【体験談】海外看護有給インターンシップ – 海外旅行での悔しさをバネに挑戦した看護留学!

お名前水野花奈美様留学期間2024年1月-現在
滞在都市シドニー/オーストラリアインターン先ナーシングホーム

1.Kanamiさんの留学スケジュール

オーストラリアのワーキングホリデー制度を利用した「海外看護有給インターンシップ」に挑戦し、現在もシドニーに滞在中のKanamiさんから体験談をいただきました。アシスタントナースとして働く経験を経て、日本で看護師として働く良さも感じられるようになったそうです!
そんなKanamiさんの体験談をぜひご覧ください。

Kanamiさんの留学概要

渡航国:オーストラリア
渡航都市:シドニー
留学プログラム:海外看護有給インターンシップ
渡航期間:2024年2月 – 現在
インターンシップ先:ナーシングホーム

お問い合わせから帰国までの流れ

2.看護留学を考えたきっかけ

私が留学を決意したのは、海外旅行がきっかけです。それまでは留学やワーホリにも全く興味がなかったので、まさか自分がワーホリすることになるとは思っていませんでした。

留学を決める約3〜4ヶ月前、長年勤めていた病院を退職し、仕事に追われていた頃にはできなかったことをしよう!と決めていました。そのひとつに英語がありました。海外旅行が好きだったことから、英語には漠然とした興味があり、早速オンラインの英会話レッスンを始めました。習い始めてしばらく経った時、海外旅行に行くことになり、習ってきた英語の力試しをできるチャンスがやってきました。しかし、想像していたよりもネイティブの英会話はハードルが高く、現地の人の言っていることは理解できず、自分の言いたいことも上手く伝えられないという結果でした。勉強してきた英語をたくさん使って楽しみたい!と期待を膨らませていたからこそ、この旅行は私にとってすごく悔しい思い出になりました。旅行後は、日本でオンライン英会話を継続していましたが、やはり日本での勉強には限界があると感じました。
こうなったら、四六時中英語を使える環境に行って、悔しかった思い出を塗り替えたい!と思い、留学を考え始めました。

ただ、看護師としてのキャリアは継続したかったので、看護師としての経験を活かしながら、海外で生活できるプログラムを探したところ、ワールドアベニューの海外看護有給インターンシップを見つけました。すぐに説明会を予約し、年齢制限があったことと、長年看護留学に携わっているワールドアベニューが信頼できる会社だと感じられたことから、説明会を受けて約2週間後には留学を決めました。

出発までの準備

申し込みを済ませて、オンライン英語+コーチングが始まりました。元々オンライン英会話のレッスンを受けていたので、英語に対する抵抗はない状態で授業に入っていくことができました。このプログラムに組み込まれている英語レッスンは、元々習っていたオンライン英会話と違って複数人で受けるレッスンだったため、他の人がどれくらい英語を話せるのか、どんな勉強をしているのがを知れるのが新鮮でしたし、良い刺激になったと思います。また、同じプログラムに参加する方と出発前から知り合えたのは安心感がありました。

私は長い期間英語を勉強していたので、少し英語の勉強に飽きてくる時期もありました。そんな時に支えになったのが、コーチングです。新しい勉強方法を教えてくれたり、親身に話を聞いてくれたりしたので、モチベーションを保ちながら勉強を進めていけたと思います。コーチングは、特に自分で勉強を進めていくのが苦手だったり、途中で心が折れてしまわないか心配な方にとっては、すごく力になると思います!

また、留学に向けての様々な書類準備も何かと大変でした。ですが、この海外看護有給インターンシップでは、書類準備のサポートがすごく手厚かったので、安心して進めていくことができました。LINEで気軽に質問することができますし、いつまでに何をしたら良いのかを明確に教えてもらえました。自分1人でやっていたら、何が正解かわからないまま進めていくことになっていたと思うので、書類のサポートはすごく心強かったです。

3.オーストラリアでの生活

第2の家族ができた!?ホストファミリーとの生活

当初は1ヶ月間のホームステイを予定していましたが、素敵なホストファミリーに出会うことができて、結局約3ヶ月間にホームステイを延長することになりました。本当の家族のように暖かく迎えてくれて、語学学校の初日には、学校までの道のりを案内してくれました。
オーストラリアに来るまでは、初めてのホームステイで心配していましたが、食事や生活面をしっかりサポートしてくれたおかげで、新しい環境にも自然に馴染むことができました。語学学校が終わってシェアハウスに移ってからも、一緒に食事をしたり、ホストマザーの誕生日をお祝いしに行ったりと、家族のような関係が続いています。日本に帰国してからも、会いに帰ってきたいと思えるようなファミリーです。

高校生以来に勉強に没頭した日々


語学学校での勉強は、正直大変でした。笑
ここまでしっかり勉強するのは中高生時代以来でしたし、第一言語ではない英語を話す機会も多かったので、1日でかなりのエネルギーを消費しました。
ただ、中学高校の勉強と違ったところは、「学んでいる内容が自分がこれからやりたいことに直結する」ということです。海外で働きながら生活するという目標のために、自分で学費を払って勉強をしていたので、大変でしたが、やりがいを感じていました。

特に印象に残っている授業は、ゲーム要素を取り入れたスピーキングの授業です。すごろくのようにマス目があり、それぞれのマスにはトークテーマが書かれています。サイコロを振って出たマスのテーマに沿って話すという内容でした。日本の学校では経験してこなかったような、参加型の授業スタイルが印象的でしたし、クラスメイトについて深く知る良いきっかけにもなりました。当時のクラスメイトは現在、ファームに行っていたり、アシスタントナースとして働いていたりと様々ですが、今も連絡を取り合う仲になっています。

語学学校が終わると、資格取得のコースであるCertificateコースが始まりました。私は、学科とほぼ並行して実習も進んでいきました。月曜日から木曜日が実習で、金曜日に学科のクラスがありました。学科の内容は、日本で看護師になる前に学んでいたことだったので、苦労することは少なかったです。ただ、実習を始めると英語で躓くこともありました。語学学校では、自分が英語を学習中ということを周りが理解してくれている環境でしたが、実習先ではそうはいきません。ネイティブの方と関わる機会も増えたため、相手の言っていることを理解したり、自分の言っていることを理解してもらったりすることが、より難しくなりました。実習は大変でしたが、学校以外の人と関わる良い機会になったし、本格的に仕事が始まる前の予行練習になったと思います。

アシスタントナースとしてのお仕事がスタート


資格取得のコースが終了し、派遣会社への登録をしました。紹介してもらった派遣会社の面接を受けて、その1社目の会社でお仕事ができることになりました。
実は、紹介してもらった派遣会社とは別に、自分で別の仕事先を探したこともありました。施設に20〜30件履歴書を提出しましたが、そのうち返答があったのはなんと1件のみです。その1件の返答も、電話で少し話すことができましたが、その後は特に連絡がもらえませんでした。自力では、面接にすら辿り着けなかったので、仕事を探す大変さが身に染みて分かりました。紹介してもらった今の派遣会社は、書類を提出し、オリエンテーションを受講すればお仕事がもらえるという流れだったため、仕事探しのサポートのありがたみを痛感しました。

1ヶ月ほど仕事調整の期間があり、7月から仕事が始まりました。残念ながら、私が仕事を始めたこの時期は、オーストラリアの学生のホリデー期間に被ってしまっていたため、仕事が減るタイミングでした。最初は週3日ほどのシフトでしたが、9月に入ると徐々に仕事が増えてきました。現在は、多いときは週5日は仕事があって、土日働いている時もあります。週に5日働くと、1週間で手取り10万円以上は稼ぐことができています。私はプライベートと両立させたいので、休みを取りつつ適度に働いていますが、周りでは8日連続で勤務している人もいるので、働き方は本当に人それぞれです。

オーストラリアの施設は日本とは違う部分がたくさんありますが、家のような雰囲気を感じられるところが一番の違いだと思います。利用者さんの部屋では、自由に好きなものをディスプレイしていたり、面会の家族が犬を連れてきたりと、日本の病院や施設では考えられないような自由な空間です。利用者さんは服もおしゃれですし、化粧をしている方もいらっしゃいます。利用者さんの嗜好や意向を尊重する傾向にあるので、より自分らしく生活できるような環境だなと思います。

アシスタントナースとして働き始めて約3ヶ月が経過しましたが、日本とオーストラリアで働くそれぞれの良いところを見つけることができました。オーストラリアの良いところは、まず働きやすさです。基本的に定時で帰ることができ、仕事とプライベートのバランスを取りやすいと感じています。日本と比較すると、スタッフの権利がより尊重されているように思います。日本は「お客様は神様」の考えが強いですが、オーストラリアでは、サービスをする側と受ける側の立場が対等のように感じられます。
一方で、日本で働く場合は、勤務時間は長くなりがちですが、その分質の高いサービスを提供できていると思います。個人的には、その方が仕事にやりがいを感じられるし、達成感や充実感があることに気づきました。海外での経験を通じて、日本で看護師として働くことの素晴らしさを再認識することができました。

オーストラリア全土を満喫!


仕事もしつつ、観光も楽しみました。働く前にはキャンベラ、ニューカッスル、ウルル、メルボルン、仕事が始まってからもパース、ブリスベンなど、かなり旅行を満喫しています。
シドニーでも、Vividシドニーやイースターショーなど、海外ならではのスケールの大きいイベントにも参加して、観光も十分に楽しむことができました。日本に帰国するまでに、タスマニア旅行とメルボルンでの全豪オープンの観戦も計画中です。1年のみの滞在と決めているので、全力で楽しんでから帰国します!

4.これまでの留学生活を経て


オーストラリアでも充実した日々を送っていますが、日本の良さも感じることができたので、予定通り1月に帰国予定です。まだ途中経過ではありますが、英語力は日々着実に伸びている実感があります。日本でも英会話を勉強していましたが、より実践的な英語の使い方は、海外に住んでからでないと身につかなかったなと思います。
仕事でも、以前よりスムーズにコミュニケーションが取れるようになってきているので、留学前に海外旅行で感じた悔しさを少しずつ晴らすことができているかなと思います。残り約3ヶ月、さらに英語力を向上させられるように頑張ります!

5.留学を検討している方へのメッセージ


留学は、必ずしも全てが順調に進むわけではありません。海外では、日本で経験できないような苦労や困難に直面することもあるかもしれません。しかし、そうした経験を通じて得られるものは非常に大きいですし、海外ならではの学びや成長があると実感しています。困難を感じたときは、それも貴重な経験だと捉えて、楽しんで乗り越えていってください。
また、英語力については、あるに越したことはありません。事前にしっかりと準備をしておけば、現地での生活がより充実したものになるはずです。英語力があるほど、より多くのことに挑戦でき、楽しむことができるので、できる限りの準備をして臨んでください。

6.さいごに


体験談を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Kanamiさんのアシスタントナース有給インターンシップ体験談はいかがでしたでしょうか。

Kanamiさんが参加したアシスタントナース有給インターンシップは、オーストラリアのワーキングホリデー制度を利用した看護師限定の留学プログラムです。勉強も仕事も旅行も、自由にアレンジできるからこそ、皆さん次第でどんな経験にも挑戦いただけます。

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皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしています。