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Q. 大学の入学前に語学留学すべきですか?

海外正看護師資格取得を目指す際に、多くの国で看護学部の学士を求められます。日本で大学入学レベルの英語力をみつけてから渡航するべきか、まずは語学留学で渡航し、そのまま大学へ入学するプランにするのか、悩まれる方が多くいらっしゃります。今回はタイプ別におすすめのパターンをご紹介しながら、お答えさせていただいています。

高校留学や海外の高等教育を受けていた方のパターン


語学留学を通さなくても、海外の大学に直接入学できる可能性が高いのが、過去に英語圏で高校留学(卒業まで)や海外専門・短大以上の高等教育を修了されている方となります。海外の正規課程と呼ばれる教育機関で勉強をされていた方は、大学の授業で求められる英語コミュニケーション能力やアカデミック英語スキルを既に身につけている可能性が高いといえます。日本で、海外の大学進学に必要な英語テストスコアを満たし、直接大学へ入学するプランが現実的でしょう。日本で仕事をしながらだとテスト勉強に集中できない、地方に住んでいて英語の試験を受けるために移動が大変といった悩みがある方は、こちらに該当する方であっても語学留学をし、短期間での英語テスト合格を目指すのも視野に入ります。


海外経験が浅い、または初めての挑戦の方のパターン


これまでワーキングホリデーや1ヶ月のホームステイ、短期留学、フィリピン短期留学などの経験はあるものの、海外の正規課程(高校や大学など)における就学経験のない方は、ぜひ語学留学から大学進学や編入に挑戦することをおすすめします。また、看護留学が初めての海外という方も語学留学からスタートすべきです。これは、英語の学習経験が少ないという理由だけではありません。英語の勉強・独学が得意な方であれば、日本で大学に入学するレベルの英語力習得を目指すことは難しくはありません。しかし、看護師として忙しい職場で勉学と両立するのは難しく、日本語を職場で使う以上、英語をみにつける環境として効率が良いとは言えません。一般的に日本で英語の学習を進めるよりも、英語圏で英語を学ぶ方が“使える英語”が迅速に身につくと言われています。海外生活の中で触れる英単語や日常での英会話経験が英語コミュニケーション能力を培ってくれるからです。

海外の大学を卒業するためには、大量のアサインメント(レポート形式の宿題)や英語プレゼンテーションをこなす必要がある他、英語環境で病院実習を行わければいけません。どれも英語の勉強ではなく、英語を使って知識を身につけた証明をする必要があります。大学に通っている間は英語の勉強というよりも、英語で看護の知識を習得する期間となります。海外の語学学校では、基礎英語力を身につける一般英語コースだけではなく、大学や高等教育機関に進学する人向けのアカデミック英語:English for Academic Purposes(EAP)が開講されています。大学に入る前に、レポートの書き方、プレゼンテーションの仕方、アカデミック英語の習得をEAPコースで学ぶことが大切です。


日本でできる準備はしっかりやる、に尽きます


語学留学にいけばとりあえず何とかなるというわけではありません。英語力が初歩のうちは、英文法や英単語の勉強といった日本で自習することも可能です。日本で出来る限り英語の基礎力を高めておけばおくほど、語学留学の効果を高められます。語学留学の期間を短くすればするほど、正看護師資格取得までに必要となってくる費用を節約することができます。

英語の勉強法については以下をご参照ください。

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