| お名前 | 室文華さん | 留学期間 | 2025年4月ー現在 | ||
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| 滞在都市 | シドニー/オーストラリア | インターン先 | 施設 | ||
1.Ayakaさんのスケジュール
オーストラリアのワーキングホリデー制度を利用した「海外看護有給インターンシップ」に挑戦し、現在もシドニーに滞在中のAyakaさんから体験談をいただきました。ずっと楽しくて充実しているとのこと!そんなAyakaさんの体験談をご覧ください。
Ayakaさんの留学概要
渡航国:オーストラリア
渡航都市:シドニー
留学プログラム:海外看護有給インターンシップ
渡航期間:2025年4月 – 現在
インターンシップ先:施設
お問い合わせからの流れ

2.自分が好きな自分でいるために決めた留学

以前から海外に興味があり、大学生の時から留学したいと思っていました。ただ、「今はベストな時期じゃない」「お金がない」など自分に言い訳をして、やりたいことに対して自分で歯止めをかけていたんです。社会人になって、後輩がワールドアベニューさんを利用してオーストラリアに留学するという話を聞いて、「いいな」と思ったものの、30歳目前だったので、「今更…今の年齢じゃ難しいよな…」と思ってしまっていました。30歳目前となると、周りは皆ライフステージが変わるタイミングで、結婚や出産など”次に進んでいる”気がして、「今、海外に行っている場合じゃない」と思っていたところ、後輩から「1年なんてあっという間ですよ!」と言われて、結構背中を押されました。もう一人ワールドアベニューさんを利用して看護インターンに参加した先輩もたまたま身近にいて、「行くなら今。1年なんてあっという間」とその方からも言われました。仕事は好きで特に不満はなく、ただ多重課題で責任も大きくなってきていて大変ではありました。仕事と家の往復の日々を送っている中で「本当にこのままでいいのかな」と思っている自分もいました。めちゃくちゃ悩んでいたけど、担当カウンセラーさんにも相談したりして、留学の話をするとワクワクする自分がいることに気づいたんです。「今行かないと行けなくなる。ワーホリはラストチャンスだ!」と思い、留学することを決めました。
自分の考えとして、自分のことが好きな自分でいたいというのがあるんですが、仕事に満足はしていたけど、焦りみたいなものもあり、「悩んでモヤモヤしている今の自分好きじゃないな」という思いもありました。留学を決めてから準備をしたり英語の勉強をしたりしている自分は、とてもワクワクしていて好きな自分でいれました!
海外に行くのであれば、海外の看護や介護の現場を見てみたい、医療者が患者さんや利用者さんにどのように接しているのか、ケアしているのかも見てみたいと思っていたので、正直他の留学プランは選択肢になく、看護インターンで行こうと決めていました。
3.授業は毎回楽しく刺激がありずっとワクワクしていた

出発前オンライン英語レッスンは、毎週刺激があり、楽しかったので、1回くらいしか休んでないと思います。グループワークも多く生徒だけで話する機会も多かったので、顔見知りが増えていくことも色々な話を聞くのも面白かったです。エレメンタリー(初級)クラスから始まったんですが、レベルが上がると学ぶことも多く、先生が厳しくいうこともありましたが、それも刺激になってよかったです。間違ったら恥ずかしいという思いを最初は持っていましたが、間違っていてもとりあえず喋る!という積極的に話すことに慣れることができたと思います。文章が話せなくても、単語だけ繋いで話そうとすることも大事だなと思いました。ここで慣れておいたからこそ、渡航後も「間違ったら恥ずかしい」という思いはなく、積極的に話すことができました。
授業は毎回楽しく刺激がありましたし、レッスンが一緒になった人たちがもしかしたら出発日が一緒かもしれないとか、オーストラリアで会えるかも知れないとか、「今日は誰がいるかな」と楽しみながら授業に参加していました。
正直、自分で何かをすることが苦手なので、自習がすごく苦手だったんです(笑)。ただ、コーチングがあることが管理されているので、「やらないと!」「ちょっとでもいいから勉強して報告できるようにしないと」という気持ちになって、英語の勉強をすることができました。また、自分に合う教材や勉強方法を教えてもらえたこともよかったです。
書類は、何をやったらいいのか逐一教えてもらえたら、全然大変じゃなかったです。一人だったらできないけど、「できたら教えてね」とか「これいつまでにしないとダメですよ」とLINEで言ってくれていたので、ちゃんと準備できました。ビザ申請も全てリードしてくれたので、私は言われたことをやるだけでよかったし、わからないことが出てきたらLINEで聞いたら教えてもらえるので、準備に不安はあまりなかったです。最初は「何からやったらいいんだろう」と思っていましたが、手厚くサポートしてもらえたので、安心して渡航できました。
4.自分のことだけに集中できる学生時間は楽しかった

最初の滞在先はホームステイを選びました。70代のご夫婦のお家で、ひとり日本人の留学生がステイしていました。部屋も綺麗に整えてくれたり、休みの日に「どこか行く?」と声をかけてくれたり、とても良いお家でした。もう一人の留学生は日本人でしたが、英語を話すことに慣れたいという希望があったので、二人で話す時も英語で喋っていました。最初は大変でしたが、ずっと日本語の環境にならずに英語を話すことができてよかったです。ホストファミリーは、今もたまに「ご飯食べにいく?」と連絡をくれて会ったり、今でも交流があります。結構心配性で、「どんなステイ先になるかな」と少し不安がありましたが、結果的にはとても良いステイ先でよかったです。
2ヶ月目はシェアハウスに移りました。看護インターンで留学していた後輩が住んでいたシェアハウスのオーナーを紹介してもらったので、すぐに決まりました。同じプログラムの友達と一緒に内見に行ったんですが、その子とは今でも一緒に住んでいます(笑)。その子は語学学校のクラスも働いている施設も同じで、ずっと一緒にいます(笑)。シェアメイトはほぼ日本人ですが、タイ人の子も一人います。家では日本語を話していますが、仕事で英語を話したり、ハロートークでできた友達とたまに会って英語で会話したりして、英語を使うようにしています。
語学学校

語学学校は、周りから受ける刺激がすごかったです。出発前オンライン英語レッスンは、初級クラスから始まったんですが、渡航後の語学研修はUpper Intermediate(中上級)クラスで受けていたので、クラスの中にブラジル人がいたり、ビジネスインターンシッププログラムの人がいたりして、刺激が多く、自分を追い込むことができました。クラスの雰囲気がすごく良くて仲も良くて、先生も良い先生で、楽しかったです。日本語はもちろんNGで、日本語を話したら先生に怒られますし、休憩時間も基本的に英語で話すようにしていたり、ランチを先生と一緒に食べたりしていたので、英語漬けにできていたことがよかったです。
スピーキング・リスニングの授業もずっと話していて、グループワークもトピックをもらって自分の意見を出して、とにかく話していました。「今週1週間はこんな英単語使うよ。覚えておいてね」など言われて、それを使って文章で話せるように練習したりと、厳しく訓練してもらいました(笑)。
医療英語は、渡航前からMEDISTUDIOの動画を見ていたので、スムーズに授業に参加できて、そんなに難しさを感じませんでした。色々な看護師の話を聞けて、「あ、そういえば、ここにいる人みんな看護師か!笑」となって、面白かったです。
一度社会人になってから、もう一度学生に戻ってみて、すごく楽しかったです。自分だけに時間を使える今の時間はとても良い経験をしているなと感じています。
Certificate 3 Course
Certificate3 Courseは、課題が多すぎて、腱鞘炎になり、しばらくペンを持てなかったです(笑)。とにかく終わらせないと!という気持ちで課題をやっていました。日本で看護師として働いていたので知っていることもありましたが、日本とオーストラリアの違いを学ぶこともできました。実習は…、正直実習先が私にはあまり合わなかったかなと思いました。「これがオーストラリアの医療だとしたら、ここには住みたくない」と思ってしまいました。日本では、倫理観が似ているので、「嫌だな」と思うことは少ないですが、オーストラリアは多国籍なので、個々人によって対応方法や倫理観が異なっていて「それは嫌だな。そのやり方は嫌だな」と思うことが結構ありました。その施設やたまたまその人のやり方が自分に取って嫌だなと感じただけかもしれないので、それは一人一人の価値観や感じ方によると思います。私はこの時点で、「アシスタントナースはもうお腹いっぱいかも」と思いましたが、他の施設なら違う対応をしているかもと思って、まずは働いてみることにしました。
実習が終わり、アシスタントナースとして働くまでの間を埋めるために、ジャパレスで働いていましたが、語学研修中やCertificate3 Courseの時は余裕がなく、アルバイトはしませんでした。
5.自分の体を大切にしながら働くことの大切さを実感

スピーキングテストは1回で合格しました!実習はどうだったか、認知症患者と関わる時に気をつけること、リフターが日本で取り入れられないのは何故だと思うか、利用者さんに取って良いケアとはどのようなケアか、などを聞かれたと思います。
スピーキングテストに合格して1ヶ月後くらいから働き始めました。私は今施設で働いているのですが、とても良い施設です。働いている人の年齢層も低く、声掛けやケアの仕方も丁寧で、利用者さんの雰囲気も良く、スタッフも良い人ばかりです。なので、実習後に働くことを諦めなくてよかったなと思っています。
基本的には生活介助の仕事をしており、週5-6日は働いています。基本時給は33ドルで、私は午後勤務と夜勤をやっているので、少し時給が上がります。2週間で3,000ドルくらいの収入なので、月でいうと6,000ドル、日本円で60万円くらいの収入があります。同じ施設で働いている同じプログラムの人たちも、少なくとも週4日は働いていますね。
生活費は月2,000ドルくらいで、施設でご飯が出ることが多いので、食費が助けられているかなと思います。外食で結構使っていますが(笑)。ただ、外食しても旅行をしても、お金は貯められます。
日本の施設で働いたことがないので、正確にはわからないですが、オーストラリアは利用者さんの希望が最優先の国です。その人らしく生きて、その人らしく終わりを迎えることを大切にしています。日本はルールがあって、それがベースなので、希望を通せないことも多いです。オーストラリアは、ニーズを叶えてあげることが最優先なので、その考えはとても良いと思っています。
また、日本よりも働き方にゆとりがあり、自分の体を労って利用者さんをケアすることができています。日本ではベッドを上げ下げする時間もなく体を酷使して働いていますが、オーストラリアでは絶対にベッドは上げ下げする必要がありますし、リフターは使うし、自分の体を優先に働きます。
日本は働くために生きているけど、オーストラリアは生きるために働いているという印象を受けています。
6.尊敬しあえる友達と過ごすプライベート時間

仕事の合間を縫って、プライベートも充実させています!ゴールドコーストに旅行したり、メルボルンやウルルにも行く予定です。ちなみに、明日から3泊4日でタスマニアにいきます!ラベンダーのシーズンが今の時期なので、それを見に行きます。
休みの日は、友達と出かけていることが多いです。ワインフェスに行ったり、外食したり、クラシックバレエを観劇したり、今日はレディガガのライブに行きます!来年の3月には、水上で開催されるオペラ座の怪人を観に行く予定で、ワンオクのライブにも行きます!
日本ではなかなか時間をとることができないけど、今はこうやって仕事をしながらもプライベートを充実させて楽しんでいます。
この歳になって友達を作ることって難しくて、先輩・後輩ではなくて、純粋に”友達”ができてよかったです。留学をしている人たちなので、価値観も似ていて、一緒に過ごしていて楽しくて大好きです。今回の留学で尊敬しあえる友達ができて、本当によかったです。
今が1番楽しいと思える充実した海外生活
7.今後の目標と留学を考えている方へのメッセージ

帰国後は、色々チャレンジしてみたいと思っています。渡航前は、環境をかえることに不安を感じていたんです。同じ場所にいた方が安心感もあったんですが、留学を経て、色々なところで働いてみたいと思うようになったので、応援ナースで働きたいと考えています。
一時帰国をした時に「英語を喋りたい」という気持ちになったんです。なので、帰国しても英語の勉強をし続けたいし、英語の環境に身を置いておきたいなとは思っているので、外国の方が多い地域を選ぶことも一つかなと思っています。
日本にいる時は、自分だけ逸脱したことをしたくなかったんです。結婚して子供もいて、一般的に見て、そういう人の方が幸せそうに見えていました。日本を離れてみて、自分のやりたいようにやるのもいいなと思うようになりました。周りと比べることもしんどくなっていたので、自分のやりたいようにやってみようと思っています。価値観はかなり変わったし、今はなりたい自分になれていて、自分のことを好きでいられる自分になれていると思っています。学生時代はその時が1番楽しかったし、仕事をしている時もその時が1番楽しかったし、今も今が1番楽しいと思えています。「今が1番楽しい」を更新できていて、そう言い続けられる人生でありたいと思います。どんな自分になりたいかは自分で決められるので、これからも自分のことを好きでいられる自分でいたいと思います。
私は、自分に言い訳をし続けてきました。
ある程度準備を整えた上で何かをしたいという性格なんですが、ベストなタイミングってないなと思いました。
お金のことや仕事のこと、皆さんそれぞれ悩みがあると思いますが、悩んでいるなら一旦動いてみた方がいいと思います。
1年はあっという間です。お金は頑張ったら稼げるし、嫌だと思ったら帰れます。
ぜひ、動いてチャレンジしてみてください!
8.さいごに
体験談を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Ayakaさんのアシスタントナース有給インターンシップ体験談はいかがでしたでしょうか。
Ayakaさんが参加したアシスタントナース有給インターンシップは、オーストラリアのワーキングホリデー制度を利用した看護師限定の留学プログラムです。勉強も仕事も旅行も、自由にアレンジできるからこそ、皆さん次第でどんな経験にも挑戦いただけます。
ご興味をお持ちの方は、定期開催中のオンライン説明会にぜひご参加ください。オンライン説明会は、カメラもマイクもOFFでお気軽にご参加いただけます。プログラムの概要や参加条件、出発月ごとの定員状況や費用、そして最新キャンペーンなどもご案内しています。
皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしています。
