【体験談】海外看護有給インターンシップ – オーストラリア看護師取得に向けて

お名前岡田健吾様留学期間2022年4月 - 現在
滞在都市シドニー、ブルーム / オーストラリアインターン先ナーシングホーム、訪問介護

1.Kengoさんの留学スケジュール

オーストラリアで海外看護有給インターンシップに参加するKengoさんから体験談をいただきました。Kengoさんはアシスタントナースとして働く側、オーストラリアで正看護師資格を取得すべく、英語やNCLEX-RNの勉強に取り組まれ、無事合格されました。現在は、OSCE(実技試験)の受験まちの状況です。Kengoさんがオーストラリアで正看護師を目指そうと考えるようになった理由や、NCLEX-RN対策への取り組みなどお話いただきました。将来、正看護師としてオーストラリアでの就職や永住を考えていらっしゃる方はぜひ読んでみてくださいね。

Kengoさんの留学概要

渡航国:オーストラリア
渡航都市:シドニー、ブルーム
留学プログラム:海外看護有給インターンシップ
渡航期間:2022年4月 – 現在
インターンシップ先:ナーシングホーム、訪問介護

Kengoさんのオーストラリア生活の様子

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お申し込みから現在に至るまでの流れ

※日本の大学卒業資格と免許を利用し、オーストラリア正看護師免許を取得する方法についてはこちらをご参照ください。

2.海外に挑戦しようと考えたきっかけと看護留学を選んだ理由


小学校6年生から3年間ほど、父の仕事の関係でアメリカのケンタッキーに滞在していました。当時英語は全くできませんでしたが、周囲のサポートのおかげもあり、ものすごく楽しい日々を過ごしました。この頃から「将来、どこかでもう一度海外で暮らしてみたい」という思いがありました。

人を助ける仕事をしたい!と進んだ看護の道

海外への興味はあったものの、仕事においては医療の道以外考えたことはありませんでした。それこそ、父の転勤でアメリカにいく前から、医師か看護師、このいずれかを目指そうという思いがありました。

最終的に看護の道を選び、大学在学中の実習など心折れそうな瞬間はあったものの、無事看護師にとして働き始めました。日々の勉強や仕事に奮闘しながら、気がつくと臨床4年目に入っていました。看護師として、一定の経験は積んでこれたかな.. そう思ったタイミングで、海外への思いが再燃しました。

できることなら看護師の資格や経験を活かしたい.. そう思って留学を調べ始めたときに見つけたのがワールドアベニューの海外看護有給インターンシップ・プログラム (通称、看護インターン)でした。

サポート費用が高いな.. と悩んだことも

先述した通り、帰国子女ということもあり、英語に対する大きな不安はありませんでした。そのため、20万円という”サポート費用”の高さには抵抗がありました。そんなとき、たまたま職場の先輩の友人で、ワールドアベニューを利用した方がいると聞き、話を聞く機会を得ることができました。

その方からは、アシスタントナースとして働くために必要な資格取得のコース(Certificate)を最短で受けられることや、働くために必要な書類作成、また渡航後の仕事紹介まで一貫してサポートを受けられることなど、ワールドアベニューを利用するメリットを伺いました。

確かに、自分で調べたり、探したり、手続きしたり.. できなくはないと思いますが、それなりの時間と手間がかかります。時間は有限!ということで、 結論、時間をお金で買うつもりで、ワールドアベニューへの申し込みを決意しました。

実際、利用して良かったと思っています。渡航前の各種手続きへのサポートは手厚かったですし、看護師資格取得に向けての相談など、いつも親身に対応してくださいました。Certificateはわずか2ヶ月程度で取得できましたし、シドニーでの仕事紹介もとてもスムーズでした。英語力のある私にとって、全てが納得いくものだったかというと嘘になります。ただ、今は利用して良かったと感じています。

 

3.オーストラリアで正看護師を目指してみよう


コロナの影響を受け、2年ほどの出発延期期間を経て、2022年4月、ようやくオーストラリアに飛び出すことができました。オペラハウスやハーバーブリッジ、マンリーやボンダイなど美しいビーチ.. 映像や画像でみてきた風景が目の前に広がった瞬間、シドニーに到着したときの感動は、今でも鮮明に覚えています。

現在は、オーストラリアでの正看護師資格取得、その後の永住権取得を目指しているのですが、出発前は正直そこまで考えていませんでした。まずは、暮らしてみよう.. とそのくらいの気持ちでした。ただ、シドニーに到着し、気候や治安のよさ、インフラの整備環境、都会と自然が融合した街並みなど、日本と変わらない暮らしやすさは、私の気持ちを一歩前に動かしたように思います。

セカンドワーキングホリデービザ取得に向けてブルームへ


オーストラリアのワーキングホリデーは「一定期間所定労働に従事する」など諸条件を満たせば、2回目(セカンドワーキングホリデービザ)・3回目(サードワーキングホリデービザ)取得のチャンスを得られます。「所定労働」にはさまざまなものがあり、一般的にはファームと呼ばれる農業につく方が多いのですが、できればファームは避けたかった私は蒸留所での仕事につくことにしました。
※ビザに関する最新情報はオーストラリア移民局のサイトをご参照ください。

場所はブルームという場所です。ブルームはオーストラリアの西オーストラリア州の上の方にあり、世界有数の大自然が堪能できるキンバリーへの玄関口の都市です。オレンジ色の夕焼けを背景に、ビーチ沿いをラクダに乗って散策している.. そんなイメージで有名です。

蒸留所ではジンを作っていました。蒸留所にはBarがあり、そこを訪れた観光客が試飲したり、そこで作っているジンを購入したりすることができます。私は、訪れる人々にジンの説明をしたり、テイスティング機会を提供したりしました。また、Barがクローズしているときはボトルへのラベル貼りなど裏方作業も手伝いました。

ブルームでは本当に素敵な人たちとの出会いに恵まれました。蒸留所のオーナーの方にもとても可愛がっていただきましたし、一緒に働いていたメンバーにも本当によくしてもらいました。私にとってブルームは、第二のホームタウンのような都市で、「もう一度戻りたい」「あの人たちに会いに帰りたい」と思える場所です。母国以外で、そんなふうに思える「居場所」が自分にできるとは、留学前には想像できなかったですね..。

シドニーに戻り、アシスタントナースとしての就労開始


セカンドビザ申請要件は満たしつつ、まずは無料で取得できるパンデミックビザを取得しました。この頃には、正看護師資格取得を念頭においていたため、できれば長くオーストラリアに滞在できるようにしたいと考えたためです。
※Subclass 408 Temporary Activity visa、通称パンデミックビザと呼ばれるビザです。コロナ禍における限定的なビザで、2023年10月現在、すでに申請はできません。

現在は、ナーシングホームとグループホームで働いています。ナーシングホームでは高齢者の方、グループホームは、障害のある方、例えばダウン症や脳性麻痺などが主な利用者です。業務はいずれも介護業務全般で、時給は40ドル〜45ドル前後(4,000〜4,500円 AUD=100円計算)です。

オーストラリアの介護の現場では、日本のような慢性的な人手不足を感じることはなく、業務量にも無理がありません。そのため、休憩もきちんと取れますし、仕事も定時に終わることができます。罪悪感もありません(苦笑)。物価も高いですが給与が高いため、安定した仕事を得られれば、生活にはゆとりが持てるように感じます。私の職場にはネパールの方が多いのですが、よくも悪くも多様な価値観に触れられるのも面白い点だと思います。

4.NCLEX-RN対策は短期集中!2ヶ月間1日10時間以上勉強


実際に暮らしてみて、働いてみて、そしてさまざまな人と出会うなかで、本気でオーストラリアの正看護師を目指そうと、いつしか自分のなかで気持ちが固まっていました。将来もし子供に恵まれることがあれば、その子に英語というコミュニケーションツールを提供できるのも魅力だな.. と結婚のケの字もない状況なのに、考えてみたりしています(笑)

オーストラリアで正看護師になるためには、いくつかのハードルを乗り越えなければなりません。そのなかの一つが、NCLEX-RN(看護師国家試験)でした。

NCLEX-RNに合格するために、2ヶ月ほど缶詰で勉強しました。とはいえ、収入がなくなるのは困るので、週2-3日は働きつつ、残りの週4-5日は1日最低10時間試験対策あてて勉強するという感じです。

対策はUWorldという教材を購入して、ひたすら繰り返しつつ、YoutubeやPodcastを聞くなどしました。幸い短い期間で合格することができたため、辛い.. しんどい.. という感覚はありませんでした。苦労するかな..と思っていた医療用語も、過去問を繰り返し解くうちに目が覚えていき、スムーズに正解を選択できるようになりました。

5.今後は病院での仕事にも挑戦


現在はアシスタントナースとして働きつつ、実技試験OSCE(objective structured clinical exam)の受験日を待っています。NCLEX対策で目では覚えたものの、医療用語を実際に使うのかと思うと、やや恐怖を感じます(見て、その用語を認識できることと、聞けること、喋れることはまた別物です。苦笑)もう少し医療用語に触れたり、正看護師の方と仕事上で接点をもったりできるようになりたいと考え、今後は病院での仕事に挑戦する予定です。

挑戦し続ける日々が楽しい

英語ができても、見知らぬ土地で生活するとなればそれなりに不安は伴います。ただ、そんな不安を横目に、気がつけば友人ができ、大切な居場所ができ、NCLEXに合格し.. と、日本では経験し得なかったユニークな日々を過ごすことができています。

「挑戦」が人生の充実度を高めてくれている

そのことに気がついた今、改めて、今後の人生も挑戦し続けていきたい、学び続けていきたいと考えるようになりました。オーストラリアでの正看護師資格取得、そしてその後の永住権、移住.. 決して簡単なことではありませんが、 一つひとつ達成していきたいですね。

まずは、正看護師資格取得に向けて頑張ります。無事、オーストラリアで正看護師になれた暁にはこの体験談に続編を追加したいと思います。

6.さいごに


体験談を最後まで読んでいただきありがとうございました。Kengoさんの看護留学体験談はいかがでしたでしょうか。正看護師資格取得に王手をかけるKengoさんの続編、気になりますよね。正看護師になり、就職されたのちには、日本とオーストラリアの看護や医療の違いなどについてもお話いただきましょう!

アシスタントナース有給インターンシップはオーストラリアのワーキングホリデー制度を利用した看護師限定の留学プログラムです。渡航前後に英語研修が含まれているので、英語力初級の方でもご参加いただけます。看護師としての知見を広げたいという方はもちろん、資格や経験を活かしより有意義なワーホリ生活を送りたいという方、実用的な英語力を身につけたいという方にとても人気です。

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