オーストラリアで
ナースプラクティショナーになる方法

オーストラリアでは、患者と地域社会の健康改善、オーストラリアの医療サービスへのプラスの影響を与えたい、患者中心の診療の提供、実践のスペシャリストになること、脆弱とみなされた地域や人口において必要とされるヘルスケアサービスを提供すること、看護師としてのキャリアアップなどを理由としてナースプラクティショナーを目指されます。
オーストラリアでナースプラクティショナーになるためには、まずオーストラリアの正看護師資格を取得する必要があります。正看護師資格取得後、オーストラリアで就労し各大学のコースが定めている就労時間規定をクリアします。その後、大学が提供しているコースで学び、卒業します。大学院を卒業した後に、看護師認定協会へナースプラクティショナーとして登録手続きを行います。登録の際に、看護師認定協会がナースプラクティショナー登録の申し出を受け取ったときから遡って過去6年以内に3年間（5,000時間）以上、高度なレベルでの実践経験があることを証明する必要があります。
オーストラリアのNPは、公立・私立病院やプライマリケアなど様々な環境で働くことができます。NPは、救急及びクリティカルケア、高齢者ケア、慢性及び複雑な疾患、アルコールや薬物依存、外科、個人診療、婦人、精神科、小児科など一般的な診療から高度な診療まですべてにおいて携わることが可能です。

ナースプラクティショナーとして働くまでの流れ

看護学位取得

看護師認定協会へ正看護師登録

正看護師として就労

大学院入学

大学院卒業

看護師認定協会へ
ナースプラクティショナー登録

ナースプラクティショナーとして就労開始

オーストラリアのNP – 業務内容

オーストラリアのナースプラクティショナー資格を取得すると、オーストラリア全州でナースプラクティショナーとして働くことが可能です。業務内容としては、患者の健康管理や健康上の問題を診断、画像診断、患者やその家族また他の医療専門家と協力して治療計画を計画・実装・管理、薬の処方、患者を病院や専門医へ紹介、レントゲンや病理検査のオーダー、等より医師に近い業務を行うことができます。
自身で開業をするナースプラクティショナーもおり、自分自身が患者を診察したのちに専門医に紹介すべきかどうかの判断も行えます。

オーストラリアのNP – 求人

Australian College of Nurse Practitioners（ACNP）では、NPになる方法やコース提供をしている大学、その他イベント情報に加えて、NPの求人情報も掲載しています。
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