すべての経験が自分を成長させてくれた

お名前二階堂 はるか さん留学期間2012年11月~2015年1月
滞在都市シドニー/オーストラリアインターン先ナーシングホーム

1 看護インターンシップに参加されたきっかけや理由

小さい頃から英語を話せるようになりたいと思っていて、いつの日か留学したい!とずっと思っていました。看護師として3年働いたころに、そろそろかなーとインターネットで留学について調べていたら、ワールドアベニューのウェブサイトでアシスタントナース有給インターンシップのコースを発見し、ただのワーホリでなく、海外の看護についても勉強できると思い、参加しました。

2 出発前の英語力はどのくらいでしたか?また現在の英語力はどのくらいですか?

出発前は英語の勉強はしていなかったので、全く話せませんでした。中学1年生レベル。とにかくワーキングホリデー1年目は外国人の友達を増やし、シェアハウス、ファームはできるだけ日本人のいないところを選び、英語漬けの生活を目指したので、リスニングはだいぶ伸び、会話はだいぶ楽しめるようになりました。ただ文法が本当に苦手なのと、単語力がないので、そこが今後の課題です。

3 具体的にどのような仕事をされていますか?

私はナーシングホームで働いているのですが、日本で言う介護士さんのポジションです。トイレ介助、移動介助、シャワー浴介助などの日常生活援助を中心的に行っています。時々、血圧などのバイタル測定を行うこともあります。

4 日本とオーストラリアとで感じられた看護の違いを教えて下さい。

オーストラリアでは、患者さんだけでなく自分の身を守る、という点も重要視しているので、寝たきりの人や身体の大きい人に対して専用の機械を使用していたり、十分な休憩時間を確保できます。

5 アシスタントナースとして働いた中で印象に残っていることを3つ程度あげてください。

*認知症がすすんでいるイタリア人のおじいさん。もう90歳近いのにThank youと言ってウィンクと投げキッスをくれました。
*シャワー浴介助の時に、あなたはとても丁寧に介助してくれて嬉しい、ありがとう、明日もあなたに介助してほしいと言われました。
*フィリピン人とバディを組んで働いた時、フィリピンなまりの英語が全く理解できず、自分も上手く伝えることができず悔しい思いをしました。

6 実際にどのくらいの頻度・収入で働いていますか?

施設によって1週間払いの所と2週間払いの所があります。時給は平日は朝22ドル、昼23ドル、夜24ドル。土曜は30ドル、日曜は34ドルです。もらった給料に関しては、一番多かったときは、8日分働いて週780ドル、少なかったときは2日分働いて週232ドルでした。

7 今後の目標を教えてください。

色々な国の人に出会い、色々な刺激をもらい、もっともっと他の国も見てみたいという気持ちが強くなりました。なので、今後は他の国をまわり、いつの日かRNとして海外で働きたいと思っています。

8 これから飛び出される方へメッセージをお願いします。

オーストラリアに来て現在1年4ヶ月になりました。本当に辛い事もあったし、日本に帰りたいと思ったこともありました。でも、オーストラリアに来て本当に良かったと思います。オーストラリアに来なければ友達になれなかった人、体験できなかった事、見えなかった世界がありすぎて。どれも自分を成長させてくれました。

これから海外で生活される方へ。不安に思う事もいっぱいあると思いますが、それ以上に楽しいこともいっぱいあります。辛い事も最終的にはなんとかなります。なので私は、どんな形であれ一度日本を離れて海外で生活することをお勧めします。