【体験談】様々な価値観に触れて視野が広がった看護留学

お名前吉田香奈様留学期間2024年4月-現在
滞在都市シドニー/オーストラリアインターン先ナーシングホーム

1.Kanaさんの留学スケジュール

オーストラリアのワーキングホリデー制度を利用した「海外看護有給インターンシップ」に挑戦し、現在もシドニーに滞在中のKanaさんから体験談をいただきました。多文化が混在するオーストラリアでの留学生活を通して、色々な視点から物事を捉えられるようになったそうです!
そんなKanaさんの体験談をぜひご覧ください。

Kanaさんの留学概要

渡航国:オーストラリア
渡航都市:シドニー
留学プログラム:海外看護有給インターンシップ
渡航期間:2024年4月 – 現在
インターンシップ先:ナーシングホーム

お問い合わせからの流れ

2.看護留学を考えたきっかけ

もともと海外生活には強い憧れを抱いていました。学生時代から「いつか海外で生活したい」という夢を持ち、30歳までに1年間は海外に滞在するという人生計画を立てていました。

看護師になる前、私は別の業界で社会人経験を積んでいました。その後、看護学校に通い、看護師として働き始めました。最初は、看護師としてキャリアを積むことに全力を注ぎ、最低でも3年は現場で経験を積もうと決めていました。そしてその3年が経過しようとする頃、気づけばワーキングホリデーの年齢制限ギリギリの年齢になっていました。

急いで自分に合った留学プログラムを探し始めました。当初は、看護関連の留学が存在していることすら知らなかったのですが、ネットで「海外 看護師」と検索してみたところ、ワールドアベニューの海外看護有給インターンシップの存在を知りました。このプログラムは、通常のワーキングホリデーとは異なり、私がこれまで看護師として培ってきた経験を活かしながら、さらに成長できる可能性があると感じました。

その後、ワールドアベニューのYouTubeチャンネルで詳しい情報を集め、プログラムの内容を知っていくうちに、「これしかない!」と確信しました。迷わず説明会に参加し、詳細を聞くと、すぐに決意が固まったので、説明会の約1週間後には申し込みを決めました。

3.申し込みから出発まで

オンラインの英語コースは、本当にあって良かったと感じています。もし自分で勉強することになっていたら、仕事で疲れて「今日はもういいか」となってしまっていたと思います。しかし、この海外看護有給インターンシップは自分で学習をコントロールするのではなく、半強制的に学習を進めることができるプログラムだったので、とても助かりました。私は元々積極的に発言するようなタイプではないので、授業が始まった当初は、周りの雰囲気に少し驚きました。ですが、回数を重ねるうちに緊張も和らぎ、徐々に自分から発言できるようになりました。渡航前から英語に触れる貴重な機会となり、英語の勉強に対する自信を持つことができました。

さらに、コーチングを通じて、海外の人と話すことができるアプリを教えてもらい、実際にネイティブの人と会話することにも挑戦できました。授業でインプットしたことを、実践でアウトプットする機会があったことで、自分の英語力を試すことができたと思います。自分に合った勉強方法をアドバイスしてもらえたおかげで、「自分一人で勉強を進めなければならない」という心配がなく、安心して準備を進めることができました。
渡航前から英語に触れる生活を送れたため、英語に少し慣れた状態でオーストラリアにいくことができたと思います。

看護書類準備は、手厚いサポートがあったおかげで、特に大変だったという記憶はありません。ただ、1人でやらなきゃいけない状況だったら、かなり大変だっただろうと思います。実際、書類サポートがないエージェントを利用して、アシスタントナースとしてオーストラリアに来た人の話を聞くと、かなり苦労したと言っていました。費用はかかりますが、お金を払う価値は十分にあったなと感じています。

4.新しい考え方が身についたオーストラリア生活

仕事に活かせた!語学学校での学び


語学学校での授業は、一言で言うと楽しかったです。笑
スピーキングやリスニングの授業では、ゲームをしたり、面接の練習をしたり、オーストラリアのカフェ文化について学んだりしました。遊び心のある内容を交えたオーストラリアスタイルの授業は、飽きなかったし、より実用的な英語を身につけることにもつながったと思います。

医療英語を学ぶクラスは、少しレベルが上がって、難しいところもありました。ただ英語を学ぶだけでなく、英語で専門分野を学ぶことになったので、最初は少し心配していました。それでも、今ではアシスタントナースのお仕事に活かすことができているので、学んで良かったと実感しています。医療英単語はもちろんですが、患者さんとのコミュニケーションをとる際の英語も授業で学ぶことができました。実践的な英語を学べたおかげで、仕事でも自信を持って対応できるようになったと思います。

快適なホームステイとシェアハウスでの生活


最初の1ヶ月はホームステイに滞在しました。中国出身の方で、すごく親切な家庭でした。ホストマザーが作ってくれる料理はとてもおいしく、毎日語学学校から帰るのが楽しみでした。食後には3時間以上様々なトピックについて語り合いながらティータイムを過ごすこともありました。とても快適な環境のなかで暮らすことができ、ホームステイを選んでよかったと思いました。
その後はシェアハウスに移動しました。シェアハウスは1日2〜3軒ほど内見し、合計で10軒は行ったと思います。見つけたシェアハウスは、7人でシェアしているのですが、なんと全員日本人女性のシェアメイトです。家で英語を使えたり、多文化に触れたりできるような環境ではありませんが、日本人同士なのでとてもストレスフリーな環境です。過度に干渉しすぎることもないので居心地がよくて、今もそのシェアハウスに住んでいます。ただ、また海外の人と住むという経験もしたいので、もう数ヶ月住んだら、新しいシェアハウスに引っ越すことも検討しています。

オーストラリアで働いてみて


Certificateコースが終わったタイミングで、ラーメン屋さんのアルバイトを始めました。アルバイト探しは、8軒ほど履歴書を配って2軒から返答があり、その内の1つがこのラーメン屋さんです。アシスタントナースで働くということも事前に伝えていて、仕事量を調節しながらシフトを組んでくれています。
アシスタントナースのお仕事は、9月中旬に派遣会社に受かって、10月頃から始まりました。資格取得のコースが終わってから、約2ヶ月ほど仕事調節の期間がありましたが、今は週4〜6日は働くことができています。週5〜6日働く時だと、2週間で約25万円はもらっています。

オーストラリアの介護の現場では、働く側に寄り添う工夫がされているなと感じます。例えば、オーストラリアではリフターと呼ばれる移乗器具が広く普及しています。日本では導入されているところが少ないので、看護師や介護士は身体を痛めることも多いですが、オーストラリアでは、介護する側の身体が守られているなと感じました。
また、オーストラリアは残業がありません!定時に来て定時に帰るのが普通です。おかげで、プライベートを充実させながら働くことができています。

プライベートも満喫


語学学校が終わってCertificateが始まる前のタイミングでタスマニア旅行に行きました。野生動物がたくさんいて、シドニーとは違った魅力がありました。レンタカーを借りて友達に運転してもらって、海外ならではの広大な自然を満喫しました!
今のところは1年間のみの滞在で考えているので、これから行きたいところもたくさんあります。オーストラリア国内だと、ケアンズ、ウルル、パース、メルボルンなどで、国外では、学生時代に1ヶ月のホームステイの経験があるニュージーランドに行って、当時のホストファミリーにも会いたいなと思っています。

5.これまでの留学生活を振り返って

「海外で生活すると視野が広がる」という話をよく耳にしましたが、オーストラリアに来る前は、その意味を実感することができませんでした。日本では、日常生活で異なる文化や宗教に触れることは少ないと感じていました。しかし、実際にオーストラリアで生活してみて、ようやくその意味がわかり、視野が広がったと実感することができました。

オーストラリアは多文化が共存している国であり、街を歩けばさまざまな民族や人種の方々を目にすることができます。例えば、日本では宗教について話す機会は多くありませんが、ここではキリスト教やイスラム教など、さまざまな宗教を持つ人々が共に暮らしています。私自身も、キリスト教徒の友人やイスラム教徒の方と話す機会が増え、それぞれの宗教や文化について直接教えてもらう機会もありました。その違いの面白さも感じられましたし、そういう考え方もあるんだという新しい発見につながりました。
今まで見たことのない視点から物事を考えたり、異なる背景を持つ人々と交流する中で、「視野が広がる」という言葉の真意が理解できました。日本にいたら、こんなにも多文化に触れられる機会は少なかったと思います。

オーストラリアは非常に住みやすい国です。働き方や気候など、住みやすさを感じる点はいくつかありますが、その中でも一番の魅力は、良い意味で「人の目を気にしない」という文化だと思います。オーストラリアでは、世間体よりも自分の意志ややりたいことを第一に考えて生活している人が多いと感じます。みんな、自分のペースで生きていて、それぞれが個性を大切にしている印象です。このような考え方が普通で、周囲の人々もそれを尊重しているため、他人の目を気にせずに自分らしく生きることができます。
一方、日本では、何かをしたいと思っても、他人からどう思われるかを気にしてしまうことが多いと思います。周りの目を意識して行動を抑えたり、無理に合わせたりすることが多く、それが自分の行動に制約を与えることもあります。私もそのようなタイプでした。
しかし、オーストラリアに来てからは、その考え方が大きく変わりました。ここでは、誰にどう思われようが、自分のやりたいことを大切にし、自由に行動することが自然です。自分の意思を尊重することが重要視されていて、その考え方がとても素晴らしいと感じるようになりました。

6.留学を検討している方へのメッセージ

絶対に行って後悔することはないと思います!人生一度きりなので、迷っているなら思い切って踏み出してみてください。
あと、貯金と英語の勉強はしっかりしてきた方が生活も楽しくなります。留学生活はスケジュール通り行かないこともあるので、柔軟に対応できるようにお金はしっかり用意しておくと安心できると思います。また、英語は勉強した分だけ会話も楽しくなります。勉強に限界はないので、少しでもたくさん勉強しておくことをおすすめします。

7.さいごに


体験談を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Kanaさんのアシスタントナース有給インターンシップ体験談はいかがでしたでしょうか。

Kanaさんが参加したアシスタントナース有給インターンシップは、オーストラリアのワーキングホリデー制度を利用した看護師限定の留学プログラムです。勉強も仕事も旅行も、自由にアレンジできるからこそ、皆さん次第でどんな経験にも挑戦いただけます。

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