| お名前 | 佐藤彩かりさん | 留学期間 | 2025年5月ー現在 | ||
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| 滞在都市 | シドニー/オーストラリア | インターン先 | 施設 | ||
1.Akariさんのスケジュール
オーストラリアのワーキングホリデー制度を利用した「海外看護有給インターンシップ」に挑戦し、現在もシドニーに滞在中のAkariさんから体験談をいただきました。色々なことにチャレンジしながら生活を楽しんでいるとのこと!そんなAkariさんの体験談をご覧ください。
Akariさんの留学概要
渡航国:オーストラリア
渡航都市:シドニー
留学プログラム:海外看護有給インターンシップ
渡航期間:2025年5月 – 現在
インターンシップ先:施設
お問い合わせからの流れ

2.外国人患者さんの気持ちを聞いてあげたいと決めた留学

元々海外に行きたい、生活したいという気持ちを持っていて、仕事をする中でその気持ちがより強くなったということが大きな理由です。消化器外科で働いていたのですが、緊急入院で手術する外国人患者さんも多く、言葉が通じない中で患者さんも不安だろうとだろうな、言葉が通じないから思っていることも言えないんだろうな、ちゃんと言葉でコミュニケーションが取れるように聞いてあげられるようになりたいなと思うようになりました。
学生時代は語学留学を考えていて、短期間では成長できない気がすると思い長期間行きたかったのですが、長期間行く時間を取ることが難しかったので、諦めていました。仕事を始めてからは仕事一筋でやってきていて、長期間海外に行くのを諦めていたのですが、そんな時に看護インターンシップと出会いました。これなら今の仕事を活かして長期間海外に行けるし、ブランクにもならないし、帰国後にも活かせるし…プラスでしかない!と思ったので、看護インターンで留学することを決めました。また、外国人患者さんとコミュニケーションを取れるようになりたいと思っていたため、看護・医療現場で活かせる英語力を身につけられるというのも大きなポイントでした。
3.英語に耳を慣らした状態で渡航できてよかった

申し込み後、早速出発前オンライン英語レッスンがスタートしたのですが、めちゃくちゃ勉強意欲の低い私にとって「授業に出ないと」と思わせてもらえて、週に1回でもネイティブの英語に触れられる機会があったことはよかったです。授業がなかったら、もっと英語に触れてなかったと思います。自主学習は、ストレスにならない程度にやっていて、授業の復習はその日のうちにやるようにしていました。コーチングの時に自主学習の状況などもチェックされるので、「コーチングの時に報告できるくらいには勉強しないとな…」と思いながら勉強していました(笑)。
「中学英語すらゼロに近かったので、出発前に英語に触れておいてよかったと思います。毎週ネイティブの英語を聞いて少し慣れていたこともあって、ホストファミリーや学校の先生の英語も抵抗感なく聞くことができたと思います。何も勉強してなかったら、ただの音にしか聞こえなかったかもしれません(笑)。
出発前の書類準備は、そんなに大変さを感じませんでした。勤務先も書類作成に協力的で、ワクチンシートも近くのクリニックで作成してもらえたので、スムーズでした。ワールドアベニューさんに書類作成もサポートしてもらえたので、作成したものをチェックしてもらって「これでOK!」と言われたら、安心できました。正解を教えてもらって不安がなかったからこそ、そこにストレスがなく、他のことに力を注げたと思います。
4.医療英語のクラスで鍛えられた英語力

最初の滞在先はホームステイを選びました。インドネシアのご夫婦で、ハウスメイトは日本人の方でした。ホストファミリーは優しくて温かくて、距離感がほどよかったので、楽でした。私たちは留学生用の棟に住んでいたので、干渉されすぎず、でも声はかけてくれるし、相談にも乗ってくれました。シティから電車で40分ほどと遠くもなく、バス停も駅もあまり遠くなかったので、立地的にもよかったと思います。
2ヶ月目以降はシェアハウスに移るために、到着後2週目〜3週目くらいから家を探し始めました。家探しの最大のポイントは、エアコンです!私がシェアハウスを探していた時期は、オーストラリアは冬の時期でとても寒く、暖房がつけられるところに出会えたので、そこに決めました。
語学学校
語学学校の勉強で特に印象に残っているのは、医療英語クラスです。最初は下のレベルのクラスだったのですが、結構難しかったです。医療ドラマを見て、わからなかった単語をピックアップしてそれを調べる時間をもらい、全員立って単語の意味を答えられた人から座るという感じだったんですが、「え、ドラマのスピード早くて、意味どころか聞き取れてすらいないんですけど…?」となりました。ドラマに関する質問もされて、それに回答することもあり、一生座れないんじゃないかと思いました(笑)。登場人物の名前を覚えるのも大変だったので、必死で聞き取ろうと集中していました。下のレベルのはずなのに「めっちゃスパルタ…!」と思いました(笑)。逆に上のレベルに上がった時は、テキスト通りに進めていく感じだったので、楽だなと感じてしまいました(笑)。
Certificate 3 Course
Certificate3 Courseは、実習時の早起きが大変でした。課題の量も多く、この時代に全て手書きなので、大変でした。専門学校の対応もオーストラリアっぽくて少し雑なところもあり、「まぁ、オーストラリアだから仕方ないか」と思いましたが、日本とは違うなと感じました。
到着1ヶ月後くらいからジャパレスでアルバイトをしていたのですが、あまり稼げなかったので、Certificate3 Courseが終わってからマッサージのアルバイトを始めました。「決まったことを話すだけだからそんなに難しくないよ」と言われていたのですが、スモールトークが多く、「結構英語話すじゃん!」となりました(笑)。今もマッサージのバイトは続けているのですが、とても良い勉強になっています。
5.日本とのギャップに驚く日々

Certificateが取れたあとは、スピーキングテストを受けて1回で合格しました。実習はどうだったか、日本とオーストラリアの違い、オーストラリアの看護現場で良いと思った点、などを聞かれたと思います。
その後、派遣会社に登録して、テスト合格後3週間後くらいから仕事がスタートしました。今は派遣される施設は絞られてきており、シャワー介助や更衣、食事介助、バイタル測定などを行っています。繁忙期は週3-4日くらいで、現在は閑散期なので週1日くらいの頻度で働いています。週1日の勤務だと週に2.5-3万円ほどで、週3-4日の勤務だと週10万円を超えるくらいの収入をもらっています。
オーストラリアはスピード勝負でケアが雑だなと感じることが多いです。でもそれが、オーストラリアの文化であり、やり方なので、レジデント(施設の利用者さん)も納得していて、特に不満を持っていません。日本はお風呂介助も丁寧に行いますが、オーストラリアのシャワー介助は雑です(笑)。お風呂にゆっくり浸かって癒されそう、身体を休めようという考えも文化もないので、ケアの仕方にも違いが出てくるのかなと思います。タバコも吸うし、お酒も出てくるし、日本だったらありえないことが多いです。自由に過ごせるのが1番だとレジデント自身も思っていて、尊重していることが国によって違うんだろうなと思います。
働き方としては、残業がないことはやっぱり特徴です。定時ギリギリにレジデントに何かを頼まれても、「次の人に任せていいよ」と他のスタッフから言われるので、定時過ぎて仕事をしていることは基本的にありません。「え、ちょっとのことだからやるよ?」となるんですけど、それがオーストラリアの働き方なので、それに合わせています。定時には建物を出るというのは当たり前ですね。
6.シェアメイトとのスモールトークに悪戦苦闘!

アシスタントナースとマッサージの仕事をしながらも休みはあるので、友達とカフェやビーチに行ったりして過ごしています。ただ、まだ全然旅行できていないので、これから帰国までの間に旅行を詰め込んでいます!これから、タスマニアやニュージーランド、ウルルに行く予定です!
シェアハウスは、今住んでいるところが2つ目の家なんですが、トルコ人のオーナーと日本人のオーナーのパートナーとトルコ人のシェアメイトの4人で住んでいます。アットホームなシェアハウスで、オーナーたちがご飯を食べていると声をかけて食事に誘ってくれたり、シェアメイトもフレンドリーでとても過ごしやすい環境です。シェアメイトは会う度に話しかけてくれて、「How was your day?」と聞いてくれるのですが、そういうスモールトークが苦手で難しいなと思います。とにかく話す量が多くてマシンガントークなので、自分もそのくらい話せるようになりたいなと思っています。
7.今後の目標と留学を考えている方へのメッセージ

これから帰国までの間は、とにかく楽しみたいです。
あとは、シェアメイトときちんと話せるようになることが目標です!「私のこと嫌いなの?(笑)」と冗談っぽく聞かれて、「嫌いじゃないよ!」と言うんですけど、うまく英語を話せないので、相手を疲れさせちゃうかなと思ってしまいます。なので、対等に普通に話せるようになりたいです。そのためにも英語の勉強も継続して行っていきたいです。
オーストラリアに来てよかったと思うことは、時間が沢山作れたので、マッサージのバイトや体の勉強など元々興味があったことができたことです。
日本にいる時は仕事が軸で、自分の興味のあることに使う時間があまりなかったように思います。
せっかく英語を使える環境にいるので、アシスタントナース1本に絞らずに、やりたいことを1つ1つチャレンジしたいです。看護インターンに参加したからといって、「アシスタントナースとして絶対働かないと」とか「アシスタントナースだけやろう」と難しく考えなくてもいいかなと思っています。
私は、オーストラリアで働いてみて、改めて日本で正看護師として働きたいと思いました。
オーストラリアで生活している時間は、色々なことを経験できる時間にできていて、人生が少し豊かになったと感じています。
8.さいごに
体験談を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Akariさんのアシスタントナース有給インターンシップ体験談はいかがでしたでしょうか。
Akariさんが参加したアシスタントナース有給インターンシップは、オーストラリアのワーキングホリデー制度を利用した看護師限定の留学プログラムです。勉強も仕事も旅行も、自由にアレンジできるからこそ、皆さん次第でどんな経験にも挑戦いただけます。
ご興味をお持ちの方は、定期開催中のオンライン説明会にぜひご参加ください。オンライン説明会は、カメラもマイクもOFFでお気軽にご参加いただけます。プログラムの概要や参加条件、出発月ごとの定員状況や費用、そして最新キャンペーンなどもご案内しています。
皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしています。
