1.Harukaさんのスケジュール

オーストラリアのワーキングホリデー制度を利用した「海外看護有給インターンシップ」に挑戦し、現在もシドニーに滞在中のHarukaさんから体験談をいただきました。仕事もプライベートも満喫中とのこと！そんなHarukaさんの体験談をご覧ください。

Harukaさんの留学概要

渡航国：オーストラリア
渡航都市：シドニー
留学プログラム：海外看護有給インターンシップ
渡航期間：2025年4月 – 現在
インターンシップ先：施設

お問い合わせからの流れ

2.小さい頃から夢見ていた憧れの海外生活

親の趣味が海外旅行で、小さい頃から1年に一度海外旅行に連れて行ってもらっていて、世界には色々な人たちがいて面白いなとすごく海外に興味がありました。姉がアメリカに数ヶ月間留学をしていて、すごい楽しそうだなと思ったことや、大学の時にハワイの病院を見学する機会があって海外の医療や看護現場に興味を持つようになったことが留学を考え始めたきっかけです。いつかは海外生活をしてみたい、働いてみたいと思っていました。

最初は、ワーホリにするか看護留学にするか迷っていました。日本に帰国する時に、看護師としてのブランクをできる限り作りたくないと思い、看護留学を選びました。日本で働いている時も外国人患者さんと関わる機会が多く、色々なバックグラウンドの患者さんと話してみたいと思ったことや医療英語を学びたいと思ったことも看護留学を選んだ理由です。この時は、オーストラリアの正看護師資格取得も考えていたため、そこに繋がりやすいかなとも思いました。

3.「仲間がいる」と心強くなれた渡航前学習

開講されている授業数も多かったので、仕事をしながらでもスケジュール調整して受けることができました。「やりたくないな…」と思う時もたまにありましたが、「留学するんだし、やらないと」と自分に言い聞かせて、夜勤前や明けの時にも授業を入れて受けていました。また、挫けそうな時も一緒に授業を受けている同じプログラムに参加する人たちと話すことで、「私一人だけが頑張っているわけじゃないんだ、皆いるんだ」と思えたことが心強かったです。先生もちゃんと英語力を伸ばすためにたまに厳しくしてくれたりしていて、それもすごいよかったです。自分一人だと頑張れないことも多いので、「次の授業までにちゃんと復習しよう」とか「みんなも頑張ってるんだから、これは終わらせよう」と思うことができたので、日本にいる時も授業を受けられてよかったです。

自分は怠けがちな性格なので、コーチングスタッフが一緒に目標や計画を立てて、2週間に一度チェックしてもらえるのはよかったです。無理に頑張りすぎず自分のペースに合わせたプランや目標を立ててくれるので、嫌にならずに勉強できました。

渡航してみて、出発前からちゃんと勉強していてよかったと思いました。基礎的な英語力が身についていないとクラスメイトやシェアメイトとのコミュニケーションをとることも難しかったと思います。全くわからない状態で渡航していたら、そもそも話しかけてみようかなと積極的に行動することもできなかったと思います。語学学校の授業で自分が勉強してきた単語やフレーズが出てくると、「あ、これ知ってる！ネイティブの先生もこれ使うんだ」と嬉しくなりました。なので、留学前からきちんと勉強しておいてよかったし、もっと勉強しておいてもよかったなと思いました。

渡航前の書類準備は、ワクチン接種をするなど少し手間はかかったものの色々と手伝ってもらったので、ちゃんと準備できました。同じシェアハウスでアシスタントナースとして働いている子がいるんですが、留学エージェントを利用しておらず、一人で書類作成などをやっているのをみて、「絶対私はできない…」と思いましたし、サポートがあってよかったなと感じました。一人で準備していると「これであっているのかな」と不安を持ちながら準備することになっていたと思います。

4.学びが多く楽しみながら勉強することができました！

渡航をして最初の滞在先は、シェアハウスでした。同じプログラムの人が4人と他に4人日本人、計8人が住んでいました。2ヶ月目以降は別のシェアハウスを探して移動しました。シェアハウス探しが1番大変でした。掲載されている写真と実物が違ったり、ハウスメイトの部屋の使い方が綺麗ではなかったり、となかなか「ここだ」と思える場所に出会えず…。たまたま、日本人の友達が住んでいるシェアハウスのオーナーさんが持っている別のシェアハウス先を紹介してくれて、良いお家に住むことができました。

語学学校

渡航前から英語の勉強を頑張っていたこともあり、語学学校は上レベルのクラス、ケンブリッジ英検の対策コースで勉強することができました。レベルが上のクラスなので、慣れるまでは大変でした…。最初の1週間くらいは緊張して授業を受けていましたが、発言機会を沢山もらえたので徐々に話すことに慣れていきました。クラスメイトのモチベーションも高く、正直センター試験よりも難しく感じました（笑）。

スピーキング・リスニングのクラスは、面白いトピックを出してくれて、それに関してディスカッションする感じだったので発言する機会も多くて、楽しかったです！勉強をして知ってはいたけど今まで使えていなかった文法や先生が使用するネイティブの英語表現を自然と会話で使えるようになれたことが嬉しかったです。

医療英語クラスは、最初はわからない単語ばかりで難しいと感じていましたが、先生が丁寧に教えてくれたのでよかったです。体位交換の時のフレーズや血圧を測る時のフレーズなど、ロープレもやるので使い方を覚えやすかったです。今アシスタントナースとして働いている時も使うし、帰国後に看護師として働く時も使えるなと思いました。

Certificate 3 Course

語学研修後に受けたCertificate3 Courseは、課題が多くて終わらせるのに時間がかかりました。とにかく手を動かして書き続けていました。宗教のことなど日本と違う内容もあったので、大変だったけど興味深く面白かったです。
実習は、とにかく朝起きるのが早くて辛かった（笑）。日本の実習とは少し違い、和気あいあいとやっていたので、楽しかったです。

5.ストレスフリーで働いてこんなにお給料もらっていいの！？

Certificate3 Course修了後に受けたスピーキングテストは1回で合格しました！実習はどうだったか、自分の英語力をどう思うか、日本とオーストラリアの医療はどうしたらより良くなるか、認知症患者の対応方法などを聞かれたと思います。

テストに合格してから3週間後くらいから施設での仕事がスタートしました。以前は、週3-4日夜勤専従で働いていたのですが、ちょっと身体がしんどかったので、最近は週3日アフタヌーン、週2日ナイト、という週3-5日くらいの勤務にしています。
業務内容としては、おむつ交換や体交、食事準備、食事介助、血圧測定、体温計測、シャワー介助、保清などを行っています。

基本時給が約3,800円で、土曜日は50％増し、日曜日は75％増しになるので、平均時給としては4,000円くらいもらっています。2週間に一度給与が支給されるのですが、おおよそ23-28万円くらいもらっているので、月で言うと46-56万円くらいの給与になります。和気あいあいと働いていて、ストレスフリーの環境で、仕事に行くことを嫌だなと思ったことがないので、これでこんなにお給料もらえるの？ってなってます（笑）。
生活費は、月25-33万円くらいかなと思います。旅行する月は40-45万円くらいは支出があります。今住んでいるところがオウンルームでシャワーもトイレも自分専用なので、少し家賃が高く1週間で3.9万円ほどなので、月の家賃は16万円くらいです。なので、旅行しても少しお金が余って貯金ができる状態ですね。

働いていると、日本とオーストラリアの違いを沢山感じます。患者さんのバックグラウンドが様々なので、バックグラウンドを考えながら接するようにしています。一緒に働いている人もネパールやフィリピン、中国、バングラディシュなど、第二言語の英語でコミュニケーションをとっています。ケアやコミュニケーションに関しては、やっぱり日本人は丁寧です。ただ、オーストラリアは年上の人もみんなフランクでフラットな関係で、夜勤被ると車で送り迎えしてくれる同僚もいます。残業がなく、15時出勤なら15時から仕事が開始しますし、18時定時なら18時には建物から出ます（笑）。
また、食事もハンバーガーやチップス、ビーフサンドなどジャンキーなものを食べている人も多く、飲み物やリンゴジュースや炭酸飲料など糖質などはあまり気にしていません。好きなように一生を過ごすことが施設のポリシーなので、好きな服を選んで着るし、好きなだけ砂糖をとる。個を尊重するオーストラリアならではの特徴かなと思います。

6.シェアハウス生活や旅行も満喫！

今住んでいるシェアハウスは、フラットメイトというシェアハウスの情報が載っているサイトで見つけたのですが、一軒家に5人が住んでいるところです。ポーランド人のオーナーとオーストラリア人のオーナーのパートナーが3階に住んでいて、あとはオーストラリア人が1人、オランダ人が1人います。あと、ポメラニアンが2匹います（笑）！シティまでは50分ほど、職場までも1時間くらいかかりますが、とても良い環境と家なので快適に過ごしています。

休みの日は、ルームメイトと出掛けることが多いです。ビーチに行って本を読んだり、カフェに行ったりと、オーストラリアライフを楽しんでいます！
先日は、パースの旅行をして、クォッカと写真も撮れました！自然が沢山あり、海も綺麗でとてもよかったです。次は、ニュージーランド留学をしている友達とメルボルンで集合をして旅行する予定です。また、年内に母親が遊びに来るのでニュージーランドでレンタカーを借りてロードトリップをする予定です！

友達とのお出かけも旅行も満喫！

7.今後の目標と留学を考えている方へのメッセージ

帰国後は関東圏で働きたいなと考えています。英語と看護師資格を活かして働きたいと思っていて、外国人患者を多く受け入れているクリニックや治験コーディネーター、在宅でできる仕事にも興味があります。また、以前に働いていた三次救急に戻ることも考えています。

海外に長期間行くことは、仕事も一度辞めてキャリアをストップさせるので、とても勇気が必要なことだと思います。ただ、来て後悔することはないと私は思います。20代の自分のことに集中できる時期にしかできないことです。色々な年代の方が自分のやりたいことや目標に向かって頑張っていて、それに沢山の刺激をもらえます。
留学をしたいと考えている方は、ぜひチャレンジをしてみてほしいなと思います！

8.さいごに

体験談を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Harukaさんのアシスタントナース有給インターンシップ体験談はいかがでしたでしょうか。

Harukaさんが参加したアシスタントナース有給インターンシップは、オーストラリアのワーキングホリデー制度を利用した看護師限定の留学プログラムです。勉強も仕事も旅行も、自由にアレンジできるからこそ、皆さん次第でどんな経験にも挑戦いただけます。

ご興味をお持ちの方は、定期開催中のオンライン説明会にぜひご参加ください。オンライン説明会は、カメラもマイクもOFFでお気軽にご参加いただけます。プログラムの概要や参加条件、出発月ごとの定員状況や費用、そして最新キャンペーンなどもご案内しています。

皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしています。