看護留学にかかる費用まとめ【2017年度版】


看護師向けの留学のことを総称して看護留学と呼んでいます。
例えば、オーストラリアの病院や介護施設などで看護助手として有給で働くことのできるアシスタントナース有給インターンシップ・プログラムや、オーストラリアで正看護師資格取得とその後の就職を目指す看護師資格取得サポ―ト・プログラムなどです。

普通のワーキングホリデーや語学留学と比べた際、勉強量も収入も異なる看護留学。今回は、それぞれの看護留学には、具体的にどのくらいの費用がかかるのか?をまとめてみました。

看護留学 王道「海外看護師資格取得サポート・プログラム」


看護師資格が国家資格なのは日本以外の国でも同様です。アメリカ、カナダでは日本と同様、国家試験を受験するために必要な勉強や実習を経て試験に合格する必要があります。一方でオーストラリアやニュージーランド、イギリスなどでは、試験はありません。ただし、国が定める規定の勉強や実習をこなさなければならないことに変わりはありません。

このように海外で正看護師として働くためには、各国が定める基準をクリアする必要があります。ただ幸いなことに日本で看護師資格を有している場合、「0」からスタートする必要はありません。日本の看護師資格取得に伴い取得した単位や臨床経験の一部を海外での正看護師資格取得に活かすことができます。しかし、どこまで何を活かすことができるのかは、看護師としての最終学歴や臨床経験、また現在の英語力などによって異なります。

例えば、看護留学先として大人気のオーストラリアで、正看護師資格を取得するには大きく2つの条件をクリアしなければなりません。1つ目は、オーストラリアの看護協会が認める単位数を満たした学位を取得していること、2つ目は英語力です。したがって、ものすごい簡単に言うと、日本ですでに4年制大学の看護学部を卒業し、国家試験に合格している方の場合、規程の英語力を取得することができればオーストラリアでの看護師資格を取得することができます。
日本で専門・短大卒の方の場合は、オーストラリアで学士を取得いただく必要があります。日本で取得している単位は一部認められるため、大学2年次または3年次に編入し、学士を取得します。
このように同じ日本の正看護師でも、大卒か専門・短大卒かによって、オーストラリアでの正看護師資格取得までのルート、そして費用や時間が大きく異なるのです。

今回は、看護師資格取得までのそれぞれのルートと、具体的にどのくらいの費用がかかるのか、見ていきたいと思います。

最短・最安!「英語力認定ルート」


「英語力認定ルート」は、オーストラリアでの正看護師資格取得までの最短・最安ルートです。対象者は、日本での4年制大学の看護学部を卒業し試験をパスしている方です。

「英語力認定ルート」とは、IELTS(アイエルツ)またはOET(オーイーティー)と呼ばれる英語力判断試験で、IELTS7.0以上、OET B以上を取得する必要があります。IELTS7.0、OET Bという英語力は、海外の大学・大学院に進学できるレベルです。ネイティブであっても試験対策が必要となるようなレベルというと困難さをおわかりいただけるのではないかと思います。
「英語力認定ルート」の場合、日本で取得している単位(学士)をベースに看護協会への看護師資格申請を行います。当然日本とオーストラリアとでは教育制度が異なるため、「看護師登録ブリッジングプログラム」(俗にいうIRON(Initial Registration for Overseas Registered Nurses)などと呼ばれるプログラム)を受けなければならないという条件が課せられます。ただし、大学に入りなおす必要はなく、看護師資格を取得することができます。

最短・最安!「英語力認定ルート」での看護師資格取得までの流れと費用
① 英語研修 期間:1.5年間 費用:約350万円
② 看護師登録ブリッジングプログラム 期間:8~12週間 費用:約150万円
③ 看護師資格取得
合計期間:約2年間 合計費用:約500万円
※費用には、学費、生活費、航空券、保険、ビザ申請諸費用などを含みます。

手堅く・着実に!「大学編入ルート」


日本での最終学歴が専門・短大卒の方の場合、オーストラリアで看護師資格取得に必要な単位数が足りないため、オーストラリアで学士を取得する必要があります。

手堅く・着実に!「大学編入ルート」での看護師資格取得までの流れと費用
① 語学研修 期間:1年間 費用:約300万円
② 大学編入 期間:1~2年間 費用:約300万円~500万円
③ 看護師資格取得
合計期間:約2年間~3年間 合計費用:約600万円~800万円
※費用には、学費、生活費、航空券、保険、ビザ申請諸費用などを含みます。

「英語力認定ルート」と比較するとお金も時間もかかります。しかし、大きなメリットもあります。まず、オーストラリアの場合、高等教育機関に2年以上通うことで、卒業後、Graduate Work streamやPost-Study Work streamなど、就労ビザや永住権の取得がまだでも、働くことのできる制度を利用することができます。つぎに、New graduate programと呼ばれる看護師の新卒トレーニングのようなプログラムに参加することがでます。
「大学編入ルート」はお金も時間も「英語力認定ルート」よりかかります。ただし、看護師資格取得後の就職や就労に対する安心感は大きいようですね。

0からの挑戦!「大学進学ルート」


日本で正看護師資格をお持ちでない方、日本で高校を卒業されたばかりの方、また、正看護師資格は取得しているものの専門・短大卒で、且つ卒業後10年以上経過している方が対象となります。

0からの挑戦!「大学進学ルート」の看護師資格取得までの流れと費用
① 語学研修 期間:1年間 費用:約300万円
② 大学編入 期間:2~3年間 費用:約500万円~800万円
③ 看護師資格取得
合計期間:約3年間~4年間 合計費用:約800万円~1,100万円
※費用には、学費、生活費、航空券、保険、ビザ申請諸費用などを含みます。

正看護師資格は取得しているものの専門・短大卒で、且つ卒業後10年以上経過している方の場合、取得している単位(勉強内容)が古すぎてしまい、単位移行を認められず、結果、大学1年次から勉強しなおしていただく必要がある、と大学側に判断されるケースがあります。そうなると、残念ながら日本で正看護師資格を有していたとしても日本で正看護師資格をお持ちでない方、日本で高校を卒業されたばかりの方と同様、3年間、大学に通っていただく必要があります。

一方で看護とは全く関係のない学位をお持ちの方が2年間の編入プログラムで正看護師を目指せるコースもあります。詳しくはワールドアベニューの看護留学専任カウンセラーへお問合せください。

看護師資格を最大限有効活用!アシスタントナース有給インターンシップ


アシスタントナース有給インターンシップは、今までの看護師資格取得を目的とした看護留学と異なり、オーストラリアの病院や介護施設にて看護助手として働き、海外の医療現場を体感したり、医療現場で使う英語力を磨いたり、しっかり稼いで海外生活を謳歌したりすることを目的とした看護留学です。
中には、先述している看護師資格取得の足掛かりとする方もいらっしゃいます。

看護師資格を最大限有効活用!アシスタントナース有給インターンシップの流れと費用
① 英語研修 11週間
② 看護専門コース(Certificate 3) 6~8週間
③ 看護助手として働く 最長6ヵ月
※ワーキングホリデー制度を利用したプログラムのため、途中で季節労働を行い、セカンドワーホリを取得することもできます。その場合は、③ファーム ④看護助手として働く の流れになります。
合計期間:1年~2年間 合計費用:250万円(ただし、看護助手としての総収入をプラスすると150万円程度)

看護助手での月収平均は30万円程度のため、なかにはアシスタントナースとして働きながらお金をため、看護師資格取得にチャレンジする方もいらっしゃいます。大学在学中も看護助手として生活費を稼ぎながら生活することができれば、渡航前までに貯めなければならない費用も抑えられます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。上記の費用はあくまで、英語力初中級からスタートした場合の費用となります。よって、現在の英語力によってはより長い期間、また高い費用が必要となるケースもあります。逆に、すでに一定の英語力をお持ちの方の場合、留学期間はより短く、費用はより安く、目的を達成することもあります。
上記はあくまで一般的なケースを基とした概算となりますので、看護留学の費用についてより詳しく知りたいという方は留学カウンセリングをご利用くださいね。

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