
祝日手当: 基本給 + 100%〜150%(2.0〜2.5倍)

これらを組み合わせることで、正看護師として年収800万〜1,000万円超(豪ドル換算)を稼ぐことも十分に可能です。

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8. よくある質問(FAQ)

Q1:通信制大学(放送大学など)で取得した「看護学士」でもOBAルートは使えますか?

A:OBAルートの対象となる可能性はあります。ただし、最終的にはAhpraによる個別審査で判断されます。
通信制大学で取得した「看護学士」だからといって、OBAルートの対象外になるわけではありません。これまでに修了した看護専門学校や短期大学、通信制大学などでの履修内容や臨床実習、日本での看護師免許、臨床経験などをもとに、Ahpraが総合的に審査します。

場合によっては、大学や看護専門学校などで学んだ内容を確認するため、シラバスや実習時間などの追加資料の提出を求められることもあります。審査の結果、OBAの対象となる「Stream B」と判断されれば、OBAを通じて正看護師登録を目指すことができます。
つまり、通信制大学で看護学士を取得している場合も、「通信制だから無理」と決めつけず、まずは自身の学歴・職歴がOBAの対象になるかどうかを確認することが大切です。

Q2:NCLEX-RNやOSCEの難易度はどれくらいですか?どのような対策が必要ですか?

A:日本の看護師国家試験を「英語」で受け直すレベルの難易度があり、しっかりと対策を立てなければ合格は容易ではありません。

NCLEX-RN(学科試験)の難易度と対策:
単なる暗記ではなく「臨床現場での判断力」が問われる試験です。さらに、すべて英語で出題されるため、看護知識に加えて医療英語への慣れも必要です。
対策では、UWorldなどの問題演習サービスを活用し、問題を解くだけでなく、「なぜその答えになるのか」を理解することが重要です。

OSCE(実技試験)の難易度と対策:
実際の患者を想定したシナリオに沿って、看護手技やアセスメント、コミュニケーションなどを実践します。
具体的には、10個の模擬病室を回り、オーストラリアの看護手順に従って実技・記録を行います。求められる正答率も7割以上と高く、NCLEX以上の難関とされています。
対策としては、看護インターンシップに参加し、事前にアシスタントナースとして現地の医療現場に慣れておくことや、現地の「OSCE対策講座(3日〜2週間)」でオーストラリア基準の看護手順を身体に叩き込む方法が有効です。

Q3:NCLEX-RNやOSCEで不合格になった場合、再受検はできますか?

A:はい、規定の条件を満たせばどちらも再受験が可能です。
ただし、再受験には時間とお金がかかる点には注意が必要です。

NCLEX-RN: 不合格通知から一定の待機期間(45日間)を空けることで再受験が可能です。
OSCE: 再受験は可能ですが、1回あたりの受験料が高額(4,000ドル)であり、会場への渡航費や滞在費も毎回発生します。

特にOSCEは、1回の受験にかかる金銭的・時間的負担が大きいため、受験前のスケジュールや準備(問題演習や実技トレーニング等)をしっかり整えて臨むことが推奨されます。

Q4:オーストラリアで正看護師を目指す場合、日本での臨床経験は何年必要ですか?

A:Ahpraの登録では、「直近5年以内に450時間以上(フルタイムで約3ヶ月相当)」の看護実務経験があるかどうかが重要になります。
「日本で看護師を何年以上経験していなければOBAを受けられない」という単純なルールではありません。

一方で、実際にオーストラリアの病院や施設へ就職する際には、これまでの実務経験が評価されることがあります。そのため、資格取得を考える際には、これまでの勤務先から英文の職務証明を取得できるよう準備しておくことをお勧めします。

Q5:4年制大卒ですが、あえてオーストラリアの大学へ進学した方がいいケースはありますか?

A:あります。OBAが利用できる場合でも、必ずしも全員にとってOBAが最適とは限りません。
例えば
・ワーキングホリデービザを利用できない年齢である
・オーストラリアの大学で看護を体系的に学び直したい
・大学の実習を通じて現地の就職に繋げたい
・「卒業生ビザ(Subclass 485)」も含めて留学計画を考えたい
といった場合は、現地大学への進学が検討対象となります。

大学卒業後に申請できる卒業生ビザは現地での職歴(看護師としての勤務経験)を重ねる大きな機会となります。しかし、多額の進学費用がかかるほか、ビザの申請要件(年齢上限や必要な英語スコア等)は変更される場合があるため、最新のビザ規程を確認した上での慎重な判断が必要です。

Q6:年齢制限や看護師としてのブランク(離職期間)があっても挑戦できますか?

A:看護師資格の登録要件として年齢の上限は設けられていません。ただし、ビザには年齢要件があるため注意が必要です。また、「直近5年間で450時間以上の看護実務実績」の証明が必須となります。
OBAを利用してオーストラリアの正看護師登録を目指す場合、年齢だけを理由に挑戦できなくなるわけではありません。

一方で、看護師として長期間働いていない場合には注意が必要です。
Ahpraでは、直近5年間に450時間以上の看護実務経験があることが重要な要件の一つとなります。そのため、長期間のブランクがある場合は、現在の実務経験が要件を満たしているかどうかを事前に確認する必要があります。
また、ビザにはそれぞれ年齢要件があります。特にワーキングホリデーや一部の技術移民ビザを利用する場合は、「資格取得はできるか」だけでなく、「資格取得後にどのビザを利用できるか」まで考えて計画することが重要です。

Q7:日本で看護師として働きながら、渡航せずにOBAの準備を進めることはできますか?

A:はい。NCLEX-RNの対策や英語試験の準備などは、日本にいながら進めることができます。

例えば
・IELTS・PTE・OETなどの英語学習
・NCLEX-RNの問題演習
・必要書類の準備
・Ahpraへの申請
などを進めることができます。

一方、OSCEはオーストラリアで受験する必要があるため、最終的には現地渡航が必要です。
そのため、
日本で働きながらNCLEX-RN・英語対策

OSCEのタイミングでオーストラリアへ渡航
という方法もあれば、
ワーキングホリデーなどで早めに渡航

アシスタントナースとして働きながら英語・OBA対策

現地でOSCEを受験
という方法もあります。

どちらが合っているかは、現在の英語力、年齢、資金、臨床経験、将来のビザ計画によって変わります。悩んでいる..という方は、ワールドアベニューの無料カウンセリングにてご相談ください。

9. まとめ:日本の看護学士を最大限に活かしてオーストラリアで正看護師を目指そう!


日本の4年制大学で看護学士を取得していることは、オーストラリアで正看護師を目指す上で強力なアドバンテージとなります。
OBAルートを活用できれば、オーストラリアの大学に通い直すことなく、NCLEX-RNとOSCEという試験を通じて正看護師登録を目指せます。さらに、ワーキングホリデーを利用できれば、アシスタントナースとして現場で働きながら、英語力を高めたり、OBAの試験対策を進めたりするという魅力的な方法もあります。

ただし、OBAは決して簡単なルートではありません。

特に、オーストラリアのビザ制度や審査基準は変更されることがあるため、渡航前から将来の就労や永住権を見据えた一貫性のあるプランを設計しておくことが大切です。

「自分の経歴はOBAルートに適しているのか」
「現在の英語力や資金状況に応じた最適なプランは何か」
「日本で働きながら準備するべき?それとも先に渡航するべき?」

これらは年齢・学歴・臨床経験・英語力・資金などによって最適な方法が異なります。ご自身にあった最新のOBA・留学・ビザのロードマップを知りたい方は、、ぜひワールドアベニューの無料個別カウンセリングをご利用ください。

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本記事の掲載情報に関するご案内と重要なお願い
本記事に掲載している各種情報(為替レート、ビザの発給条件、学校の授業料、入学要件など)は、2026年8月時点の一次情報および公式発表に基づいたものです。オーストラリアの各種規定や条件は予告なく変更されるケースが非常に多いため、留学をご検討の際は必ずご自身で各機関の公式サイトより、最新の正確な情報をご確認いただくようお願いいたします。

ビザ(学生ビザ・卒業生ビザ・永住権など)に関する最新情報
オーストラリア政府の法改正やビザ要件の変更については、オーストラリア内務省(Department of Home Affairs)公式サイトにて最新の状況をご確認ください。

正看護師資格の登録条件・英語要件について
オーストラリアでの看護師登録に関する認定基準や手続きの詳細については、オーストラリア看護助産師ボード(NMBA)公式サイトおよびAhpraの最新アナウンスをご確認ください。

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