最高月収80万円!?何事も楽しむポジティブマインドで挑んだ看護留学

お名前秋庭大輝さん留学期間2023年10月ー現在
滞在都市シドニー/オーストラリアインターン先老人ホーム

1.大輝さんのスケジュール

オーストラリアのワーキングホリデー制度を活用した「海外看護有給インターンシップ」に挑戦し、現在もシドニーに滞在中の大輝さんから体験談をいただきました。 「すべての経験がとにかく楽しい!」と語る大輝さん。今はほぼ毎日働きながらも、オーストラリアならではの穏やかなライフスタイルを満喫し、将来的には正看護師資格の取得も視野に入れて挑戦を続けています。そんな大輝さんの体験談をご覧ください。

大輝さんの留学概要

渡航国:オーストラリア
渡航都市:シドニー
留学プログラム:海外看護有給インターンシップ
渡航期間:2023年10月 – 現在
インターンシップ先:老人ホーム

お問い合わせからの流れ

2.コロナ禍で断念した留学をついに決意


高校生の頃、軽音楽部に入って洋楽をよく聴いていたことがきっかけで、英語に興味を持つようになりました。看護師になってからも勉強を続けていたので、「いつかは海外での生活を経験してみたい」と思うようになりました。

そこで、3年前にアメリカで10ヶ月間の語学留学に挑戦しました。最初はほとんど話せない状態からのスタートでしたが、毎日の生活や学びを通して少しずつ自分の成長を実感できるようになり、帰国する頃には「やっぱり海外にまた行きたい!」という思いがさらに強くなりました。

しかしその後、コロナ禍で海外に行けず、気が付けば日本で3年間看護師として働き続けていました。忙しい日々の中でも「もう一度海外で挑戦したい」という気持ちは消えることなく、今度はオーストラリアへの留学を決めました。

看護留学に決めた理由、他のエージェントとの比較

数ある留学プランの中で私が看護留学を選んだのは、今までの看護師としての経験を活かしたかったこと、そして自分ひとりで海外で仕事探しをするのは大変だと感じたからです。

当時は看護留学に関する知識があまりなく、正直なところワールドアベニューさんのプログラムの良さを十分に理解しきれてはいませんでした(笑)それでも今振り返ると、通常半年ほどかかるアシスタントナースの資格取得コースが、6〜8週間の短期間で修了できること、入学条件として英語の公式スコアが不要なこと、さらに看護関連の書類作成をしっかりサポートしていただけることが、とても魅力的だったと感じています。

実際にいくつかのエージェントにも問い合わせましたが、中には返事がこないところもありました。その点、ワールドアベニューさんはレスポンスが早く、安心して相談できる雰囲気があったことも大きな決め手でした。

実際に書類準備は想像以上に大変で、特にワクチン関連の書類にはかなり手間取りましたが、その都度細かい質問にも丁寧に答えていただけたのは有り難かったです。

3.英語学習の楽しさを再確認したオンライン英語レッスン


オンライン英語レッスンは、とにかく楽しかったです!マンツーマンのオンライン英会話を受けたこともありましたが、私は授業形式でみんなと学ぶスタイルのほうが好きなので、英語を話せる環境をまた持てたことがとても嬉しかったです。クラスメイトは日本人だけでしたが、特に抵抗はありませんでした。日本人特有の控えめな雰囲気もあり、発言する人は少なめだったので、自分は積極的に発言するようにしました。そのおかげで、たくさん話す機会を持つことができ、とても良い練習になりました。

コーチングでは、自分に足りない部分を分析してもらい、具体的な学習ツールを紹介していただいたことで、計画的に学習目標を立てられたのが助かりました。自分ひとりだと学習方法がどうしてもあやふやになりがちですが、コーチングのおかげで学びの方向性がはっきりして、とても心強かったです。

4.とにかく楽しい学校生活!憧れのバリスタにも挑戦


日本で頑張って勉強した甲斐もあり、語学学校では一番上のUpper(上級)クラスに入ることができました!対面での授業もとても楽しく、自分は根本的に英語の授業が好きなんだなと改めて感じました。特に、オンラインで教わっていた先生に実際に会えたのが嬉しかったです。担任の先生ではなかったのですが、一緒にタピオカを飲みに行ったり、今でも近況報告をしたり、素敵な出会いになりました。

対面授業の良さとしては、オンラインでは話すタイミングが重なってしまうこともあったのに対し、会話のキャッチボールがしやすい点かなと思います。授業内容も工夫されていて、クイズを交えたり、外でのアクティビティ(例えば博物館に行って情報収集をして、その後にプレゼンをするなど)もあり、オンラインの時よりも学びの幅がぐっと広がった感じがしました。

医療英語の授業はかなり難しかったです。自分の先生はたまたま看護師の方だったのですが、上級クラスの内容はとても専門的で、授業についていくのが大変なこともありました。ただ、今思えばそこで習った専門用語や表現は、インターンで実際に使える実践的な内容ばかりでとても役立ってます。

Certificate 3 Course

英語コース終了後に始まったCertificate 3 Courseの授業では、先生がパワーポイントの資料を使いながらわかりやすく講義をしてくれました。実際に現場で使用する介助機器の操作方法を学ぶ機会もあり、実践を意識した内容でした。

課題は量が多くて大変でした。私は基本的に一人で黙々と進めるタイプでしたが、たまに友達と一緒に取り組むこともありました。先生に質問できる環境も整っているので、わからないことがあっても心配はいらないです。特に印象に残っている課題の内容は、ダイバーシティや宗教に関するトピックです。オーストラリアは多様性に富んだ国なので、日本では学ぶ機会のない内容に触れられて、とても興味深かったです。

実習は4週間、老人ホームで行いました。主な内容は生活介助で、実際に働いているスタッフのサポートをする形でした。具体的には、食事介助の見学をしたり、レクリエーションスタッフとして活動に参加したり、認知症の方の生活支援に関わったりと、週ごとに担当する業務が変わりました。そのおかげで幅広い経験を積むことができました。

カフェでのバリスタ経験

Certificate 3 Courseを修了した後、実はカフェでバリスタとして働いていました。バリスタ経験はまったくなかったのですが、「カフェで働いてみたい」という気持ちがあり、運よく雇ってもらえるお店に出会うことができました。
当時はまだ求人倍率が高く、仕事探しは今ほど簡単ではありませんでした。そのため、レジュメ(履歴書)は50〜60枚ほど配ってようやく採用につながりました。時給は当時の最低賃金である約22ドル(約2,200円)ほどで、週5日で1〜2ヶ月間ほど働きました。

5.セカンドワーホリビザ取得までの大変だった道のり・・


セカンドワーホリビザの取得に向けて、みんながよく選ぶファームではなく、バリスタで条件を満たそうと思いケアンズへ行きました。ところが、バリスタでセカンドを狙う人は多く、競争率が非常に高くて、1ヶ月ほど仕事探しをしましたが、全く見つからずに終わってしまいました・・。

「どうしよう」と思っていたところ、仕事があるという情報を入手してパースに移動!しかし、すでに人が雇われていて「仕事はない」と言われ、まさに踏んだり蹴った・・。(オーストラリアあるあるです 笑)

そんなとき、同じ看護プログラムに参加している友人に紹介してもらい、バンダバーグへ行くことになりました。そこでチリファームで2ヶ月間、さらにいちごファームで4ヶ月間働きました。いちごファームは本当にハードで、なんと朝6時から夜10時まで働くこともありました。

仕事自体はかなり大変でしたが、振り返ればたくさんの人に出会え、豊かな自然や美しいビーチ、満天の星空など、オーストラリアらしい生活を味わうことができ、結果的には楽しかったです!お気に入りのアイスクリーム屋さんも見つけて通っていたので、これからバンダバーグに行く方にはぜひ立ち寄ってほしいです(笑)

おすすめのアイスクリーム屋さん

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セカンドワーホリビザは、申請から約2か月半で無事に発給されました。
さらに、その後サードワーホリビザも問題なく取得することができました!

6.老人ホームに直接雇用!具体的なインターンシップ内容


自分はすごくタイミングが良く、ファームからシドニーに戻った翌日に面接を受けることができました。面接では、自己紹介や志望動機に加えて、「利用者さん同士が喧嘩した場合の対応方法」「SIRS(インシデント発生時の報告システム)」など、現場で実際に問われる内容が中心でした。

結果は無事一発合格!インターン先は老人ホームで、直接雇用という形になりました。勤務形態はフルタイムかパートタイムを選べましたが、より多く働きたかったこと、そして時給も高かったことからカジュアル雇用を選びました。

仕事紹介のサポートがあったので、面接設定や働き先が決まるまでの流れはとてもスムーズでした。提出が必要な各種書類についてもサポートを受けられたので、助かりました。

具体的な仕事内容

最初は生活介助を行うケアラーからスタートし、現在は「ライフスタイル」と呼ばれるレクリエーション担当スタッフとして働いています。仕事内容は、利用者さんと朝プールでエクササイズをしたり、新聞を配ったり、お昼前後にクイズや体操などのレクリエーションを準備・実施することです。日本ではケアラーがレクリエーションまで兼任することが多いのに対し、こちらでは完全に分業制。レクリエーションに専念できるので、仕事自体はとても楽に感じました。

給与はケアラーとライフスタイルでほぼ同じで、モーニングシフトは約34ドル。カジュアル雇用ではさらに8ドル上乗せされ、時給はおよそ42ドルになります。アフタヌーンとイブニングは47〜48ドル、土曜は56〜57ドル、日曜は60ドル、祝日はなんと90ドルでした。ほぼ毎日勤務し、祝日が重なったときには、手取りが月8,000ドル(約80万円)に達した月もありました!

看護助手として働き始めた頃は、自分の希望で週1〜2日の勤務を2〜3ヶ月続けていましたが、サードビザ取得を目指すようになってからは、ほぼ毎日勤務するようになりました。看護助手の仕事と並行してバリスタの仕事も再開し、掛け持ちしていた時期もあります。

特に印象に残っているのは、クリスマスホリデーにパーソナルケアラーとして働いたときです。利用者さんのお宅で開かれたクリスマスパーティに招いていただき、本当に素敵な思い出になりました。その後も利用者さんやご家族との関係が深まり、誕生日や結婚記念日などにも声をかけてもらえるようになりました。

現在は、ワールドアベニューから紹介してもらった老人ホームに加え、別の施設でも勤務しています。最初はキッチンスタッフとして採用されましたが、途中からケアラー業務も兼任し、現在はケアラー専任として働いています。

お仕事中の様子

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7.日本とオーストラリアの働き方の違い


海外は残業が全くないと思っていましたが、看護師は状況によって残業することもあります。ただ、その際は残業代がきちんと支払われ、時給が2倍になることもあります。とはいえ、基本は「残業しない」スタンスなので、残っている仕事は次の勤務者に申し送りして帰るのが当たり前。アシスタントナースとしては実際に残業することはなく、日本との大きな違いを実感しました。

また、多国籍のスタッフや利用者さんと関わる毎日は、日本ではなかなか得られない貴重な経験でした。中には細かい要求や丁寧なケアを求められて大変だと感じた利用者さんもいましたが、ライフスタイルスタッフとして接するうちに笑って話せる時間が増え、その方を違う視点から見ることができました。その経験を通じて「人を知ることの大切さ」を実感し、視野を広げることができたと思います。振り返れば、大変なこともすべて糧となり、今の自分につながっていると感じています!

8.オーストラリアならではのプライベート時間の過ごし方


休日はジムに行ったり、英語の勉強をしたり、もともと好きだった世界史の勉強やバドミントン、友人との散歩などを楽しんでいます。博物館や美術館巡りも好きで、仕事前に立ち寄ることもあります。こちらには無料で入れる素敵な施設が多いので、とても嬉しいです。

また、シェアメイトとの交流も大切な時間です。今住んでいるのは8人のシェアハウスで、メンバーはコロンビア、アメリカ、オーストラリア、フランス、ブラジル出身の人たち。自然と英語環境になっていて、特に仲の良いアメリカ人とは一緒にお酒を飲んだりしながら交流しています。

働き詰めだったこともあり、まだあまり国内旅行には行けていないので、帰国までにはオーストラリアの観光名所を巡りたいと思っています!

9.今後の目標と留学を考えている方へのメッセージ


私の大きな目標は、オーストラリアで正看護師の資格を取得することです。のんびりした雰囲気や仕事へのプレッシャーの少なさ、そして人との出会いの多さに魅力を感じ、「もっとここにいたい」と思うようになりました。そのために、まずは英語力を伸ばしてPTE試験に挑戦します。また、最終学歴が短大卒なので、日本の通信大学で看護の学位取得も並行して進める予定です。ここで出会った仲間の存在を力にしながら、一歩一歩目標に近づいていきたいと思います!

留学をするか悩んでいる方へのメッセージ

ワールドアベニューの看護インターンシップ・プログラムは、短期間でアシスタントナースの資格が取れて、語学研修のカリキュラムも含まれているので、入学時にIELTSなどの公式スコアは不要。とても心強いプログラムだと感じています。だからこそ、もし「英語にあまり自信がない」という理由で迷っているなら、少し勇気を出して踏み出してみてほしいです!その先には、日本ではなかなか得られない経験が必ず待っています。

もちろん、英語が話せないと大変なこともありますが、やると決めればなんとかなります。いや、なんとかするんです!その気持ちがあれば大丈夫。ぜひ一歩を踏み出してみてください。

10.さいごに

体験談を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。大輝さんのアシスタントナース有給インターンシップ体験談はいかがでしたでしょうか。

大輝さんが参加したアシスタントナース有給インターンシップは、オーストラリアのワーキングホリデー制度を利用した看護師限定の留学プログラムです。勉強も仕事も旅行も、自由にアレンジできるからこそ、皆さん次第でどんな経験にも挑戦いただけます。

ご興味をお持ちの方は、定期開催中のオンライン説明会にぜひご参加ください。オンライン説明会は、カメラもマイクもOFFでお気軽にご参加いただけます。プログラムの概要や参加条件、出発月ごとの定員状況や費用、そして最新キャンペーンなどもご案内しています。

皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしています。