今しかできないスローライフを楽しめた看護留学

お名前加藤優香さん留学期間2025年1月ー現在
滞在都市シドニー/オーストラリアインターン先施設

1.優香さんのスケジュール

オーストラリアのワーキングホリデー制度を利用した「海外看護有給インターンシップ」に挑戦し、現在もシドニーに滞在中の優香さんから体験談をいただきました。アシスタントナースとして働きながら、オーストラリアならではのスローライフを満喫中です!そんな優香さんの体験談をご覧ください。

優香さんの留学概要

渡航国:オーストラリア
渡航都市:シドニー
留学プログラム:海外看護有給インターンシップ
渡航期間:2025年1月 – 現在
インターンシップ先:施設

お問い合わせからの流れ

2.留学しようと思ったきっかけと看護留学に決めた理由


留学しようと思ったきっかけは、パートナーです。就労先が一緒だったパートナーが看護インターンシップでオーストラリアに行くことが決まっており、その話を聞いて興味を持つようになりました。正直、パートナーからその話を聞くまでは、海外にはあまり興味はありませんでした(笑)

看護師を辞めたいとは思っていなかったし、認知症看護を極めるために元々勤めていた病院を退職しようと思っていたので、これを機に海外の認知症ケアを知ってみるのも良いかもと思いました。普通のワーキングホリデーや語学留学では、認知症ケアを知ることはできないので、パートナーと同じ看護インターンシップで留学することを決めました。

3.渡航前の書類準備と出発前オンライン英語レッスン


書類は本当に大変でした。書類が届いた瞬間に「え、こんなにあるの…」と正直思いました(笑)。出発の約6ヶ月前に申し込みをしたということもあり、急いで準備をする必要がありましたが、LINEでわからないことを都度都度確認しながら作成を勧められたので、スムーズにできたと思います。一人では絶対に準備できなかったので、書類作成サポートがあってよかったです。

出発前オンライン英語レッスンは、本当に受けてよかったです!もし受けていなかったら、留学に行くことすらふわふわしていて英語の勉強もできないままだったと思います。市販の教材や勉強方法は沢山あって、どれを選んで何から始めたら良いかわからなかったけど、コーチングを受けていたので、コーチングスタッフがお勧めの教材などを教えてくれて、わかりやすかったです。日本でも自分から話しかけたりすることは得意ではないですが、渡航後は英語で躊躇なく話しかけたりできるようになっていたので、渡航前にちゃんと英語に触れておいてよかったなと思います。

4.スピーキングテストは一発で合格!


いよいよ出発し、最初の滞在先は、ワールドアベニューさんが提携している滞在手配会社でシェアハウスを手配してもらいました。ホームステイだとパートナーと一緒に住むことができないため、シェアハウスを選び、同じ部屋で生活をスタートすることができました。

語学学校・Certificateでの勉強

渡航後も語学学校で語学研修を受けるのですが、ちょうど私は色々な先生の授業を受けることができたタイミングだったので、色々なイントネーションの英語を聞くことができて面白かったです。また、医療英語のクラスも最初は「大丈夫かな…ついていけるかな…」と思っていましたが、先生の教え方がわかりやすく、楽しく勉強できました!先生のレクチャーだけでなく、患者役と看護師役に分かれてロールプレイングもしていたので、実際の状況をイメージしながら学ぶことができました

語学研修後は、アシスタントナースの資格を取得するコース(Certificate3 Course)を受講しました。基本的には基礎看護のようなもので、解剖やインシデントが起きた時の対応などを学んだのですが、ファーストエイドでは子供のモデルで心臓マッサージなども練習したことが「日本とは違うな」と感じました。Cert3で大変だったことは、なんと言っても実習時の早起きです(笑)。大体、4時頃には起きて、4時40分〜50分頃のバスに乗り、6時半から実習開始でした。課題も量は多かったですが、クラスメイトと協力しあいながら行ったので、きちんと終わらせることができました!

ドキドキのスピーキングテスト

Cert3修了後、スピーキングテストを受けるのですが、なんとか1回で合格できました!(笑) 私が認知症ケアに興味があることを語学学校は知っていたので、「認知症ケアの日本とオーストラリアの違い」や「英語を話せない認知症患者とどうやってコミュニケーションをとるか?」など、認知症ケアについていくつか質問をされました。

スピーキングテストに合格して2週間後くらいに派遣会社登録の案内を語学学校からもらい、そこからトレーニングなどを受け、最終的には資格取得から4週間後くらいから働き始めました。就労開始のタイミングは、人によって違うかと思います。

5.働く人の安全を大事にするオーストラリアの考え方

私が働いているところは、エイジドケア施設で、主にシャワー介助や食事介助、トイレ介助などの生活介助業務を行います。私は、せっかくオーストラリアに来たので「今しかできないことをしたい!」と思い、働きづめではなく、ゆったりと過ごすことにしています。そのため、仕事は週に1〜2回しかしていません。他の方は週4日とか働いていると思います!正直、1日中英語を聞いて話して働いているので、結構疲れます(笑)。なので、仕事はゆったりとしつつ、趣味を楽しんでいます
時給は、モーニングが41ドル、アフタヌーンが45ドル、ナイトが46ドルくらいで、1日働くとおおよそ300ドルくらいはお給料としてもらえます。なので、週1〜2日の勤務でも、生活はできちゃいます!

食事は、毎食少なくとも2種類のメニューから選ぶことができ、本人が希望であればお酒を飲むこともできます。イースターのイベントの時は、ソフトドリンクだけでなくお酒もしっかり用意されていました(笑)。また、朝メイクをしっかりとして、1日を過ごす利用者さんが多いことも驚きました。

私が興味のあった認知症ケアに関しては、オーストラリアではまず自分の安全確保が優先されます。日本だと患者第一なので、ここが日本とは大きく異なる部分だなと思いました。日本では、行動を抑制、つまり患者の行動を止めることが多いですが、オーストラリアでは、利用者には近づきすぎず、本人の行動を尊重します。また、もし攻撃された時に逃げられるようにするため、背後の安全確保もします。日本では、患者ごとに何人でケアをしないといけないのか明確に決められておらず、人も足りないので、2人必要なことでも1人で行ったりすることもあります。オーストラリアでは、利用者さんによって1人ケアか2人ケアか記録に明記されているので、それに従ってケアを行います。

大変だなと思ったことは、認知症の利用者さんが英語を忘れてしまって母国語で話をする時です。私が働いている場所では、母国語がギリシャ語の方が多く、ギリシャ語だと会話ができないので、表情やボディランゲージを使ったり、母国語の簡単な単語やフレーズを部屋に貼って対応したりしています。これは、日本ではあまり対面しないことなので、移民が多いオーストラリアならではの出来事だなと思いました。

6.スローライフを満喫!

釣りや旅行など趣味を楽しむ!

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先ほどもお伝えした通り、仕事は週に1〜2日のみなので、それ以外の日は趣味を楽しんでいます。パートナーも私も釣りが好きなので、一緒に釣りをしたり、最近は冬で寒いので家でゆっくりアクセサリー作りをしています。こんなにゆっくりできるのも今のうちかなと思い、楽しんでいます!
先日は、ケアンズに3泊4日で旅行もしました。みんなが行くグレートバリアリーフには行かず(笑)、釣りができる島に行って釣りをしたり、シティ観光をして楽しみました!今月末にはウルルに行こうと話しており、タスマニアにも釣りをしに行こうと思っています!1月でビザが切れるので、それまでは毎月旅行をする予定です!

7.今後の目標と留学を考えている方へのメッセージ


日本帰国後は、元々興味のあった認知症ケアに携わる仕事をしたいと思っています。オーストラリアで働いていて、一緒に働いている人や利用者さんがたまに日本語を少し話してくれた時に嬉しく感じたり、ホッと安心する気持ちになったりしました。私も日本に帰ったら、外国人患者さんに同じようにホッとしてもらえるよう、英語を使って対応したいなと思っています。

いま留学を考えている方は、少しでも興味があるなら行ってみた方が良いと思います。今後に活かせるし、今しかできないことだからです。そして何よりも、普通に楽しい!(笑)
看護師なので、退職しても転職はなんとかなると思います!

8.さいごに

体験談を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。優香さんのアシスタントナース有給インターンシップ体験談はいかがでしたでしょうか。

優香さんが参加したアシスタントナース有給インターンシップは、オーストラリアのワーキングホリデー制度を利用した看護師限定の留学プログラムです。勉強も仕事も旅行も、自由にアレンジできるからこそ、皆さん次第でどんな経験にも挑戦いただけます。

ご興味をお持ちの方は、定期開催中のオンライン説明会にぜひご参加ください。オンライン説明会は、カメラもマイクもOFFでお気軽にご参加いただけます。プログラムの概要や参加条件、出発月ごとの定員状況や費用、そして最新キャンペーンなどもご案内しています。

皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしています。