IELTSのスコアを7を見据えた基礎体力づくり ボキャブラリー対策

IELTSボキャブラリー対策

日本人がIELTSで高得点(スコア7.0)を目指すために絶対に外せないのが、アカデミックボキャブラリーの強化です。

IELTSのアカデミックモジュールは主にイギリス・オーストラリア・ニュージーランドの大学・大学院の英語力判定試験を兼ねているため、リーディング・ライティング・リスニングの問題や求めらている水準にアカデミックボキャブラリー力が求められています。特に看護師として普段働かれている皆さんにとって医療系の英語や話題は強いものの、歴史やビジネス、科学、生物学といった分野の英単語は弱いのではないでしょうか。7.0を安定して取得するためには、専門的なアカデミックボキャブラリーを適切に使えるようなレベルに引き上げることが必要です。とはいえ、闇雲に英単語を覚えても時間ばかりかかってしまいますので、IELTSのオーバオールスコア7.5の筆者が取り組んだアカデミックボキャブラリー習得の近道をご紹介します。

IELTSでは効率の悪いボキャブラリー取得方法

いきなりですが、IELTSの勉強において公式問題集の問題で出題されている問題文から英単語を学ぶというやり方は非常に効率が悪いです。特にこれからIELTSを勉強スタートされた方は避けた方がいい勉強方法と言えるでしょう。なぜかというと、IELTSテストは、バンド1から9の受験者が同じテストを受けます。すなわち超上級者と初心者が同じテストを受けているわけで、超上級者は8.5から9.0にスコアを上げる戦いをしています。そのため、超上級者でも難解で意味の取りにくい単語が本文中に出現します。自分の知らない単語をすべて書き出して単語帳を作っていくと、難易度の違う単語が入れ混じった単語帳ができてしまい、初級者から中級者の人にとって不必要なレベルまで単語を覚えることになり、効率が悪くなってしまいます。

例)ケンブリッジIELTS7公式問題集より
hypnosis 催眠状態 ⇢ 英検一級レベル
ritual 儀式・行事 ⇢ 英検二級レベル
humpback 猫背 ⇢ 英検一級レベル
arousal 覚醒 ⇢ 英検一級レベル

上記の例のように本文中には常用しない単語が随所に登場します。これを一つひとつ覚えていったとしてもIELTSのテストで同様の単語が登場する可能性は低く、時間の効率が非常に悪くなります。

IELTSの英単語力を身につける戦略は、英語レベル別に3ステップあります。
1.IELTS5.0レベルから6.0レベル-文脈を最低限理解できる頻出英単語力の強化
2.IELTS6.0レベルから7.0レベル-アウトプットするための英単語・フレーズ力の強化(スピーキング・ライティング向け英単語力の強化)
3.IELTS7.0レベル以上-ライティング向けトピック別の英単語力強化・リーディング向け上級アカデミックワードの習得

1.IELTS5.0レベルから6.0レベル-文脈を最低限理解できる頻出英単語力の強化

IELTSの4科目全般に共通することが、基礎的な英単語力を習得していないと5.0以上を安定的に獲得することが難しいということです。
特に、大学受験を経験していない看護専門学校を卒業したナースの方達は受験で英語を勉強されていない方が多く、基礎的な英単語力がまだまだ見についていない状態となっています。ここで焦ってIELTS向けの英単語集からスタートしてしまうのはやめましょう。まずはじっくりと基礎英単語力を身につけておくと、リーディングで全く文脈が読めないということは避けられますし、ライティングで文字数が足りない、時間が足りないという事態に陥らずに済みます。
参考書を選ぶ際は、必ずCDが付属しているものにしましょう。IELTSは発音の学習も平行して取り組むべきです。リスニング・スピーキングにおいて正しい発音を知っておくことは大切です。

おすすめの参考書
-英単語力に自信がない方。

キクタン-ベーシック

-高校レベルの英単語は習得済みの方

英単語ターゲット1900

-読解力を身につけながら単語を覚えていく

DUO 3.0

IELTS6.0レベルから7.0レベル-アウトプットするための英単語・フレーズ力の強化(スピーキング・ライティング向け英単語力の強化)

基礎的な英単語力が身に付けば、IELTSの問題文がある程度、分かるようになり安定的に6.0スコアが取得できるようになります。しかし、ここから7.0レベルの英単語力に引き上げる作業は地道な努力が必要となってきます。ここからはスピーキングやライティングに用いるボキャブラリーの習得に力をいれるべきです。

ライティング向けボキャブラリー対策

IELTSのアカデミックモジュールのTask1およびTask2では、同じ意味の単語をいくつ知っているかというパラフレーズ力が問われます。同じ単語を繰り返し使うのではなく、海外からの旅行者ならTraveler→Visitor, Foreigner , people who travel from abroad などとパラフレーズをしていかなければいけません。また、Cohesive Deviceとよばれる文章をつなぐ言葉を複数覚えていく必要があります。また、TASK1・TASK2それぞれでよく使われる表現がありますので、一通り覚えて置く必要があります。
IELTSのライティングでよく使う表現はIELTSのサンプルエッセイから学ぶのが1番効率が良いでしょう。

おすすめの参考書
−英語で書かれた参考書にアレルギーが無い方

Improve Your IELTS Writing Skills

古い本ですが、TASK1とTASK2で求められている単語が網羅出来るほか、スコア付のサンプルエッセイが多数収録されているので、IELTSのライティングに着手するならばこの本がおすすめです。特にボキャブラリーを仕入れる段階においては重宝します。

覚えておきたいライティングボキャブラリー TASK1 <後日公開>
覚えておきたいライティングボキャブラリー TASK2 <後日公開>

−英語で書かれた参考書が苦手な方

IELTSライティング完全攻略

IELTSのライティングで使いたい表現が網羅的に収録されています。サンプルエッセイと添削後のエッセイが掲載されているので、自分のライティングでも気をつけたいポイントがわかります。特に比較級を使った表現が役に立ちました。

スピーキング向けボキャブラリー対策

IELTSのスピーキングは、ボキャブラリーが非常に大切です。とはいえスピーキングではアカデミックで難解な単語が問われているわけではなく、いかにコミュニケーションを取る上で正確な発音と流暢さが鍵を握っています。もちろん試験官は英語のネイティブスピーカーですから、日本語発音は理解してくれません。正確は発音で適切な言葉選びをすることが大切です。また、スピーキングで6.5以上を狙うのであればネイティブがよく使うフレーズを実際に使えると良いです。

例)
He hit the ceiling when I broke his laptop.
彼のパソコンを壊したら彼は激怒した。

このHit the ceilingは、怒るという意味のフレーズです。このようなネイティブが使うフレーズを仕入れておくとより流暢にかつナチュラルにスピーキングを話すことができます。一番手っ取り早いスピーキングテストは、カランメソッドという方式で発音矯正と英語のフレーズを覚えてしまうことです。
カランメソッドが学べるオーストラリアの学校は、「JET ENGLISH COLLEGE」で、多くのオーストラリア正看護師取得者が、この学校でスピーキング力を伸ばしています。

自習したいという方には、スピーキング専用の教材を使って単語を暗記していくのが良いでしょう。これも単語集を使うのは効率が悪いので、スピーキングのサンプルスクリプトなどから自分が使いたい表現をストックする学習法がおすすめです。


Collins Speaking for Ielts

3.IELTS7.0レベル以上-ライティング向けトピック別の英単語力強化・リーディング向け上級アカデミックワードの習得

7.0以上を安定して取るためには、さらにボキャブラリー力を強化する必要があります。特にライティングにおいては、トピックごとに使われる単語のバラエティーを増やさなければなりません。例えば、環境問題であれば、Greenhouse gas, global warming, emission, carbon dioxide, deforestationなどが適切に使えることが
7.0Overの前提です。また、同時にリーディング向けに英検1級レベルの難解なボキャブラリーを強化しておくとよいでしょう。

おすすめ参考書

IELTS必須英単語4400


Cambridge Vocabulary for IELTS Book with Answers and Audio CD

さいごに

IELTSでも英単語の勉強は避けられないという話で、肩を落とした看護師の皆さんが多いのではないでしょうか。ただ、オーストラリアの正看護師として大学編入するにも、また正看護師として働くのにも英単語力はあるにこしたことはありません。将来のためにも、どうしても時間がかかってしまうボキャブラリー対策を早いうちからスタートしましょう。留学する前であっても、英単語は覚えていくことができますので是非トライしてみて下さい。

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