【体験談】7年越しの決断!看護留学で学んだ異文化への対応力

お名前仁和美月様留学期間2024年1月-現在
滞在都市シドニー/オーストラリアインターン先ナーシングホーム

1.Mitsukiさんの留学スケジュール

オーストラリアのワーキングホリデー制度を利用した「海外看護有給インターンシップ」に挑戦し、現在もシドニーに滞在中のMitsukiさんから体験談をいただきました。様々な文化的背景を持つ人々と働く中で、自分の当たり前と全く違う当たり前を持つ人がいることを学んだMitsukiさん。異なる価値観や習慣に触れることで、柔軟な対応力とコミュニケーション能力の大切さを実感したそうです。アシスタントナースとしての最初の1年間が終わろうとしている今、引き続きオーストラリアに滞在することを検討中とのことです!
そんなMitsukiさんの体験談をぜひご覧ください。

Mitsukiさんの留学概要

渡航国:オーストラリア
渡航都市:シドニー
留学プログラム:海外看護有給インターンシップ
渡航期間:2024年1月 – 現在
インターンシップ先:ナーシングホーム

お問い合わせからの流れ

2.看護留学を考えたきっかけ

看護留学を考え始めたのは、23歳の頃でした。最初は看護師以外のことにも挑戦してみたいという気持ちが強くて、語学留学や看護留学についていろいろ調べていました。その時、ワールドアベニューの海外看護有給インターンシップ説明会にも参加したのですが、看護の仕事から一度離れたいという気持ちが強かったので、どのプランにするか迷っていました。ちょうどその頃、世界はコロナ禍に突入してしまい、留学のことは一旦後回しになり、私は看護師として働きながら日々を過ごしていました。

気づけば、ワーキングホリデーの年齢制限ギリギリになっていて、ようやく留学を再検討し始めました。最初は「看護とは違う仕事をしたい」という思いが強かったのですが、看護師としての経験を積むうちに、実は看護の仕事が自分に合っていて、好きだということに気づきました。そんな中で、改めて看護インターンシップに参加することを決め、看護に携わりながら海外で生活するという新しいチャレンジを選びました。

3.勉強している安心感が得られた留学準備

英語を本格的に勉強するのは、本当に久しぶりでした。このプログラムに付属されているオンライン英語コースでは、定期的に授業があり、課題も出されます。日常的に英語に触れられる環境だったのが良かったなと思っています。何より「英語を授業で勉強できている」ということが、自分自身の安心感につながっていました。また、自主学習は手探り状態だったので、何を重点的に学ぶべきかがわからないこともありましたが、コーチングを受けることで自分に今必要なことを確認しながら学べたのが大きなポイントでした。

医療英語を学べるMEDISTUDIOも、定期的に利用していました。短い動画形式になっているので、忙しい日々の中でも気軽に学べるところがとても便利で気に入っていました。通勤時間など、SNSを見る代わりにMEDISTUDIOの動画を見て、少しでも英語に触れる時間を作るようにしていました。隙間時間を活用することで、忙しい仕事の合間にも学びの時間を持つことができたと思います。MEDISTUDIOでは、アシスタントナースとしての仕事に役立つ英語だけでなく、接客業で使える表現も学ぶことができました。実際に渡航後、動画で学んだ内容を思い出しながら、仕事の現場で使うことができたので、非常に役立ちました。

4.様々な文化に触れたオーストラリアでの生活

日本でしっかりと留学準備を済ませ、2024年1月にオーストラリアへ出発しました。初めてのオーストラリアは、とにかく気候が良いな〜という第一印象でした。また、日本と異なり、様々な人種の方が住んでいることが新鮮で、すごく刺激的でした。

渡航後2週間でシェアハウス決定!

私は最初からシェアハウスに住んでいました。4週間後には退去する予定でしたが、バイトをすぐに始めていたので、到着して2週間後には、バイト先に通いやすい別のシェアハウスに引っ越しをしました。新しいシェアハウスはすごく立地が良く、「日本人は綺麗に家を使うから」というオーナーさんの意向から、住んでいるシェアメイトは全員日本人という環境でした。
このシェアハウスに住んで約1年になりますが、全員が日本人ということもあり、大きなトラブルもなく、非常に快適に過ごしています。お互いに文化や価値観が近いので、生活しやすさも抜群です。

たくさんの出会いがあった語学学校

学校生活はとても楽しく、充実していました。同じプログラムに参加している日本人の方もいれば、外国から来た学生たちも多くいました。彼らと知り合うことができたのは、留学の大きな魅力の一つでした。世界中から集まった学生と交流できる機会が増え、貴重な経験となりました。語学学校に入る前にレベルチェックテストがあり、その結果に基づいて自分の実力に合ったクラスに配属されるので、内容が難しすぎて授業についていけないという心配はありません。自分のペースで学べる環境が整っていて、安心して授業に参加できました。

先生たちは、授業が参加しやすい雰囲気になるよう心がけてくれました。例えば、ゲームやディスカッションを取り入れたアクティビティが多く、授業がとても楽しかったです。日本の授業では先生が話すことが中心だと思いますが、オーストラリアの語学学校では、生徒が積極的に話す機会が多いです。クラスメイトと意見を交換し合いながら、実践的な英会話を学ぶことができました。また、教室では座席に決まりがなく、みんな自由に席を選んで座ります。この自由な環境がリラックスした雰囲気を作り、学びやすさにつながっていたと思います。
学校では、日本人以外の友達もたくさん作ることができました。特に、コロンビア人の友人とはすごく親しくなり、家に遊びに行くほどの仲になりました。学校では英語の勉強ができただけでなく、世界中に友達を作って異文化に触れることもできて、すごく充実した生活を送ることができました。

資格取得に向けて

資格取得のコースでは、とにかく課題が多い座学の授業と実習を乗り越えました。実習先には、日本人だけでなく、ケニアやフィリピンから来た実習生もいました。てっきり見学がメインになるかと思いましたが、すごく色々な経験をさせてもらいました。食事介助やお風呂介助など、1スタッフとして様々な業務を任せてもらいました。
実践するだけでなく、実習先ではどんなことがどのような目的で行われているのかについて、教えてもらうこともありました。例えば、利用者さんが飲む水にとろみをつける方法と、飲む時に危ないからとろみをつけなければいけないということを学びました。もちろん全て英語の説明なので、実用的な英語に慣れる良い機会にもなったと思います。

アシスタントナースとして働いてみて

2024年8月に、アシスタントナースとして働き始めました。11月までは週3〜週4日でシフトに入っていたのですが、12月に向けて少し仕事が減っているので、今は別のアルバイトをメインに働いています。
アシスタントナースとして働いてみて、最も感じたことは、異文化をとても身近に感じることができたことです。最初は驚きの連続でした。例えば、宗教上定期的にお祈りをする方がいらっしゃいました。その方は、お祈りがうまくできなければご飯を食べられないというルールがあったのです。スタッフもそのことをしっかり把握していて、毎回「今日はお祈りうまくいった?」と声をかけ、その後、ご飯を用意するかどうかを決めていました。オーストラリアは、さまざまな文化や宗教が共存している場所で、食べられないものがある人も少なくありません。スタッフは、そういったことをすべて把握していて、各利用者さんの宗教や文化に合わせた食事を提供していました。異文化が尊重されていると感じ、非常に新鮮でした。
また、驚いたのは、お祈りの時間に着替えが必要な方がいて、そのための服が用意されていることです。毎週決まった時間に着替えをしている方がいらっしゃるのですが、これは日本ではあまり見かけない光景です。しかし、スタッフはそのことをちゃんと把握していて、文化に対する対応能力の高さに感心しました。

そんな環境だからこそ、「自分にとっての当たり前が他人の当たり前とは限らない」という考えを養うことができました。利用者の方はもちろん、働いているスタッフのバックグラウンドも様々です。みんなが持っている価値観や文化は全く違うということを、身をもって実感しました。この考え方は、普段の生活の中でも大切にしたいと思うようになりましたし、仕事を通じて成長できた部分だと感じています。

エレベーターでの出会いからアルバイトGet!?

アシスタントナースとして働き始める前に、日本食料理屋でアルバイトをすることになったのですが、そのきっかけはとても偶然なものでした。同じマンションに住んでいた全く知らない人から紹介してもらったのです。住んでいる階数は違っていたのですが、ある日エレベーターで一緒になった際、会話が弾み、その場でアルバイトを紹介してもらいました。自分でも驚くほどの偶然の出会いから、仕事が見つかり、仕事探しにおける人脈の大切さを痛感しました。
また、諦めない心も大事です!紹介してもらったアルバイトだけでなく、別の日本食料理屋さんでも自力でアルバイトを見つけました。とにかく履歴書を何通もメールで送って、粘り強くアプローチした結果、チャンスをつかむことができたので、諦めない心が身を結んだかなと思います。笑

5.留学の成果と今後の展望

オーストラリアに来てから約1年が経ち、仕事や生活にもだいぶ慣れてきました。仕事をしている時間が長いため、利用者の方から言われることにも、先読みして反応できるようになりました。最初は、様々な国のアクセントに苦労していましたが、今ではすっかり慣れ、コミュニケーションもスムーズになりました。それでも、英語力にはまだまだ課題があると感じているので、今後は学生ビザに切り替えて、もう少しオーストラリアに滞在し、さらに英語力を磨いていくつもりです。もっと英語を勉強し、スキルをさらに向上させてから帰国しようと考えています。オーストラリアでの経験を最大限に活かし、今後のキャリアに繋げていきたいです。

6.留学を検討している方へのメッセージ

とにかく、迷っているなら行ったほうがいいです!私はワーホリができるギリギリの年齢だったので、セカンドワーキングホリデービザの取得ができず、決断が遅くなったことに対して少し後悔しました。だから早く動いたほうが絶対いいです!1年間も海外に行くなんて、、、と思う気持ちもすごく分かりますが、人生の中の1年間なんて誤差です。余計なことは考えず、早めに動き始めると、将来の可能性も広がると思います。
ただ、英語力とコミュニケーション力を身につけてから来た方が、より楽しむことができるので、日本にいる間からできる準備はしておいてください^ ^

7.さいごに

体験談を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Mitsukiさんのアシスタントナース有給インターンシップ体験談はいかがでしたでしょうか。

Mitsukiさんが参加したアシスタントナース有給インターンシップは、オーストラリアのワーキングホリデー制度を利用した看護師限定の留学プログラムです。勉強も仕事も旅行も、自由にアレンジできるからこそ、皆さん次第でどんな経験にも挑戦いただけます。

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