オーストラリアのICUで実習してみた

Hi there! How are ya? (こんにちは、元気?; オーストラリアでよく聞くカジュアルな挨拶です)

男の人たちの間ではよくG’day mate!も聞きます。(俗にいうAussie slang)

さて、今回は私の看護実習場所だった、オーストラリアのICU (Intensive Care Unit; 集中治療室)について少しお話しできたらなと思います。

私は日本でICUの経験はないので、日本のことはよくわかりませんが、ICUというと。。。

重症の患者さんばかりで、たくさんの医療器具や薬品に囲まれてとても大変なイメージ
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まさにこんな感じなのです。が、そんな環境の中でも私なりに感じた、オーストラリアのICUの環境や、nursing(看護)のやりがいやおもしろさを今回はいくつか紹介したいと思います。

1on1Nursing (1対1看護)

ICUでは重症の患者が多いので、一人の看護師は一人の患者のみ受け持ちます。

(HDU; High Dependency Unit; 重症ケアユニットでは看護師1人に対して2人の患者)。

必要な看護や処置、検査 (毎時間のバイタルサイン、必要に応じた血液検査など)も多いですが、1人の患者のケアに集中できるのでより細やかな看護が実践できます。
その他、ICU専属の医師や理学療法士など、ICUに精通したスタッフチームで協力し合って患者さん一人ひとりに合ったbeast outcome(最良の結果)を目指して日々励んでいます。

看護師の判断による薬の流量調整や人工呼吸器設定

ICUでは多くの患者が輸液ポンプによるsedative drugs (鎮静剤)によって鎮痛。鎮静された状態にありますが、オーストラリアのICU看護師は医師から薬の処方を受けたのち、医師の指示なく看護師の判断で薬剤の流量を調節できます

例えば、痛みや不快感を伴う処置や検査、リハビリの前後やその時々の患者の状態に応じて鎮静剤の流量を増減し、患者の身体的/精神的負担を少しでも軽減できるよう心がけます。

他には、あっ患者さんの血圧が上がった!と鎮静剤の流量を増量。といった具合です。

※くも膜下出血の患者さんは高すぎる血圧は再出血の危険が高まり、また逆に低いと脳に十分な酸素が行き渡らないため、慎重な血圧管理が求められます。

もちろん必要に応じて医師とも密にコミュニケーションを取りますが、一人ひとりの患者にあった鎮静状態の判断は看護師に任されています

(こちらの看護師はとても発言力もあり、患者さんの状態がこうこうなのでこうしますか?と言った具合にどんどん医師に提案もします)

また多くの患者さんが人工呼吸器による換気調節下にありますが、この人工呼吸器の呼吸数や酸素量調節も看護師が主に担っています!

例えば、患者の血中酸素や二酸化炭素量に応じた換気量や呼吸数の調節を看護師が行っています

オーストラリアのICU看護

なんといっても一番の特徴は看護師の判断の多さと責任でしょうか。

より幅広く深い知識も求められますが、何より自分が治療チームの一員として患者の管理に関わっているというやりがいは大きいと思います

患者さんの一番近くににいるからこそ気づき、出来る看護がここにはあるのかなと感じた実習の日々でした。

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