【体験談】新しい自分になれた看護留学!引っ込み思案な性格から行動力のある自分へ

お名前千葉汐莉様留学期間2023年10月 - 2024年10月
滞在都市シドニー/オーストラリアインターン先ナーシングホーム

1.Shioriさんの留学スケジュール

オーストラリアのワーキングホリデー制度を利用した「海外看護有給インターンシップ」に挑戦したShioriさんから体験談をいただきました。小学生の頃から、「海外」や「英語」に興味を持っていたShioriさん。看護師として働く中でも、外国人の患者さんにもっとスムーズに対応できないかと感じることもあり、留学を決意されました。1年間の看護留学を経て、積極的な自分になることができ、今後は外国人の受け入れを行っている病院での勤務を検討されているそうです!
そんなShioriさんの体験談をぜひご覧ください。

Shioriさんの留学概要

渡航国:オーストラリア
渡航都市:シドニー
留学プログラム:海外看護有給インターンシップ
渡航期間:2023年10月 – 2024年10月
インターンシップ先:ナーシングホーム

お問い合わせから帰国までの流れ

2.看護留学を考えたきっかけ

私が海外に興味を持ち出したのは、小学生の頃です。私が通っていた小学校はインターナショナルスクールが隣接していて、日常の中に自然と外国人の方が溢れているような環境でした。そのような環境で育った私は、異文化を持つ外国の人たちと、英語でコミュニケーションを取れるようになったらかっこいいだろうな〜と日々感じていました。子供の頃には海外へ行く機会はありませんでしたが、「いつか自分で働けるようになってから、留学してみたい」という気持ちを抱きながら、看護師として働く日々を送っていました。

看護師として働く中で、外国人の患者さんと接する機会が多くありました。その中で、言葉の壁に直面することが多く、「伝えたいけど伝えられない」というもどかしさを感じることが何度もありました。もし、英語をもっと話せたら、患者さんをもっと安心させられるのに、と思うことがよくありました。そんな時、仲の良い友人がワーキングホリデーでイギリスに行くという話を耳にしました。身近な人が海外に挑戦するということを聞いて、今までの思いに一気に火がつきました。

ワーホリについて調べ始めると、ただのワーホリではなく、看護師としての経験を活かせるワーホリがあるということを知りました。「せっかく行くなら、ワーホリや語学留学ではなく、これまで看護師として働いてきた私だからこそできるような留学にしよう!」と思い、看護インターンにすることを決めました。

3.英語で日記をつけて語彙力アップ!

申し込みから出発まで、約1年弱の期間がありましたが、その期間のオンライン英語コースのおかげで、英語を話すことへの抵抗はなくなりました。学生時代は、とにかくテストのために英語を勉強していたので、話したり聞いたりすることには苦手意識もありました。最初のオンライン英語レッスンでも、文法が違ったらどうしよう、相手に伝わらなかったらどうしよう、といった不安がありました。しかし、授業を重ねるうちに、その不安は徐々に解消されていきました。授業内で2〜3人のグループに分かれて話す機会が頻繁にあったのですが、少人数での会話はハードルが低く、段々と英語を話すことに慣れていくことができました。グループで話すことで、実際に自分が英語を使ってコミュニケーションを取る感覚を養うことができました。

授業以外にも、自分でコツコツ勉強はしていました。正直、最初は何をどう勉強すればいいのかがわからず、いろいろなことに手を出してしまっていましたが、コーチングを受けることで整理することができるようになりました。自分が今何を学べばいいのかを明確にしてもらって、一緒に目標を立てていきました。その目標に向けて、どの教材を使ってどこまで進めればいいのかといった、具体的に取り組むべきことがわかって、集中して勉強を進めることができました。また、私がいろいろ手をつけていた教材についても一緒に考えてくれて、どれを優先して使うべきかというアドバイスをもらって、効率的に学んでいくことができたと思います。さらに、英語で日記をつけるという提案もしてもらいました。普段から日本語で日記を書く習慣があったので、その延長で英語でも日記を書いてみることにしました。最初は簡単な文から始めましたが、徐々に英語で考え、表現する力がついてきたように感じました。毎日ではないですが、週2〜3日ぐらいのペースで続けることができて、自然と英語に触れる時間を増やすことができました。渡航前に始めたこの英語の日記は、なんと帰国まで続けることができました!

4.仕事もプライベートも大切にできたオーストラリア生活

シェアハウスでの生活

私は最初からシェアハウスに滞在していました。日本人の方と2人でルームシェアだったので、安心して生活することができました。私は一人暮らしをすることも初めてだったので、最初の生活の基盤づくりには良い環境だったなと思います。
1ヶ月後には最初のシェアハウスから移動することが決まっていたので、次は日本人がいないところにしようと考えていました。語学学校には、同じプログラムでオーストラリアに来ている日本人の方が多く、どうしても日本人同士で話してしまうことがあります。せめてシェアハウスは、日本人が全くいない環境にしておこう!という気持ちがあり、JAMS TVを使って、シェアハウスを探しました。日本人がいないところと限定して探すことは難しかったですが、無事、日本人の入居が決まっていないシェアハウスを見つけることができました。そこは4人でルームシェアしていて、フィリピンの子が2人、香港の子が1人です。ハウス内でのルールについて話し合う時ももちろん英語なので、難しかったのですが、学校や仕事以外で英語を使うことができて、新しい学びの機会になりました。

久しぶりの学校生活

語学学校は、大変でしたが充実していました。机に座って授業を受けるということ自体が久しぶりだったので、漠然とした不安がありましたが、周りに心強い仲間がいたので、安心することができました。年齢層もほとんど同じですし、アシスタントナースとして働くという同じ志をもっていたので、私もモチベーションを保ちながら学校に通うことができました。授業時間は長かったですが、全く苦にはならなかったです。学校の先生は優しい方が多く、楽しく授業をしてくれました。日本の学校の授業とは全く異なり、とにかく発言する機会が多いです。同じ看護インターンシップで来ている方以外にも、ブラジルや韓国など、別の国から来ている学生もいたので、最初はクラス全員の前で発言することに戸惑いもありました。先生から問いかけられたことに対して、どう反応すれば良いのかわからずにすごく緊張することもありました。
でも、授業に慣れてくるうちに、「わからなければ、素直に聞き返せばいいんだ」と気づくことができました。そうして、少しずつ自信を持って発言できるようになり、コミュニケーションを取ること自体が楽しくなっていきました。最初の緊張感や戸惑いも、授業を重ねるごとに解消され、充実した時間を過ごせたと思います。

資格取得のコースでは、実習で実践的に学ぶことができたのが印象的でした。看護師として働いていた経験から、医療的な知識が足りないと感じることはありませんでしたが、実習の期間で学ぶことはたくさんありました。
実習中の施設で、利用者の方の呼吸が止まってしまった時がありました。素早く対応をしなければいけない状況だったのですが、その時のちょっとした会話を英語でするのが難しく、なんと声をかけながら処置すれば良いのか、戸惑ってしまったことがありました。学校で医療英語は学びましたが、利用者さんと接する時のコミュニケーション英語は、実習でこそ身につけることができたなと感じています。

オーストラリアで働いてみて

実習後は、学校から紹介してもらった高齢者施設でアシスタントナースとして働き始めました。それに加えて、自分で見つけた訪問看護のお仕事も始めました。高齢者施設は平均して週3〜4日、訪問看護の方は週2日ほど入っていました。お給料は、1ヶ月で合計約4,000ドル(約40万円)はもらうことができていました。

実際に働いてみて、日本で看護師をしていた頃と比較すると、オーストラリアの方が心穏やかに働けていたなと思います。オーストラリアでは、残業がないのが当たり前で、ワークライフバランスがしっかり取れています。また、スタッフの身体も大切にしようという考えを持っている人が多いので、スタッフ同士でも「無理せずに一緒にやろう」と声をかけてくれます。そのおかげで、休日は仕事の日の疲れを引きずることなく、存分に楽しむことができました。

アクティブに休日を満喫

日本では仕事の疲れで休日は一日中寝ている、なんてことも多かったですが、オーストラリアでは家の外に出て休日を過ごしていました。友人と外食したり、遊園地へ遊びに行ったり、メルボルンへ旅行に行ったりもしました。メルボルンは、飛行機で1時間ほどで行くことができ、シドニーでは見られないようなレトロな街並みがすごく素敵でした。
また、習い事でクラシックバレエの教室に週1回通っていました。ネイティブの方とも知り合うきっかけになって、とても充実した休日を過ごしていました。

5.留学を通じて得たものと次のステップ

オーストラリアは、すごく親切な方が多い国でした。特に印象的だったのは、英語を第二言語として話している人たちがすごく多かったことです。それぞれの国によって英語の発音が異なるため、様々なアクセントを聞き取るのが大変なこともありました。しかし、そんな多文化社会だからこそ、英語を勉強中の私に対しても、とても優しくしてくれました。

そんなオーストラリアで1年間生活してみて、新しい自分に出会えた気がしています。留学前までは、あまり人と話さないような引っ込み思案なタイプでした。大人数でいるのが苦手で、いつもどこか一歩引いてしまう自分がいました。でも、海外という自分が生まれ育った場所から離れたところで生活してみて、積極的に行動できるようになったと思います。自分から動かないと友達もできないし、友達ができないと英語を使う機会も作れません。現地で様々な困難に遭遇したからこそ、今の自分があると思います。

これからは、外国人を受け入れている病院に勤められたらいいなと考えています。日本に帰ってきてからまだ数週間しか経っていないので、まだ仕事先を探している最中です。日本は自然災害が多い上に、外国人観光客の方も増えてきています。災害に慣れていない彼らを安心させて、助けられるような存在になれればいいなと考えています。

6.留学を検討している方へのメッセージ

私も決断するまでは、すごく迷っていました。ワールドアベニューの個別カウンセリングで相談するまでは、いろいろなことを考えて不安になることもありました。でも、ワールドアベニューの担当の方に自分の思っていることを全部伝えたら、スッキリして、とにかく行ってみよう!という気持ちになりました。行きたいという気持ちが少しでもあるなら、とりあえず話を聞いてもらって、抱えている不安や心配事を打ち明けてみてください。私は、思い切って挑戦してみて本当に良かったと思っているし、海外で看護の現場に携わったことは、次のキャリアに活かすことができると確信しています。この経験は、絶対に看護師さんたちにとって無駄にならないです!後悔しないようにチャレンジしてみてください。

7.さいごに

体験談を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Shioriさんのアシスタントナース有給インターンシップ体験談はいかがでしたでしょうか。インタビューでは、あまり人と話さないような性格だったということが信じられないほど、気さくにお話ししてくださいました。

Shioriさんが参加したアシスタントナース有給インターンシップは、オーストラリアのワーキングホリデー制度を利用した看護師限定の留学プログラムです。勉強も仕事も旅行も、自由にアレンジできるからこそ、皆さん次第でどんな経験にも挑戦いただけます。

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