看護学部紹介
‐ ACU（オーストラリアンカソリック大学）
【2024年度】

オーストラリアンカソリック大学基本情報

バララットキャンパス

バララットキャンパスは、メルボルンのシティから公共交通機関を利用して約2時間半のところに位置しています。広大な敷地内には、図書館や学習スペースはもちろんのこと、庭園や歴史的建造物、広いオープンスペースなど郊外キャンパスならではの魅力があります。

メルボルンキャンパス

メルボルンキャンパスは、メルボルンシティの中心部に位置しており、観光地としても有名なフリンダースストリート駅まで公共交通機関で約15分の距離にあります。近くには、メルボルン博物館や州議事堂、徒歩圏内にはビクトリア州立図書館があります。キャンパスライフとメルボルンシティライフをどちらも楽しむことができるでしょう。

ブラックタウンキャンパス

シドニーシティから公共交通機関で約1時間のところに位置しているブラックタウンキャンパスは、ブラックタウン市議会と提携して設立されました。図書館や学習スペース、チャペルに加えて、看護研究室やベッドシミュレーション病棟などの設備が整っています。

ノースシドニーキャンパス

ノースシドニーキャンパスは、シドニーシティ中心部から公共交通機関で約20分の落ち着いた雰囲気のエリアに位置しています。講義後や週末にはシティまで出られる距離にあるため、シドニーシティライフも楽しむことができます。

ブリスベンキャンパス

ブリスベンシティから公共交通機関で約1時間のところに位置しているブリスベンキャンパスは、広大な土地の中に図書館やクリニック、アートギャラリーやジムなどの設備が整っています。シティに出られる距離というだけでなく、近くにはビーチや公園など自然もあふれる環境となっています。

キャンベラキャンパス

オーストラリアの首都であるキャンベラに位置しているキャンベラキャンパスは、シティから公共交通機関で約30分ほどの距離にあり、図書館やカフェ、スイミングプールなどの設備が整っています。キャンパス周辺にも、カフェやギャラリー、様々なショップが充実しているため、不便なく生活することが可能です。

オーストラリアンカソリック大学
看護学部への進学方法

オーストラリアンカソリック大学の看護学部へ入学するためには、IELTS7.0相当の英語力が必要となります。
日本の高校を卒業されている方は、原則Foundation Courseを経由して看護学部へ入学します。Foundation Courseの入学英語規定はIELTS5.5相当です。2つの進学方法を詳しく見ていきましょう。

1. オーストラリアンカソリック大学のFoundation Course経由
2. 英語コースからの直接入学

オーストラリアンカソリック大学のFoundation Course経由

– 進学ルート –

オーストラリアンカソリック大学が提供する英語コースもしくは私立の語学学校でFoundation Course入学英語規定のスコアを取得してからFoundation Course経由で看護学部へ入学する方法です。オーストラリアンカソリック大学が提供する英語コースを経由してFoundation Courseへ入学する場合は、英語の公式スコアは不要となります。ただし、看護学部へ入学するときには必ず公式スコアを取得する必要があります。

英語コースからの直接入学

– 進学ルート –

オーストラリアンカソリック大学が提供する英語コースもしくは私立の語学学校で、看護学部入学英語規定であるIELTS7.0相当の公式スコアを取得して入学する方法です。大学が提供する英語コースを経由しても、公式スコアが必要となります。

オーストラリアンカソリック大学提供の英語コースとパスウェイコース

オーストラリアンカソリック大学では、学部入学の英語規定を満たせていない方向けに英語コースの提供とFoundation CourseやDiploma Courseなどのパスウェイコースを提供しています。
英語コースは、General English（一般英語）、English for Academic Purpose（進学英語）、IELTS対策コースを提供しています。General Englishは、VERSANTの英語レベルチェックテストでA2以上であれば入学することが可能です。また、ヘルスケア関連学部へ入学する方向けに、Tertiary Preparation (Health Sciences)を提供しており、関連学部へ入学するための英語力や学位取得のために必要となる専門英語の学習を行います。
日本の正看護師資格を保有しておらず、看護学部１年次から入学される方は、原則Foundation Courseを経由する必要があります。

オーストラリアンカソリック大学
看護学部卒業生の体験談

日本の専門学校を卒業して3年間オペ室で経験を積んだのちに、海外看護有給インターンシッププログラムでオーストラリアへ留学した茉衣子さんは、1年間の単位認定を得てオーストラリアンカソリック大学の2年次に編入をされました。

真剣ながらもフレンドリーでリラックスしたオーストラリアの職場環境は魅力的、と語る茉衣子さん。
朝のコーヒーとともに始まる申し送りから、ティータイムの休憩、食事休憩、そしてほぼ残業なしの交代時間、さらに、年間の休暇も4週間程度とれるといいます。ケアする側、される側、また共に働くもの同士、権利尊重のため、チームとして互いに尊重して、助け合いながら働いています。また、働く側への身体的負担への配慮も忘れません。

ICUでは重症患者が多いため、1人の患者に対し1人の看護師が受け持ちます。
ちなみに、HDU; High Dependency Unit; 重症ケアユニットでは患者2人に対して看護師1人です。

「Person-centered care（その人らしさを中心としたケア）」はオーストラリアで看護を勉強していて本当によく聞く言葉です。日本でも聞いたことがあるかもしれませんが、illness(疾病)に焦点を置くのではなくて、a person experiencing illness (疾病を患わっている一人の人)という観点で患者を捉えた看護観です。このPerson-centered careやTherapeutic relationshipといった概念は、治療の経過や目標設定に主体的に参加できるといった面から患者さんやその家族の医療に対する満足度を増すだけでなく、看護師にとってもより効率的で効果的な、質の高いケアの実践と満足感の向上にもつながると感じています。